確かな実力を持つサン・テミリオンの格付けシャトー。
凝縮感と上品さを両立した見事なバランス。
メルロらしい複雑な香りが花開く、今が飲み頃の1本。
サン・テミリオン 特別級
シャトー・デステユーはサン・テミリオンでも一番標高の高い丘に位置するシャトー。
8haもの畑からは、ドルドーニュ川をはじめ、サン・テミリオン全体を見渡せます。
シャトー名の「デスティユー」はフランス語の”Des yeux”、つまり「目」から来ています。
現在はドリアック家がシャトーを所有しており、濃縮感とエレガンス、しっかりとした骨格を両立した、
高貴なテロワールの表現を目指してワインづくりを行っています。
コンサルタントは「空飛ぶワインメーカー」の異名を持つ、ミッシェル・ロラン氏が務めており、
凝縮感のある味わい深いワイン造りに定評があります。
ロバート・パーカー氏も「このアペラシオンで最も色に深みがあり、最も力強く、
濃厚なもののひとつである。ワインの大きさと筋肉質であることが偉大の定義であれば、
デスティユーはその最高位に近いワインである」と
述べています。
1995年は長期熟成ワインが多く生まれた、秀逸なヴィンテージです。
健全なブドウが非常に多く実りましたが、
高品質なブドウの選果を厳しく行ったため、ワインの生産量は少なめ。
完璧に成熟したメルロ、タンニンがしっかりカベルネ・ソーヴィニヨンが収穫されました。
外観は縁がオレンジがかった深いガーネット色。
熟したブラックカラントに、土、キノコの香りが絡む凝縮感があり複雑な香り。
口に含むと、果実味が前面に出たアタックで、なめらかなタンニンが後に続きます。
スパイス、動物の皮、鉄分の香りも感じ取れ、深みのある味わいです。
濃縮感とエレガンスが両立した、見事なバランスをお楽しみください。
※オールド・ヴィンテージ商品のため、経年によりボトルやラベルに汚れやキズなどがある
場合がございます。予めご了承ください。
※ 数量限定の販売につき売り切れの際はご容赦ください。
※ワインショップ・エノテカ各店ではお受付しておりません。
コルクにカビが生えているワインは保管の良い証
ワインの理想的な保管条件は温度が15℃前後、湿度が75%前後です。この条件はカビが発生しやすい状態で、ワインセラーで長期間保管していると、キャップシールの中、コルクの上部にカビがつくことが多くあります。もしコルクにカビがついていた場合はしっかり拭き取っていただければ問題はありませんのでご安心下さい。
ラベルの汚れはオールド・ヴィンテージならば避けられないもの
長く保管されればされるほど、外見は完全な状態ではなくなります。長期間理想的な状態で保管されていたワインの多くは、高い湿度によってラベルにシワやシミができます。
シャトーによっては、蔵出し直前にラベルを張り付ける場合があり、オールド・ヴィンテージのワインでも綺麗なラベルのワインもあります。シワ・シミがあるからといって、保管状態をご心配される必要はありません。
液面が下がっているのは、熟成の結果です
オールド・ヴィンテージのワインには、しばしば漏れた形跡が無いにも関わらず、ワインの量が目減する不思議な現象が起きます。これはコルクの絶妙な弾力性が関係しています。コルク栓で閉めたワインボトルは完全密閉ではなく、ワインは空気と触れ合っていることで、少しずつ科学変化が起き、ゆっくりと熟成していきます。
このような熟成中の変化を指して、ワインは呼吸していると表現されています。
飲む前は最低一週間はボトルを立てておきましょう
ワインは熟成の過程で、長い時間をかけて不溶性の沈殿物が発生します。これが澱(オリ)と呼ばれるものです。澱は元々ワインに溶け込んでいた自然の成分が固形化したものなのでお飲みいただいても問題はありません。しかし口当たりが悪く、強い渋味を感じるため、できるだけ飲みたくないものです。
そうは言っても配送や持ち運びによってボトルが振動すると、澱が舞ってボトル全体に浮遊しまいます。そこでオールド・ヴィンテージのワインを飲む前は、ボトルを立てて澱を瓶底にためるようにしましょう。
目安としては、一週間ほど立てて保管することをおすすめします。
コルクはゆっくり丁寧に抜きます
熟成を重ねると、コルクが柔らかく脆くなります。そのため若いワインのように勢いよく抜くのではなく、ゆっくりと丁寧に引き上げるように抜栓します。もしコルクが折れてボトルの中に落ちてしまったら、デキャンタに移して飲む方法がベストです。
ゆっくり丁寧にグラスに注ぎます
オールド・ヴィンテージのワインを飲む時は、勢いよく注がずに澱が舞いあがらないようにゆっくりと注ぎます。
そうすることで、最後までボトルの底に澱をためておくことができます。ためておいた澱は勿体ないですが、飲まずに捨ててしまいましょう。目安として瓶底1cm残しておくと良いとされています。
一本丸ごと味わいましょう
ボトルを立てておいたオールド・ヴィンテージのワインは、同じ1本でも上部と下部では味わいが異なります。
ボトルの下部ほど濃度が濃くなります。一本のワインで違った味わいを楽しみたい場合にはボトルから直接グラスに注ぎ、味を均一化するにはデキャンタに移すことをおすすめします。
シャトー・デスティユー
CH.DESTIEUX
1995
750ml[Full]
6,500 Yen (7,150 Yen (Tax included))
Quantity: