CH.LASSALLE
01
2011 750ml[Full]
3,600 Yen (3,960 Yen (Tax included))
36 Points!
Out of stock
スーパーセカンドの中でも『最も一級に近い』と賞賛される、シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ。ラス・カーズ、バルトン、ポワフェレという「レオヴィル」の名を持つ兄弟シャトーの一角であり、二級シャトーの中でも特に高値で取引される、ボルドーの名門中の名門です。サン・ジュリアン村の中でもポイヤック村との境目に位置し、シャトー・ラトゥールと隣接する好立地で造られるワインは、愛らしく親しみやすいサン・ジュリアンのスタイルよりも、厚みと逞しさのあるポイヤック的なスタイル。ボルドーワインらしいどっしりとした重厚感と高貴な雰囲気は「サン・ジュリアンの王」と称されています。 このレオヴィル・ラス・カーズを筆頭に、右岸のシャトー・ネナン、オー・メドックのシャトー・ポタンサックという有名シャトーを所有するワインビジネスの名門が「ドメーヌ・デュロン」。全てのシャトーにおいて、その土地のテロワールを表現し、熟成のポテンシャルがしっかりと感じられるワインという共通の理念をモットーに、伝統に基づいたワイン造りを行っています。
シャトー・ラサールは、そのドメーヌ・デュロンが所有するプティ・シャトー。実はこのシャトー・ラサール、1996年から2002年まで、ペトリュスのオーナーファミリーであるジャン・フランソワ・ムエックス氏のためのスペシャル・キュヴェとして造られていたという秘蔵のワインでした。その後の2002~2006年、シャトー・ポタンサックに一時的に統合されることとなり、ラサールの名前はいったん消滅。それゆえ、10年以上も一般市場ではほとんど販売はありませんでした。 ラサールが統合されていたポタンサックは、元々格付けのない無名シャトーでしたが、ドメーヌ・デュロンの手腕によりその品質が飛躍的に向上。今では「格付け5級に昇格されるべき」と称され、ロバート・パーカー氏をもってして 「熱心なボルドーの愛好家なら試さなければおかしいとさえ言える高品質なワインである。」と言わしめるほどの優良シャトーに成長しています。元々は格付けのない無名シャトーといえど、それほど人気が高まれば必然的に価格も上昇するもの。数年前まで、リリース直後は3,000円台であったポタンサックも、今や5,000円近くにまで高騰しているヴィンテージもあります。 そこでドメーヌ・デュロンは、自分たちのワインをより気軽に楽しんでもらおうと、このシャトー・ラサールを再びリリースすることを決定しました。2007年からシャトーの名を冠してリリースが再開され、 日本では、エノテカが独占輸入をする形で販売。 幻のシャトーであったがゆえに、広く名の知れたワインとは言えないものの、5,000円以下という価格でレオヴィル・ラス・カーズに通ずる名門の血筋を感じさせる、掘り出しもののボルドーワインです。
シャトー・ラサールの2008年ヴィンテージのアッサンブラージュは、メドックでは珍しくメルロ主体で、カベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランのブレンド。7年ほどの熟成を経ていますが、まだまだ「熟成ボルドー」というほどこなれておらず、フレッシュな果実感を中心としてよくまとまった仕上がり。 透き通ったエッジが美しく、ブルーベリーやイチジクを中心としたベリー系の香りがあります。口に含むと、香りと同じベリー系の明るい果実味がいっぱいに広がり、よく磨き上げられた、きめ細やかなタンニンが舌の上を滑っていきます。 そして、明るさを持ちつつ、 あくまでも凛とした印象を保ったまま、澄んだ果実味を感じるフィニッシュ。 すっと鼻を抜ける西洋杉やシナモンの香りと、最後まで緩まない緻密な構成が、由緒正しいワインならではの奥深さを感じさせてくれます。 存在感のある果実と凝縮した旨みがある、端正なバランスを持つワイン。高貴な雰囲気を持ちながらも、もう一口、もう1杯と飲み進めてしまうような親しみやすさも備えており、ドメーヌ・デュロンのワインのクオリティを堪能できる味わいです。
BEST BUY BORDEAUX WINE
MERLOT
PAGE TOP