シュロス・ゴベルスブルク
SCHLOSS GOBELSBURG

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オーストリア

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シュロス・ゴベルスブルク / SCHLOSS GOBELSBURG

シトー派修道僧のワイン造りを伝える、オーストリア最古株。


シュロス・ゴベルスブルクは、ゴベルスブルク城を拠点とし21世紀の今に続くシトー派修道僧たちのワイン造りを現代に継承する、オーストリア最古株のワイナリー。元々は城から北西にあるツヴェットルという街に1138年に設立されたシトー派の修道院を起源としており、1171年にはここで修道僧によるワイン造りが開始。当時はドナウ河一帯やヴァインファーテル、ウィーン、ウィーン南部の街グンポルツキルヘンなど、様々な場所で醸造が行われていたそうです。1740年になると、ゴベルスブルク城の所有が経済的な理由から貴族から修道院に移ったため、この城そのものがワイナリーの主要な醸造施設として再編されました。1958年ベルンハルト・バウマン司祭が修道長として修道院に仕えシュロス・ゴベルスブルクは名声を高めます。 1996年になると現オーナーであるミヒャエル・モースブルッカー氏が長期賃貸契約の形でゴベルスブルク城と約40ヘクタールのブドウ畑の権利を取得。12世紀より続くシトー派修道院のワイン造りを現代的解釈で蘇らせています。彼はワイナリーの運営に際して1947年以降のワインの垂直試飲を重ね、またバウマン司祭の助言で150年以上前のワイン造りを現代に再現。「トラディッション」と呼ばれるシリーズでグリューナー・ヴェルトリーナーとリースリングをリリースしています。造り上げるワインはワインスペクテーターなど国内外から高い評価を受けており、オーストリアの専門誌ファルスタッフにて2006年度ワインメイカー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれています。

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