商品の紹介

生産者について

ルーロ ROULOT

洗練された味わいで愛好家を虜にする、ムルソーを代表するドメーヌ

ドメーヌ・ルーロは1830年から続く歴史あるムルソーの造り手。シルキーでキメの細かい質感と洗練された味わい、そして非常に長い余韻が、ドメーヌ・ルーロのワインの特徴です。現当主のジャン・マルク・ルーロ氏曰く、「ここのテロワールには肉厚なムルソーじゃなく、スタイリッシュでエレガンスのあるムルソーが1番向いていたんだ。」と語っています。

醸造は非常に慎重に行われ、ジャン・マルク氏が特に気を付けていることは、浸漬時にあまり撹拌しないこと。ムルソーの他の生産者では果皮からの成分をよく抽出し、リッチで豊かな風味を引き出すために十分に撹拌されますが、ルーロでは「豊潤さを得る代わりに、純粋さを失ってしまう」との考えの下、静かな抽出を心がけています。新樽比率は10～30％と抑えめで、新樽と旧樽を上手に使い分け、1年以上という長い瓶内熟成を経てからやっとリリース。香り高く、雑味のない上品な味わいを生み出しています。

「僕は世界中の誰よりも僕のワインの1番のファンで、このテロワールを愛しているんだ。テロワールって単語は土壌や微気候だけに捉えられがちだけど、そこに関わっている人も全て含めて"テロワール"と言いたい。」と語るジャン・マルク氏。そんな彼は近年、ドメーヌとしてのワイン造りに飽き足らずネゴシアンとしてのワイン造りもスタートしています。

2014年からは新たなプロジェクトとして、ドメーヌ・ルーロには無かったラインナップを加えてワインをリリース。信頼のおける栽培家が手掛け、厳しく選別されたブドウのみを使用し、醸造から熟成、瓶詰めまで、全ての工程はドメーヌものとなんら変わらないという、こだわり抜かれたワイン造りが行われています。

生産地について

フランス ブルゴーニュ

世界的に有名な高級ワイン産地

フランス銘醸地として名高いブルゴーニュですが、フランス北東部にあり、最北端は辛口白ワインの代名詞シャブリ地区、そして特級ワインをはじめワインラヴァー垂涎のワインを生み出す、黄金の丘と呼ばれるコート・ドール、南はボージョレー地区に至る北緯46度から48度の間に位置します。ボージョレー地区以外の赤ワインは主にピノ・ノワール、白ワインはシャルドネの単一ブドウ品種から造られ、厳しい法律(原産地統制名称)によって細分化された産地や畑、造り手の個性を感じる味わいを堪能することが醍醐味となっています。