ヘッツオーロはトカイ・ヘジアリャ地方の中心、トカイ山の南向きの斜面に位置するドメーヌ。1502年に設立され、7区画の畑を所有しており、そのうちの2区画は1772年、プルミエ・クリュに認定されました。2009年、ボルドーメドック格付け2級のシャトー・コス・デストゥルネルのオーナー、シェル・レイビエー氏がヘッツオーロを買収。歴史的なドメーヌは、ハンガリーワインのベンチマークとしてさらなる飛躍を遂げ続けています。 所有している55haの畑は、黄土の厚い層に覆われた火山岩土壌。南向きの斜面は豊富な日照量を得て、2つの川の合流点に位置するため、貴腐菌にとって理想的なミクロクリマとなっています。1991年にすべての樹が植え替えられ、オーガニック栽培を実践。収穫は500年前からすべて手摘みで行われており、地方の職人が手掛けた樽には、ゼンプレン山の最良な木が使用されています。オーガニック栽培と、代々受け継がれてきた伝統的な醸造技術を組み合わせ、最高品質のワインが生み出されているのです。