POMEROL RESERVE SELECTED BY CHRISTIAN MOUEIX
01
2011 750ml[Full]
3,600 Yen (3,960 Yen (Tax included))
36 Points!
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ジャン・ピエール・ムエックス社(J.P.M社)は1937年、ジャン・ピエール・ムエックス氏によって設立されたボルドー右岸のワイン商です。 世界最高峰のプレミアムワイン、ペトリュスをはじめ数々のワインを育て上げた実績を持ち、ボルドーワインを語る上で欠かせない存在として世界で認められています。 創業者の息子であるクリスチャン・ムエックス氏はワインを取り扱うだけではなく、ワインメイキングにおいてもその手腕を発揮。ボルドーはもちろんのこと、今ではカリフォルニアにもワイナリーを設立し、プレミアム級のワインを世に送り出しています。2008年にはデキャンター誌の「マン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた、現代ワイン界の伝説的人物です。 このポムロル・レゼルヴは、そのクリスチャン・ムエックス氏が自らエノテカのためにセレクトしたキュヴェ。「レ・ロゾー サンテミリオン」と対となって、右岸ボルドーのスタイルを表現したシリーズです。買い付けたブドウで造ったワインとともに、J.P.M社が所有する数々の優良シャトーのワインも一部使用。実際に、この2011年ヴィンテージのポムロル・レゼルヴにも、シャトー・トロタノワ、ラフルール、ラフルール・ペトリュスといった錚々たるシャトーのブドウがなんと5~10%もブレンドされています。クリスチャン・ムエックス氏によれば、これらのシャトーのワインがブレンドされることで、「Sparkle=輝きが加わる」と言います。これこそが、ポムロル・レゼルヴが単なるジェネリック・ワイン(複数のシャトーから買い集めたブドウで造るシャトー名を名乗らないワイン)とは一線を画す理由。クリスチャン氏のボルドーにおける信頼とコネクション、そして妥協を許さない品質水準が存分に生かされたワインなのです。
ボルドー右岸、サン・テミリオンの北西に位置するポムロル。中世にはサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の中継地であり、現在でもペトリュス(聖ペテロ)、ラ・クロワ(十字架)などキリスト教にまつわる名の付くシャトーが多く残っています。 ポムロルで造られるのは、メルロとカベルネ・フランの栽培に最適な砂利、砂、粘土が複雑に入り混じる多様なテロワールを活かした、柔らかく女性的なスタイルのワイン。ペトリュスやル・パンなど、アペラシオンの面積は小さくとも、ボルドーを代表する偉大なシャトーがひしめき合う、魅惑のエリアです。
メルロを主体として仕立てられるポムロル・レゼルヴ。メルロは過熟しすぎると、味わいに奥行きがなく、平坦な味わいになってしまいます、また過度な抽出を行うと、厚ぼったい野暮な印象に。しかしクリスチャン氏が目指すのは、そんな印象とは反対のバランスを大切にした、美しい色合いのエレガントなワイン。 外観は明るいルビー色で、透明感のある色合いから連想されるとおり、可憐で瑞々しい香りが広がります。まず感じるのは、まっすぐなスミレの香り、続いて、ラズベリー、フランボワーズ、チェリーなどの赤系果実、さらにほんのりバニラのような優しい樽香が広がります。タンニンは丸く、舌を包むようなしっとりと上品な口当たり。誰にでも親しみやすくオープンな魅力を持っています。そしてぜひおすすめしたいのがケースでご購入いただき、数年のエイジングを楽しむこと。シャトーワインでないからといって早飲みタイプとは限りません。しっかり熟成ポテンシャルを備えていますので、経年による変化もお楽しみいただけます。 しかし、大変残念なことにこのポムロル・レゼルヴは惜しまれつつも現ヴィンテージで生産に終止符を打つことになりました。大きな理由としては、2012年以降ボルドーでブドウの生産量が大幅に減り、それによって満足のいくブドウが調達できなくなったことが挙げられます。「中途半端な品質のワインをリリースすることはできない」というクリスチャン氏の判断だったそうです。皆様にご紹介できるのも現在庫限りにつき、ぜひ今のうちに手に入れて、お手元で長くお楽しみください。
※ 画像はイメージの為、実際の商品と若干異なる場合がございます。
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