カステッロ・デラ・サラ
CASTELLO DELLA SALA

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イタリア ウンブリア

カステッロ・デラ・サラ / CASTELLO DELLA SALA ワインボトル

イタリア白ワインの歴史を変えた、ウンブリアのトップワイナリー


ウンブリア州の霧深い山の上にあるワイナリー、カステッロ・デラ・サラ。イタリア半島で唯一海に面していないウンブリア州で、高い品質のワインを生み出しています。特に、フラッグシップのチェルヴァロ・デラ・サラは、「ガンベロ・ロッソ」において最高評価のトレ・ビッキエリを24回以上受賞しており、長期熟成を前提としたスタイルは「イタリア白ワインの歴史を変えた」と絶賛された名品です。

目次

アンティノリが磨き上げた「ウンブリアの宝石」

カステッロ・デラ・サラは、ウンブリアを代表するワイナリーの1つ。ワイナリーが位置するウンブリア州は、夏は暑く乾燥し、冬は寒く湿気が多いという気候からワイン造りに適した土地「イタリアの緑の心臓 ウンブリア」と称されています。


カステッロ・デラ・サラは、彼らのワインのラベルにもデザインされている城と、高さ30mの塔がシンボルのワイナリーです。中世の面影を残すこの建物は、1300年代から近郊のオルヴィエートの街を統治してきたモナルデスキー家によって建設され、その土地と建物を1940年にアンティノリが購入し、ワイン造りを始めました。


カステッロ・デラ・サラが所有する500haという広大な敷地の中で、ブドウ畑は約170ha。標高220~470mの畑で、太古の昔は海だったことから化石などの堆積物と粘土質の多い土壌で、シャルドネやプロカニコ(トレッビアーノのクローン)、グレケットといった土着品種を中心に栽培しています。

1980年代以前のイタリアではすぐに飲めるフレッシュな白ワインが主流でした。当時すでに、トスカーナの赤ワインビジネスでは成功を収めていましたが、イタリアを代表する白ワインも造りたいとの情熱の下、ピエロ・アンティノリ氏は長期熟成タイプの白ワインを生み出そうと考えます。


ワインメイキングを担当していたレンツォ・コタレッラ氏と共に白ワインの銘醸地モンラッシェを訪れ、偉大な白ワインが造られる背景を研究。1987年にチェルヴァロ・デラ・サラをリリースしました。

以来、彼らの手掛けるトップキュヴェ、チェルヴァロ・デラ・サラは1998年の『ガンベロ・ロッソ』にて1996年ヴィンテージがトレ・ビッキエリを獲得、2000年ヴィンテージはワイン・スペクテイターの世界のTOP100ワインに入るなど、世界各国で高評価を獲得。ワイン・アドヴォケイトでも毎年のように高評価を獲得し、『ガンベロ・ロッソ』においては現在までに最高評価のトレ・ビッキエリを24回以上受賞するという偉業を達成。


名実ともにイタリアを代表する白ワインとなり、「イタリアにおける白ワインの歴史を変えたワイン」として広く知られるようになりました。まさにアンティノリを代表する白ワインの造り手であり、イタリアが世界に誇る白ワインメーカーに成長しました。

白ワインにこだわり抜いた醸造方法により生まれる逸品

中世の面影を残すカステッロ・デラ・サラ城は、1300年代から近郊のオルヴィエートの街を統治してきたモナルデスキー家のアンジェロ氏によって1350年に建てられました。ワイナリーの建物自体は歴史を感じさせますが、醸造設備は時代に合わせて改良されています。


特筆すべきは、冷蔵装置付きのベルトコンベアーを導入したこと。選別されたブドウは、冷却されながら運ばれるため、ストラクチャーとアロマを保ったまま仕込まれます。このシステムは全ての白ワインの醸造に使用されています。

また、2007年に一新されたワイナリーに完備された醸造施設はグラヴィティー・システムを採用し、醸造工程が進むほど地下に行くという、自然の法則にしたがった最新のシステムが整えられています。一方で、熟成はお城の30m下に位置する14世紀からその形を残す地下貯蔵庫にて行われており、新旧が見事に融合したワイナリーであると言えます。

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