ドメーヌ・ルモリケ DOMAINE REMORIQUET
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フランス ブルゴーニュ
フランス ブルゴーニュ ニュイ・サン・ジョルジュ コート・ド・ニュイ
マスター・オブ・ワインも絶賛する家族経営の老舗ドメーヌ
熱い情熱が注がれる丁寧で真摯なワイン造り
ドメーヌ・ルモリケは、ニュイ・サン・ジョルジュ村にある1938年に創立された家族経営のワイナリー。現在4代目当主のジル・ルモリケ氏を中心に、父アンリと共に営まれる小さなドメーヌで、テロワールに対する尊敬の念を受け継ぎ丁寧なワイン造りを行っています。
ジル氏は、ディジョン大学で醸造学を学びディプロマの認定を受けたのちドメーヌに参加しました。GDVB(ブルゴーニュの醸造技術の向上を図るグループ)やFARRE(環境保護を目的とする農法を研究する団体)の代表を務めるなど精力的に活動。彼のワインに対する熱い情熱は、ドメーヌに様々な改革をもたらしました。
長期熟成ポテンシャルを経て花開く円熟の旨み
ジル氏は現在所有する約12haの畑において、その大部分で有機農法を取り入れました。肥料には化学薬品の使用を極力抑え有機物を使用。また、土中の生物や鳥など、畑を取り巻く環境を観察し、自然のサイクルを考慮し畑の健康を保つことで、健全なブドウを収穫しています。
設備面では醸造庫の拡張を行ったほか、それまで発酵はステンレスタンクを使用していましたが、コンクリートタンクに変更したことでより緩やかな発酵を促し、厚みとまろやかさ、複雑味のあるスタイルへと変化しました。
ジル氏の様々な改革により、品質は大きく向上。ブドウ本来の果実味や酸などを存分に引き出し、巧みなタンニンのコントロールにより力強さとエレガンス、フィネスも備え、長期熟成ポテンシャルを秘めたワインを生み出しています。
そうして造られるワインは、フランスのコンクールにて度々金賞を獲得する他、ワイン・スペクテーターにて90点以上を獲得するまでに成長。著名なワイン評論家のジャスパー・モリスは、自身の著書であるブルゴーニュワイン大全で、「まじめで真剣なジル・ルモリケのワインは、ほぼすべてがニュイ・サン・ジョルジュから造られる優品である」と高く評価しています。
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