多彩な経歴の女性醸造家がNZ屈指の銘醸地を表現する造り手。

若き女性醸造家フィオナ・ターナ女史が2006年に立ち上げたブランドがティンポット・ハット・ワインズです。フィオナ女史は1995年から豪州やUSAにてワイン造りを勉強。様々なコンサルタント業務にも携わりました。国外では90年代にイギリスにてワイン営業にも関与。2005年から夫であるヘイミッシュ氏とワイン造りに着手し、2006年には念願の自身のワイナリーを設立しました。 畑が位置するのは、南島マールボロ地方のアワテレ・ヴァレー。少量で高品質なワインを手掛けています。アワテレ・ヴァレーは標高が高い山合いの谷間により、乾燥気候。日照量が多い場所ではありますが、平均気温は低めです。ブドウが植えられている土は、小石交じりの粘土質。これらの特質したテロワールにより特徴的なワインが生み出されています。 2016ヴィンテージのソーヴィニヨン・ブランにおいては、デキャンター誌において98点を獲得。ソーヴィニヨン・ブランでこのような高得点を取ったワインはありません。そして2017ヴィンテージでは、豪州最大級コンテスト「シドニー・インターナショナル・ワイン・コンペティション2018」にて、トップ100ブルー・ゴールド・メダルを受賞。こちらの大会では2000本の中からファイナリストに残るのは、たったの400本。そしてその上位100本に「トップ100」、さらに次の上位100本に「トップ100ブルー・ゴールド・メダル」が与えられます。ティンポット・ハット・ワインズは、世界的にも最高峰の造り手といえるでしょう。