CH.CALON SEGUR
01
2015 750ml[Full]
23,000 Yen (25,300 Yen (Tax included))
230 Points!
徹底した品質主義が成し得る、常に安定した高いクオリティ。
ボルドー、メドック格付け第3級、シャトー・カロン・セギュール。18世紀に、当時カロン・セギュールと共に、ラフィットやラトゥールを所有していたニコラ=アレクサンドル・ド・セギュール侯爵が「われラフィットをつくりしが、わが心カロンにあり」と、その思いをハートのラベルに込めたことはあまりにも有名。ラベルはハートが描かれた愛らしいデザインがながら、格付けシャトーの中で最もボルドーの伝統的ワイン造りを守り、堅実な造りを脈々と続けてきたとして、いつの時代も格付け以上の知名度と人気を誇っています。 カロン・セギュールが位置するサン・テステフの畑は、砂礫と鉄分の多い石灰質土壌が主体。この地はローマ時代から銘醸地として名を馳せていましたが、シャトーとしての評判を確立したのは、18世紀にセギュール侯爵がシャトーを所有する時代となってから。「品質のためにやるべきことは全てやる」という徹底敵な品質主義はシャトーの根底に根付き、20世紀になるとしばしば一級シャトーに匹敵するほどのワインを生産し、大きな成功を成し遂げます。 このようにカロン・セギュールは、「このシャトーほどの成果を挙げたシャトーは他にない」と言われるほどに常に安定した品質を守り続け、長期熟成に耐えうる確固たるクオリティにより世界中のワインラヴァーから信頼を寄せられてきたのです。
「サン・テステフのシャトー・マルゴー」と例えられる力強さと優美さ。
カロン・セギュールの伝統的なスタイルは、前オーナーのマダム・ガスクトン曰く「サン・テステフにおけるシャトー・マルゴー。」 しなやかで優美な中に芯の強さを秘めたワインと評されてきました。 所有する畑は、大西洋に流れるジロンド川の左岸に位置する約55ヘクタール。土壌は数メートルもの砂利で覆われているため水はけがよく、ローマ時代からブドウ栽培に非常に適した産地として名を馳せてきました。砂利の下は鉄分を多く含有する石灰岩となっており、この土壌で育つブドウは豊かで凝縮感あるタンニンが特徴。また、カロン・セギュールの畑は、格付けシャトーの中でも冷涼な場所に位置しており、気候由来の綺麗な酸を湛えたブドウが結実します。手摘みで丁寧に収穫されたブドウは、手作業にて選果されたのち、約18~20か月間の熟成を経てリリースされます。
長期熟成を経てこそ花開く、クラシカルなボルドースタイル。
近年のボルドーワインは、凝縮感を前面に押し出したモダンなスタイルに変更していくシャトーが増加。その中にあってカロン・セギュールは2007年シャトー・マルゴーからヴァンサン・ミレ氏を招聘するまで、長年愛されてきたクラシックなボルドースタイルを追求。愛らしいラベルとは裏腹に「長い熟成を経て花開く、典型的なボルドーワイン」であり、ボルドーの伝統を忠実に守った堅実な造りを脈々と続けてきたと評されています。 グラスに注ぐと、カシスやプラムなどの果実の香りやナッツ、バニラ、シナモンやクローヴなどのスパイスと、実に様々なニュアンスが時間の経過と共に顔を出します。口に含むと、濃く甘いタンニンが凝縮した果実味と共に口中に広がり、圧倒的な存在感を放ちます。また、冷涼な気候が生む豊かな酸が、どっしりと重くパワフルな味わいにフレッシュさとエレガントさを加え、長期熟成のポテンシャルを有するクラシカルなスタイルを確立しています。
2019年 エノテカのブライダルギフト
Saint Estephe
BACK VINTAGE BORDEAUX
PAGE TOP