シャトー・ベルリケ CH.BERLIQUET
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フランス ボルドー サン・テミリオン
近年評価を高めている由緒正しき歴史あるシャトー
シャトー・ベルリケは、1768年に設立されたサン・テミリオンの中でも非常に長い歴史を持つシャトー。サン・テミリオンのシャトーの中で、シャトー名を冠してワインを売り出した最初のシャトーです。1794年に著名なリブルヌの廷臣が、ベルリケと呼ばれるサン・テミリオンの秀逸な品質を持つワインについて書いており、1829年にはサン・テミリオンの5つのグラン・クリュの1つとして優れた名声を誇り、1986年、サン・テミリオン格付け特別級(グラン・クリュ・クラッセ)に見事格上げされました。 1997年まで生産はサン・テミリオンの大規模な協同組合によって監督されてきましたが、1997年にパトリック・ヴァレット氏とパトリック・ド・レスカン氏がワイン醸造を担当してからその品質は更に向上。現在シャトーを管理するパトリック・レスカン氏とジェローム・ド・レスカン氏は、ブドウの植替えや新しい選果台、発酵タンクの導入など改革を進め、シャトーの名声は近年高まり続けています。 シャトーが位置するのはサン・テミリオン村のすぐ外側、シャトー・アンジェリュス、シャトー・カノン、シャトー・マグドレーヌ、テルトル・ドーゲなど優れたシャトーに隣接したサン・テミリオンの石灰岩の丘。すばらしい地下の洞窟を備えた、非常に日当たりの良い格好の場所にあります。高平部の畑は表土が粘土に覆われた石灰質土壌、南南西を向く斜面の畑は粘土質、麓にある畑は褐色の粘土質と、異なる土壌が混在した畑を計9ha所有しています。