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ワインショップ・エノテカ東京駅グランスタ丸の内店

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東京駅グランスタ丸の内店のブログ

ワイナリー訪問記7【カステッロ・デッラ・サラ】

坂本 佳幸

2025.09.19
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グランスタ丸の内店の坂本です。

今回は冒険心をくすぐる城の内部へ、皆さまをご案内いたします!


城に一歩足を踏み入れると、何とも芳しいフラワリーな香り。

中庭にジャスミンやバラが壁を彩り、スペアミント、バジル、レモンが栽培されています。


まるでお伽話の童話の世界に入ったようなファンタジーな空間がそこに広がっていました。


城の内部、壁にジャスミンが咲き乱れている
お花の香りでいっぱいの城の中

驚くことに今回の宿泊場所はこちらです。

ヨーロッパの古城に宿泊しました!と言えるのはなかなか珍しいのではないでしょうか。


部屋にスーツケースを預けに行きましたが、エレベーターはありませんでした・・・。

まあ、当然ですよね。

ディナーの会場
どこを切り取っても絵になります。

少し歴史の話を

カステッロ・デッラ・サラは、1300年代からこのオルヴィエートの地を統一してきたモナルデスキー家 によって建てられました。

相続争いが多かったモナルデスキー家は、親族間の仲が悪化したことで、4つに分裂。 

それぞれの家紋に動物が使用されており、イヌ、ワシ、ヘビ、シカ がモチーフ。

時が経ち、 ヴィペラ (ヘビの家)とチェルヴァロ(シカの家)が結婚したことにより、現在のCASTELLO DELLA SALAの家紋となりました。


血塗られた争いから生まれた背景を持つ、歴史深いワイナリーです。

ヴィペラが亡くなった後、デッラ・サラ城は教会に寄付されたり、政府が持ち主になるなどを経て、

 1940 年にアンティノリが購入してから、ワイン造りがスタートしました。

ブラミート・デッラ・サラ 2023


柑橘類やパイン、生クリームやバターのニュアンス。 ジューシーで瑞々しい果実感はありながらも後からコクを感じることができるワイン。 酸味も秀逸で、ウンブリアの土壌ならではのミネラル感と 気候がしっかりと味わいに反映されている。 「ブラミート」は鹿の鳴き声という意味。 鹿の家紋を思わせるラベルデザインになっており、歴史を感じます。

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坂本 佳幸

資格

JSA呼称資格 ソムリエ、WSET Certified Level3 Award in Wines

好きなワインタイプ

繊細、ブル・ピノタイプ、ブル・シャルタイプ、白ワイン、ピノ・ノワール、シャルドネ、フランス ブルゴーニュ、ドイツ

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