スパークリングワインとは?講座


スパークリングワインの造り方

スパークリングワインには、炭酸ガスが含まれていますが、泡のない白ワインとスパークリングワインの造り方は、一体どのように違うのでしょうか。

実は白ワインも一般的なスパークリングワインも途中までは造り方は同じです。


具体的には、図の示す通り、まずどちらも「ブドウをつぶし」「皮や種を取り除き」「透明なジュース(果汁)を発酵させ」白ワインを造ります。

スパークリングワインの造り方

通常の白ワインは果汁を発酵させたら、熟成または瓶詰めなどして完成です。


しかし、スパークリングワインは違います。

スパークリングワインを造る場合、一度造った白ワインに糖分と酵母を加えて、もう一度発酵させるのです。

スパークリングワインの造り方 ※二次発酵に注目

では、なぜ二回目の発酵をさせるのでしょうか。


その目的は、二回目の発酵で炭酸ガスをワインに溶け込ませるためです。


一回目の白ワインを造った際、二酸化炭素は空気中に逃がしていました。

しかし、二回目の発酵の際は、密閉して二酸化炭素を空気中に逃がさず、ワインに溶け込ませていくのです。


この溶け込んだ二酸化炭素がスパークリングワインの泡の正体です。

つまり、一回目の発酵と二回目の発酵の違いは、ワインにガス(泡)を溶け込ませるかどうかとなります。


そして、この二回目の発酵方法は大きく二つあります。次回から順番に二つの造り方についてご紹介します。

まとめ

・主なスパークリングワインは二回発酵させて造る


・スパークリングワインの二回目の発酵時には泡(炭酸ガス)を溶け込ませている


・スパークリングワインの代表的な造り方は二つある

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