国内外で幅広いお客様に支持される早野さんは、25年以上にわたり延べ2万5千人以上の施術を手がけてきました。その手によって、多くの方が心と身体の不調から解放されてきたと言います。

早野さんに美の哲学を伺うと、一つの言葉が返ってきました。それが「アーティザナル（artisanale）＝手作りの、職人の」。手仕事こそが、真の美しさを育むと考えています。

「美と健康は、薬を一錠、注射を1本といった人任せだけでは実現できません。私は時々お客様のことを“作品”と表現します。そのくらい、お客様自らの意思で、手をかけ、時間をかけてお手入れをすることが大切だと思っています。生きている方すべてが芸術作品のようにかけがえのないものですから。」

まさに手塩にかけて育て上げる“作品”は、ルイ・ロデレールが手仕事にこだわってブドウを栽培し、シャンパーニュを造り上げる哲学と共鳴します。

「丁寧に磨き抜かれた手仕事でなければ、良いものは生まれません。手をかける側の志や生き方も作品に表れます。ルイ・ロデレールの造り手たちの姿勢にも、同じ“アーティザナル”の精神を感じます。」

ワインスクールに通った経験があるほど、ワイン好きである早野さんにとってルイ・ロデレールの『クリスタル』は特別なときに欠かせないシャンパーニュです。

「仕事で一区切りついたときや、何かを達成したときに、ご褒美として『クリスタル』をいただきます。口にした瞬間、何層にも重なる複雑な味わいを感じます。その一口一口に、職人の技と時間、そして自分の歩んできた道のりが重なり、深い感動に包まれるのです。

また、新しいことにチャレンジするときにも『クリスタル』を飲みます。味わうたび、心が励まされ、前に進む勇気が湧いてくるように感じるからです。『また飲めるように頑張ろう！』というモチベーションにもなっています。『クリスタル』は私にとっていつまでも特別な存在です。」

すべてをマッサージのために生きているという早野さんにとって、『クリスタル』は努力の先にあるご褒美であり、人生の節目を彩る特別な一杯。大切な瞬間に心を満たし、前に進む力を与えてくれるそうです。

早野さんが『クリスタル』に特別な思いを抱く背景には、いくつかの忘れられない思い出があります。

「『クリスタル』との最初の出合いは、お客様のお嬢様の体調がすぐれなかったときに施術を行い、そのお礼として贈っていただいたときのことです。『娘は私にとってダイヤのようなものなの。そんな娘を救ってくれてありがとう』との言葉とともに、『クリスタル』をいただきました。

お嬢様は深刻な心身の不調を抱えていたため、贈っていただいたときにはまだ口にできませんでしたが、回復の兆しが見え始めた頃、初めて味わうことができました。その瞬間の感動は、今でも鮮明に心に残っています。」

ご自身のお仕事と『クリスタル』との思い出が深く心に刻まれている早野さん。さらに、忘れられない出来事があるといいます。

「ある客様から施術のお礼にと、『クリスタル』をいただいたとき、こんな言葉をかけてくださいました。

『實希子の施術はクリスタルと似ている。クリスタルを飲むと心と身体が満たされ、澄み渡るような気持ちになる。ネガティブなものがクリアされ、頑張ろうと思える。それがあなたの施術と同じ感覚なの』と。

自分の仕事と『クリスタル』を並べて評価していただけたのは、私にとって最高の賛辞であり、今も心に刻まれている宝物です」

お客様の心と身体に丁寧に向き合う早野さんの“手仕事”は、『クリスタル』のように温かさと前向きな力を届けています。