スパークリングワインとは?講座
目次
01. スパークリングワインとは?
スパークリングワインには、炭酸ガスが含まれていますが、泡のない白ワインとスパークリングワインの造り方は、一体どのように違うのでしょうか。
実は白ワインも一般的なスパークリングワインも途中までは造り方は同じです。
具体的には、図の示す通り、まずどちらも「ブドウをつぶし」「皮や種を取り除き」「透明なジュース(果汁)を発酵させ」白ワインを造ります。
通常の白ワインは果汁を発酵させたら、熟成または瓶詰めなどして完成です。
しかし、スパークリングワインは違います。
スパークリングワインを造る場合、一度造った白ワインに糖分と酵母を加えて、もう一度発酵させるのです。
では、なぜ二回目の発酵をさせるのでしょうか。
その目的は、二回目の発酵で炭酸ガスをワインに溶け込ませるためです。
一回目の白ワインを造った際、二酸化炭素は空気中に逃がしていました。
しかし、二回目の発酵の際は、密閉して二酸化炭素を空気中に逃がさず、ワインに溶け込ませていくのです。
この溶け込んだ二酸化炭素がスパークリングワインの泡の正体です。
つまり、一回目の発酵と二回目の発酵の違いは、ワインにガス(泡)を溶け込ませるかどうかとなります。
そして、この二回目の発酵方法は大きく二つあります。次回から順番に二つの造り方についてご紹介します。
・主なスパークリングワインは二回発酵させて造る
・スパークリングワインの二回目の発酵時には泡(炭酸ガス)を溶け込ませている
・スパークリングワインの代表的な造り方は二つある
ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。
妊娠中及び授乳中の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。
ほどよく、楽しく、良いお酒。のんだあとはリサイクル。