BOURGOGNE CHARDONNAY
01
2017 750ml[Full]
3,300 Yen (3,630 Yen (Tax included))
33 Points!
フランス、ひいては世界の中でも、最上級の産地として挙げられるのは、やはりブルゴーニュ。 中でも、ピュリニー・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェと並び、世界中に名を馳せるのがムルソーであり、その美しい輝きは"金の一雫"とも例えられる、ブルゴーニュ3大白ワインの一つです。 ムルソーと言えば、コシュ・デュリやコント・ラフォンが世界的に有名ですが、 フランス国内で評価が高いドメーヌがマトロです。 ドメーヌ・マトロの歴史は、1914年ジョセフ・マトロ氏が、妻マーガレットの家が所有していたムルソーの畑でワイン造りをスタートさせたことに始まります。現在は、3代目であるティエリー氏と彼の妻パスカルがワイン造りを行っており、 ムルソーを本拠地として、総面積23haの畑を所有。トップキュヴェである、ムルソー・シャルムとピュリニー・モンラッシェ・レ・コンベットを筆頭に11ものプルミエ・クリュを手掛けています。 ヴィンテージの個性を最大限に表現するという理念のもと、ワイン造りに対する姿勢は堅実そのもの。土やブドウ樹の手入れなど畑での仕事に時間をかけ、化学肥料は最小限、収穫も全て手作業で行っています。特筆すべきは新樽の使い方。「シャルドネ本来のアロマを隠してしまう」との考えのもと、新樽は一部の銘柄に限っており、その比率も10~20%程度と限定し、ブドウの素直な味わいを大切に丁寧にワインを仕立てています。
マトロのワインは、最新ヴィンテージが完成しても、 すぐには出荷せず飲み頃を迎えたものから順にリリースされます。これこそがマトロのワインの醍醐味であり、飲み頃が難しいと言われるブルゴーニュにおいて 、「マトロのワインはいつ開けても外れがない」と多くのファンを虜にする所以と言えます。 また、マトロのワインの大半は、タイユヴァンをはじめとするフランスの老舗レストランや、超有名レストランへ直行。「いつ飲んでも美味しいワイン」を提供するこだわりが、美食家やレストラン関係者から厚い信頼を勝ち得ています。
マトロが造るワインの本領は、濃密でクリームのような滑らかさと豊かな果実味。さらに、新樽の使用が抑えられていることもあり、全体的に透明感を感じます。特にトップキュヴェのムルソーは、熟成を重ねるごとにクリーミーでボリューム感のある味わいへと変化する、まさにムルソーのあるべき姿ともいえるはっきりとした特徴を備えています。そのムルソーのスタイルを表現しつつ、もっと手軽に楽しんでもらいたいという思いから生まれたのが、こちらのブルゴーニュ・シャルドネ。樹齢30年前後のシャルドネを使用して造られた贅沢な1本です。 発酵はオーク樽でゆっくりと時間をかけて行い、味わいと香りに奥行きを持たせます。 また、熟成の際、新樽率は20%以下に抑え、果実味を最大限に生かした味わいを重視。さらに1年ほど澱と共に寝かせることで、ワインに旨味を与え、飲みごたえのあるテイストに仕上げています。 色合いは、輝きのある濃いめのイエロー。グレープフルーツやオレンジなどの柑橘系フルーツや、黄色い花のアロマ。豊かな果実味が口の中に広がり、綺麗なミネラル感と酸が全体を支えています。余韻には、ナッツやバターを思わせる樽由来のリッチなニュアンスを感じる、バランスの良い味わいが特徴です。 A.Cブルゴーニュ・ブランとは思えないクオリティでコストパフォーマンスも抜群。ブルゴーニュワインの上品さや芳醇さを手軽に味わってみたい方におすすめです。
※ 画像はイメージの為、実際の商品と若干異なる場合がございます。
CHARDONNAY
2020 TREND WINE
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