コストパフォーマンスに優れたお値打ちワイン。
オー・メドック地区の素晴らしいテロワールで優良シャトーが手掛ける、
柔らかい果実の完熟感が堪能できる、まろやかで深みのある味わい。
1824年から歴史を刻むシャトー・マレスカスは、
オー・メドック地区の優良シャトーとして高く評価されています。
マレスカスのブドウ畑があるのは、ボルドーの中でも特に名高い
マルゴーとサン・ジュリアンの間。ラマルクの街にほど近い丘の頂上に位置しており、
この辺りで最も上質な砂利と粘土質の深い土壌、水はけも良く、
ブドウにとって最高の条件の揃った素晴らしいテロワールを有しています。
約97ヘクタールの畑の面積のうち、半分以上はカベルネ・ソーヴィニヨン、
残りの30%にメルロ、10%にカベルネ・フラン。
1970年代の初め、畑の広範囲に渡ってブドウ樹の植え替えが行われたため、
樹齢は畑全体の平均で35年~45年程度。
フレッシュな果実味やイキイキとしたアロマが特徴のオー・メドック地区らしい、
クラシカルなスタイルのワインが造られています。
2003年は天候に恵まれ、完熟したブドウが収穫できた年。
春先から夏にかけて史上最高の平均気温を叩き出すほどの暑さでしたが、
秋の小雨が暑さのストレスを拭いました。
完熟したブドウから、豊富なタンニンと濃厚なアロマのワインが造られました。
甘く熟したラズベリー、ブラックベリー、プラムの香りに、
香ばしいトースト、コーヒー、バニラのニュアンス。
ヴェルヴェットのように豊かなタンニンが心地よく、
果実味を伴った長い余韻が続きます。
全体的に柔らかく、まろやかで深みのある味わいに仕上がっています。
果実の完熟感が堪能できる、オー・メドックのお値打ちワイン、
この機会にぜひお試しください。