LES GRIFFONS DE PICHON BARON
WA 91
01
2014 750ml[Full]
7,500 Yen (8,250 Yen (Tax included))
75 Points!
Out of stock
「メドックで最も荘厳」と称される、格付け第2級シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン。元々はシャトー・ロングヴィルという1つのシャトーでしたが、1850年相続により2つのシャトーに分割されます。女性が相続したピション・ラランドは品が良く女性的なスタイル、かたや男性が相続したピション・バロンは、筋肉質で力強い男性的なスタイルが特徴とされています。シャトーが分割された翌年には、2つのシャトーの間にはルネサンス様式のロマンティックな城が建てられ、シャトー・ロングヴィルの歴史を語る上で欠かせない象徴的存在となっています。 シャトー・ピション・ロングヴィル・バロンの畑は、大部分がメドック格付け第1級シャトー・ラトゥールの畑に隣接する素晴らしい場所に位置しているにも関わらず、1985年まではその真価を十分に発揮出来ない不遇の時代が続きました。しかし、1986年に現在のオーナーであるアクサ・ミレジム氏が所有してからは、シャトー・ランシュ・バージュの当主、ジャン・ミッシェル・カーズ氏を監督として招聘し、大規模な改革を施します。ポイヤックで初めて環境マネジメントシステム規格(EMS)の「ISO14001」を取得、減農薬栽培リュット・レゾネへの積極的な取り組みなどを推進することで、環境へ配慮するだけでなく、ワインの品質を高めることにも成功しています。このような数々の改革が実を結び、2000年以降2012年までの間には、ワインアドヴォケイト誌にて90点以上の高得点を12回も獲得するなど本来の高い評価を取り戻し、現在でもポイヤックを代表するシャトーの一つとしてその地位を不動のものとしています。
シャトー・ピション・ロングヴィル・バロンの畑は、シャトー・ラトゥールを筆頭に道の両側に有名シャトーが並ぶ、別名"シャトー街道"とも呼ばれているメドックでも屈指の場所に位置します。ジロンド川の真南に面している穏やかな海洋性気候で、表面部分には砂利や小石が多く含まれているため水はけが良く、下層部は鉄分を多く含んだ粘土質という、ポイヤックの典型的な条件が揃ったワイン造りに最適な土壌。畑の砂利は昼間は太陽熱によって暖められ、その熱をブドウの房に反射させますが、夜になると急激に気温が下がり、冷気によって一気に冷やされます。この寒暖の差がブドウに適度なストレスを与え、十分な糖と酸が備わるのです。 所有する70haの畑に植樹されているのは、カベルネ・ソーヴィニヨン62%、メルロ33%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド2%とポイヤックのシャトーらしい構成ですが、1ha当たりの植樹密度は9,000本と非常に高いのが特徴です。また、通常メドックのシャトーでは醸造工程での管理が容易なようにタンクの中で行うマロラクティック発酵を樽の中で行うことにより、厚みのある味わいとしっかりとした樽香を持つスタイルに仕上げることを可能にしています。
2012年シャトー・ピション・ロングヴィル・バロンが、より多くの方にファーストのエッセンスを楽しんでもらいたいという想いでリリースしたのが、こちらのセカンドワイン、レ・グリフォン・ド・シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン。そのことを示唆するかのように、エチケットにはファーストラベル同様「王家の象徴」とも言われている鷹の上半身とライオンの下半身を持つ伝説の生物、グリフォンが描かれています。 今までのセカンド、レ・トゥーレル・ド・ロングヴィルが、メルロを主体としたふくよかで肉付きの良いスタイルであったのに対し、レ・グリフォン・ド・ピション・バロンはファーストと同様カベルネ・ソーヴィニヨンを主体とした骨太な骨格をもつエネルギッシュなスタイル。ファーストと同じ畑から収穫される平均樹齢30~35年のブドウを使用しており、アッサンブラージュはカベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロが40%。新樽率60%にて、18ヶ月の熟成を経てリリースされます。今までのセカンドと比較すると、新樽率、熟成期間ともよりファーストに近付けた贅沢な造りが特徴。技術責任者のジャン・ルネ・マチニョン氏は、この新しいワインについて「しっかりしたフルボディで、エレガントな調和と長く続くフレッシュさと豊かな果実味が自慢。タンニンは細かく、シルキーでデリケートな仕上がり。」と語っています。 初リリースとなる2012年ヴィンテージは、ボルドー全体としては2009年に通じる豊かな果実味とバランスに秀でたヴィンテージ。グラスに注ぐと深みのある鮮やかな赤色。プラムやブラックベリー、カシスを思わせる黒系果実の力強いアロマが香り立ち、凛としたミントやスパイスのニュアンスが感じ られます。豊かなタンニンはまるでベルベットのように滑らかで、熟した果実の官能的な味わいと力強く厳格な骨格からは、ファーストのエッセンスを色濃く感じます。 今すぐでも愉しめることはもちろん、今後10年近く熟成のポテンシャルも併せ持つボルドーラヴァーには見逃せない1本。シャトー・ピション・ロングヴィル・バロンの荘厳なスタイルを見事に継承した新たなるセカンドワインを、初入荷の今、是非手に入れてください。
最新ヴィンテージが待望の入荷!
シャトー・ラトゥールに隣接するという絶好の立地を誇り、格付け1級シャトーに迫る品質でスーパーセカンドの一翼を担うシャトー・ピション・ロングヴィル・バロン。今回はそのセカンドラベル、レ・グリフォン・ド・ピション・バロンの最新ヴィンテージが入荷しました。2回目のリリースとなる2013年ヴィンテージは、ファーストのシャトー・ピション・ロングヴィル・バロンが「シャトー・ムートンと並んですべてのポイヤックの中で最高」(ロバート・パーカー氏)と称賛を受け、ジェームズ・サックリング氏からも90点という高評価を受けるヴィンテージです。今回の入荷は120本限り。是非この機会に注目のヴィンテージをお試しください。
近年劇的に品質が向上し、 今後さらなる飛躍が期待される名門シャトー。
シャトー・ピション・ロングヴィル・バロンの畑は、大部分がメドック格付け第1級シャトー・ラトゥールの畑に隣接する最高の立地。1985年まではその真価を十分に発揮出来ない不遇の時代が続きましたが、1986年に現在のオーナーであるアクサ・ミレジム氏が所有してからは、シャトー・ランシュ・バージュの当主、ジャン・ミッシェル・カーズ氏を監督として招聘し、大規模な改革を施します。ポイヤックで初めて環境マネジメントシステム規格(EMS)の「ISO14001」を取得、減農薬栽培リュット・レゾネへの積極的な取り組みなどを推進することで環境へ配慮するだけでなく、ワインの品質を高めることにも成功。このような数々の改革が実を結び、シャトー・ピション・ロングヴィル・バロンは本来の高い品質を取戻し、ポイヤックを代表するシャトーの一つとしてその地位を確固たるものとしたのです。
錚々たる格付けシャトーの畑がせめぎ合う、 ブドウ栽培に最適な偉大なテロワール。
シャトー・ピション・ロングヴィル・バロンの畑は、シャトー・ラトゥールを筆頭に道の両側に有名シャトーが並ぶ、別名"シャトー街道"とも呼ばれているメドックでも屈指の場所に位置します。ジロンド川の真南に面している穏やかな海洋性気候で、表面部分には砂利や小石が多く含まれているため水はけが良く、下層部は鉄分を多く含んだ粘土質という、ポイヤックの典型的な条件が揃ったワイン造りに最適な土壌。畑の砂利は昼間は太陽熱によって暖められ、その熱をブドウの房に反射させますが、夜になると急激に気温が下がり、ブドウは冷気によって一気に冷やされます。この寒暖の差がブドウに適度なストレスを与え、十分な糖と酸が備わるのです。 所有する70haの畑に植樹されているのは、カベルネ・ソーヴィニヨン62%、メルロ33%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド2%とポイヤックのシャトーらしい構成ですが、1ha当たりの植樹密度は9,000本と非常に高いのが特徴です。また、通常メドックのシャトーでは醸造工程での管理が容易なようにタンクの中で行うマロラクティック発酵を樽の中で行うことにより、厚みのある味わいとしっかりとした樽香を持つスタイルに仕上げることを可能にしています。
より贅沢な造りでシャトーのスタイルを 継承する、新たなるセカンドワイン。
シャトー・ピション・ロングヴィル・バロンがより多くの方にファーストのエッセンスを楽しんでもらいたいという想いで2012年に新たにリリースしたのが、こちらのセカンドワイン、レ・グリフォン・ド・シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン。そのことを示唆するかのように、エチケットにはファーストラベル同様「王家の象徴」とも言われている鷹の上半身とライオンの下半身を持つ伝説の生物、グリフォンが描かれています。 今までのセカンドラベル、レ・トゥーレル・ド・ロングヴィルが、メルロを主体としたふくよかで肉付きの良いスタイルであったのに対し、レ・グリフォン・ド・ピション・バロンはファーストと同様カベルネ・ソーヴィニヨンを主体とした骨太な骨格をもつエネルギッシュなスタイル。ファーストラベルと同じ畑から収穫される平均樹齢30~35年のブドウを使用し、カベルネ・ソーヴィニヨン55%にメルロ45%をブレンド。新樽率60%にて、18ヶ月の熟成を経てリリースされます。今までのセカンドと比較すると、新樽率、熟成期間ともによりファーストに近付けた贅沢な造りが特徴。技術責任者のジャン・ルネ・マティニョン氏は、この新しいワインについて「しっかりしたフルボディで、エレガントな調和と長く続くフレッシュさと豊かな果実味が自慢。タンニンは細かく、シルキーでデリケートな仕上がり。」と語っています。
果実の純粋さとフレッシュさ際立つ味わい。 生産者も納得の秀逸なヴィンテージ。
「2013年は、ピション・ロングヴィル・バロンにとって、開花期や初夏の冷涼で湿った天候など不安定な気候が記憶に残る年となりました。しかしながら、7~8月そして収穫期直前の温暖な天候によってブドウは見事に成熟。細心の注意を払い行ったキャノピー・マネージメントも功を奏し、収量は少ないながらも果実の純粋さとフレッシュさの際立つ見事な出来となっています。2013年は、逆境に打ち勝つことができた喜びがあるだけでなく、まさにシャトーの目指すべき姿勢が体現されたヴィンテージなのです。是非、この喜びをワインを味わうことで共有し驚いていただきたいと思っています。」(技術責任者 ジャン・ルネ・マティニョン) 味わいはブラックカラント、レッドチェリーなどの瑞々しい果実にラベンダーの上品な香りが融合。口当たりは優しいながらも、芯の通った酸に支えられた逞しい体躯を備えており、心地よい余韻へと飲み手を導きます。
PAUILLAC
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