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ワインショップ・エノテカ成城学園前店
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青木麗
こんにちは!
成城学園前店の青木です。
本日は、7月前半のスペシャルテイスティングメニューをご案内させていただきます。
プレミアムワインをグラスでお楽しみいただけるこの機会を、ぜひお見逃しなく!
■.7月1日(月)~5日(金)
『イングルヌック カベルネ・ソーヴィニヨン&ブランカノ―2グラスセット』
イングルヌックは、ナパ・ヴァレーのラザフォードに位置し、創業は1879年というナパ随一の長い歴史を持つワイナリーです。
創業者グスタフ・ニーバム氏の「ヨーロッパのシャトーに匹敵する、アメリカのワイナリーを設立する」という志のもと造られたワインは創業当時から高い品質を誇り、ワイン評論家ジェームズ・サックリング氏が選ぶ「20世紀で最も偉大な12本のワイン」に選出されるなど、イングルヌックは世界的評価を獲得するアメリカのワイナリーの先駆者的存在です。
一度はワイナリー売却など苦難の時代もありましたが、映画監督フランシス・フォード・コッポラ氏がワイナリーを購入後、2011年に商標権を取り戻したことで完全復活。
現在はボルドーを彷彿とさせるエレガントでフィネス溢れるスタイルのワインを生み出し、世界中のワインラヴァーを魅了し続けています。
今回、そのイングルヌックから赤と白、2種類のワインをご用意いたしました!
▼.Tasting Item
2020年 イングルヌック・カベルネ・ソーヴィニヨン / イングルヌック
こちらのワインは、元々「カスク・カベルネ・ソーヴィニヨン」という名でリリースされており、創設者であるグスタフ・ニーバム氏がボルドーから持ち帰ったブドウ樹から、当時の当主ジョン・ダニエル・ジュニアが造った歴史的に有名な「1941年ヴィンテージ」のオマージュとして造られました。
トップ・キュヴェであるルビコンに使用される厳選された区画の最上のブドウのうち、ルビコンに使用されなかったブドウがこちらのキュヴェに使用される事から、ルビコンのセカンドワインのような存在の一本です。
ナパらしい豊かな黒系果実と樽由来のアロマに、滑らかなタンニンとしなやかな酸が特徴的な逸品です。
2021年 イングルヌック・ブランカノ― / イングルヌック
こちらは、1999年が初リリースのフランス・ローヌ地方のスタイルで造られる、リッチでクリーミーなテクスチャーが魅力の白ワインです。
ブランカノ―は、フランス語で「白い水」を意味し、自社畑のヴィオニエ、ルーサンヌ、マルサンヌを使用し極少量のみ生産。
白ワインではシャルドネがほとんどを占めるナパでは珍しいワインを、ぜひお試しください!
■.7月5日(金)~7日(日)
『ソライア 2014年スペシャルテイスティング』
ソライアは、14世紀創業という長い歴史を持ち、イタリアワインの伝統と歴史を牽引してきた名門、アンティノリが手掛けるスーパータスカンです。
ソライアの始まりは、1971年にリリースされたフラッグシップキュヴェ、ティニャネロの世界的大ヒットにあります。
ティニャネロの成功によりサンジョヴェーゼとカベルネ・ソーヴィニヨンの好相性が証明され「ではその比率を逆にしたらどうか?」という造り手の遊び心から生まれました。
ティニャネロのセパージュはサンジョヴェーゼが7割、カベルネ・ソーヴィニヨンが2割であるのに対し、ソライアはカベルネ・ソーヴィニヨンが7割、サンジョヴェーゼが2割で構成されています。
そのような遊び心から生み出されたソライアは、2008年にはワイン・スペクテータ―でイタリアワイン初の世界第一位を獲得するなど、伝説的スーパータスカンの座に君臨し続けています。
「照りつける太陽」という名に相応しく、ボルドーワインにも引けを取らないエレガンスと力強さで飲む人を魅了してやみません。
▼.Tasting Item
2014年 ソライア / テヌータ・ティニャネロ (アンティノリ)
ブラックベリーや黒スグリなどのアロマに、シナモンやミント、バルサミコのニュアンスなど華やかで官能的なアロマが溢れます。
果実の旨味とサンジョヴェーゼ由来の溌剌とした酸が見事に調和し、滑らかなタンニンに長い余韻が上品なフィニッシュをもたらします。
イタリアワインを語る上では欠かせない存在であるソライア、ぜひお試しください!
■.7月8日(月)~12日(金)
『ポデーリ・アルド・コンテルノ バローロ・ブッシア&シャルドネ・ブッシアドール 2グラスセット』
ポデーリ・アルド・コンテルノは伝統派バローロの名門、ジャコモ・コンテルノの5代目アルド氏が設立したワイナリーで、「イタリア全土、おそらく世界中でも、最も印象的なワイナリーのひとつ」とジェームズ・サックリングにおいても絶賛されています。
トップ・キュヴェであるバローロ・ブッシア・リゼルヴァ グランブッシアの2008年ヴィンテージがジェームズ・サックリング「2016年 トップ・イタリアワイン」にて1位を獲得するなど、国内外からも高い評価を受けています。
伝統的な手法とモダンな手法を組み合わせて生み出されるバローロは、伝統派バローロらしい「力強く骨格のしっかりした」味わいながらも、モダン派バローロの「奥深い果実味」も兼ね備えてた味わいであり、愛好家からの注目を集めてやみません。
今回、そのポデーリ・アルド・コンテルノからバローロとシャルドネの赤白セットをご用意いたしました!
▼.Tasting Item
2020年 バローロ・ブッシア / ポデーリ・アルド・コンテルノ
こちらは彼らの拠点であるモンフォルテ・ダルバ村、ブッシアの複数の区画のブドウをブレンドして造られるスタンダード・バローロです。
平均樹齢35年、最低15年以上の樹齢のブドウから生み出されるバローロは、リッチさと洗練された味わいを兼備した調和の取れた味わいです。
2021年 シャルドネ・ブッシアドール / ポデーリ・アルド・コンテルノ
こちらは「ブッシアの黄金」と名付けられた、ブッシアの複数の畑から低収量にこだわって造られるポデーリ・アルド・コンテルノの唯一の白ワインです。
生産量は7800本と非常に少なく、優れた骨格とボディを持ち合わせた、長期熟成のポテンシャルも秘めた逸品です。
■.7月12日(金)~14日(日)
『ブノワ・シュヴァリエ ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ボーモン』
ドメーヌ・ブノワ・シュヴァリエは、2018年にヴォーヌ・ロマネ村を拠点に立ち上げられた、新進気鋭のドメーヌ。
ワイナリーとしての歴史はまだ浅いのですが、彼らの2019年ヴィンテージが2021年に開催された第33回「ヤング・タレント・トロフィー」 (ブラインドテイスティングによって地区ごとの最優秀醸造家を選出する、ブルゴーニュの醸造家にとって新人賞ともいえる賞)をコート・ド・ニュイ部門で見事受賞するなど、今後更なる注目が期待されるワイナリーです。
「ドメーヌのモットーは、テロワールとヴィンテージの表現を探求すること」というブノワ氏は、常に最高の状態の樹々・ブドウから高度なワインを造ることを追い求めています。
今回、その彼らの想いが込められたトップ・キュヴェ、一級畑レ・ボーモンをご用意いたしました!
▼.Tasting Item
2021年 ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・ボーモン / ドメーヌ・ブノワ・シュヴァリエ
こちらは、南側にはオー・ブリュレを挟んで特級畑リシュブールが、北川にはエシェゾーが広がるという好立地の畑から生まれるキュヴェ。
ワイン評価誌デキャンタにてこちらのワインの2020年ヴィンテージが「印象的な凝縮感を持つ、素晴らしいワイン」と絶賛され96点という高得点を獲得するなど、目覚ましい評価を受けています。
ブノワ氏が「もし、私たちがひとつのワインしか造れないとしたら、このワインだ」と語る逸品を、どうぞお試しください!
どちらのイベントも、満員となり次第終了となりますので、お早目のご予約がおすすめです。
成城学園前店スタッフ一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております!
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