現当主アンジェロ・ガヤ氏が
2019年ワインメーカーズ・ワインメーカー・アワード受賞! |
![gaja ガヤ]() |
イタリアワイン界の帝王として、最高峰の地位を不動のものとしているガヤ。ワイン専門誌、ガンベロ・ロッソにて数多あるワイナリーの中で一番多くの最高評価(トレ・ビッキエリ)を獲得。全てのラインナップにおいて「常に最高品質を造る&ワールドクラス」との信念のもと、ベストを尽くされた渾身のワインをリリースする、比類なき存在です。
この度、ガヤの現当主アンジェロ・ガヤ氏が、2019年の「ワインメーカーズ・ワインメーカー・アワード」を受賞しました!この賞は、マスター・オブ・ワイン資格を有するワインメーカーが、醸造の分野で傑出した業績を挙げた人物に与えるもので、ペトリュスの醸造家ジャン・クロード・ベルーエ氏(2018年)やエゴン・ミュラー氏(2015年)、ドメーヌ・ルフレーヴのアンヌ・クロード・ルフレーヴ女史(2014年)といった錚々たる醸造家たちが過去にこの賞を受賞しています。マスター・オブ・ワイン協会の会長は、「この栄誉を受けるにこれ以上値する人物は思いつかない。規則や規範への挑戦を恐れないが、ワイン造りにおいては可能な限り最高の品質基準で圧倒してきた。イタリアワインにおいて最高基準の卓越性、文化、伝統をプロモーションし続けている。」とアンジェロ・ガヤ氏を賞賛しています。
現在エノテカ・オンラインには、そんなガヤが手掛ける、渾身のバルバレスコから稀少白ワインまでが一斉入荷中!是非この機会に、帝王ガヤの魅力を存分にご堪能ください。
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5代に渡って受け継がれる、 徹底した品質主義。 |
イタリアワインの生産者として、間違いなくトップクラスの地位を不動ものとしているガヤ。ガヤの歴史は、17世紀半ば、ガヤ・ファミリーの初代、ジョヴァンニ・ガヤ氏がスペインのカタルーニャ地方からピエモンテに移住してきたことから始まりました。ジョヴァンニ氏は1859年にワイナリーを創設、2代目の時代には、現当主であるアンジェロ氏の祖母、クロチルド・レイ女史もワイン造りに参加し、徹底して品質にこだわるガヤスタイルのワイン造りの基礎を造り上げました。そして3代目、アンジェロ氏の父にあたるジョヴァンニ氏の代に、現在もガヤのフラッグシップであるキュヴェ、バルバレスコが高い評価を受けたことによってイタリアワイン界のトップとしての地位を確立、同時に「ソリ・サン・ロレンツォ」や「コスタ・ルッシ」などの畑を購入し、ワイナリーを拡大しました。
そして4代目、現当主のアンジェロ氏の時代。1961年からワイナリーに携わっていたアンジェロ氏は、単一畑のワインの生産やバリック樽の導入など、様々な改革を実施。ピエモンテの伝統的なワイン造りを守りながら革新的な設備や技術を取り入れ、世界中から認められる存在となりました。現在は、5代目を担う3人の子供たちとともにワイン造りを行っています。また、1990年代には本拠地のピエモンテだけではなく、トスカーナ州にも二つのワイナリーを購入。両方の産地から世界的な高評価を受けるワインを数多く造り出しています。
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![ガヤ・ワイナリーの歴史]() |
イタリアワイン界に大きな影響を与えた、 現当主アンジェロ・ガヤ氏の功績。 |
ガヤがイタリアワインの帝王と呼ばれる所以は、初代から続く徹底した品質主義のワイン造りはもちろん、それに加え、現当主であるアンジェロ氏の行った様々な革新的な改革によってイタリアワイン界に大きな影響を与え、現在もイタリアワイン界を牽引する存在であり続けていることによります。アンジェロ氏は「最高のワインにしか興味がない」と断言し、一切の妥協を許さない独自の哲学を持って臨み、イタリアワインの地位の向上に最も貢献した人物の一人とされているのです。
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バリックの使用
かつて、バローロとバルバレスコで造られるネッビオーロ種のワインは、強固なタンニンと強い酸があり、長期熟成を必要とした堅牢なワインでした。ガヤはこのネッビオーロに、バリック(小樽)による熟成によってタンニンを柔らかくする方法を採用。発酵温度を管理し余分なタンニンの抽出を抑えることで、早くからでも楽しめ、バランスの取れた味わいのワインを造ることに成功。昔からのやり方を守り続ける伝統派とバリック派の対立もありましたが、それを乗り越え、バルバレスコやバローロの新しいスタイルは受け入れられ、ガヤはイタリア最高峰と賞賛を浴びることとなりました。 |
単一畑の概念 アンジェロ氏は、バルバレスコにある最高の区画からブルゴーニュのグラン・クリュ、プルミエ・クリュのワインように、単一畑のワインを造り始めました。1967年に初めて、バルバレスコ最高の区画から単一畑のソリ・サン・ロレンツォをリリース。続いてソリ・ティルディン、コスタ・ルッシと3種類の単一畑を造り始めました。その後、バローロでも同様、コンテイザとスペルスという2種類の単一畑キュヴェをリリース。ブルゴーニュのようなガヤの単一畑のワインは世界中で大人気となり、大変高い評判を得ました。 |
国際品種の栽培 「ブドウが何であれ、土壌が良ければ質の高いブドウが育つ。世間の目をバルバレスコに向かせるためには、まず、よく知られているカベルネ・ソーヴィニヨンで注目させねばならない。」との考えの下、アンジェロ氏はネッビオーロが植えられていたピエモンテの優良な畑でカベルネ・ソーヴィニヨンをはじめとする国際品種のブドウを育て始めます。その目論見は見事成功し、「ダルマジ」が高い評価を受けたことで、ガヤの世界的名声を高めることとなりました。 |
トレ・ビッキエリを最も多く獲得、
イタリアワインで最高の評価。 |
ガヤでは、最高の場所で最高のワインを造ることしか考えていません。下から上までのラインナップというよりも、"常に最高の品質を造る&ワールドクラス"がコンセプト。ブドウはすべて自社畑で造られ、悪い年にはワイン自体を造りません。これはピエモンテ、ボルゲリ、モンタルチーノ、3つのワイナリーすべてにこのポリシーが貫かれています。
この徹底したポリシーにより、世界でも強い影響力を持つイタリアワイン専門のガイドブック、ヴィニ・ディタリア(通称ガンベロ・ロッソ)では、2,000以上あるワイナリーの中で最も多くのトレ・ビッキエリを獲得。イタリアの数多あるワイナリーを差しおいて、「帝王」の名をほしいままにしています。
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ガヤがワイン造りを行う2大産地 |
![ピエモンテ(バルバレスコ、バローロ)、トスカーナ(ブルネッロ、ボルゲリ)]() |
ピエモンテ州 PIEMONTE |
バルバレスコ |
![バルバレスコの地図 gaja ガヤ]() |
[ D.O.C.G. バルバレスコ ] |
帝王ガヤを象徴する、 唯一無二のバルバレスコ。 ■バルバレスコ 26,400円(税込) この商品はこちら≫
ガヤのフラッグシップとなるバルバレスコ。14もの畑を別々に醸し、緻密にブレンドして造られており、アンジェロ氏いわく「伝統的でもなく、モダンでもない、完全なるガヤスタイル」。バラやスミレ、トリュフなどの美しく華やかな香りに引き締まった酸が特徴。ネッビオーロの美しさと帝王の品格を完璧に体現し、今日の世界的地位を確立した唯一無二のバルバレスコです。
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[ 単一畑 ] |
ガヤが生み出す3つの単一畑バルバレスコ。1995年までD.O.C.G.バルバレスコを名乗っていましたが、「ガヤのフラッグシップワインはあくまでもバルバレスコだ。単一畑のワインはその土地を表現しているにすぎない。」という考えの下、D.O.C.G.バルバレスコと比較されるのを避けるため、D.O.Cランゲとしてリリースするようになりました。それから約20年が経った2016年、今度はアンジェロ・ガヤ氏の後継者である愛娘のガヤ・ガヤ女史が2013年ヴィンテージより再度D.O.C.G.バルバレスコとしてリリースすることを発表。これまではネッビオーロにバルベラを15%ほどブレンドしていた単一畑のワインですが、2013年ヴィンテージ以降はバルバレスコのアペラシオンとしてリリースすることでセパージュはネッビオーロ100%となり、それぞれの畑の特徴の変化がより純粋に表現されることになりました。 |
単一畑で造られるワインで、最もエレガントなスタイル。 ■コスタ・ルッシ 60,500円(税込) この商品はこちら≫標高約230mに位置する南西向きの5haの畑。主に粘土、沈泥、石灰が混ざり合った土壌。ガヤが造るバルバレスコの単一畑の中では最も標高が低く、最もエレガントなスタイルとなります。ビロードのような質感が特徴です。 |
果実味、酸、ミネラル全てのバランスが取れた秀逸な出来。 ■ソリ・ティルディン 60,500円(税込) この商品はこちら≫単一畑の中で最も暖かい場所にあり、「ソリ」は太陽が降り注ぐ南向きの斜面、「ティルディン」はアンジェロ氏の祖母の名を取って名付けられています。コスタ・ルッシの北側にある標高270m、9haの畑で、バランスがとれた秀逸な出来のワインが生み出されます。 |
凝縮した果実味と豊富なミネラル。力強く奥深い味わい。 ■ソリ・サン・ロレンツォ 60,500円(税込) この商品はこちら≫この地区にあるアルバ大聖堂の守護聖人にちなんで命名されたワイン。バルバレスコの中央に位置する畑で、標高260mの泥灰質の土壌で造られるワインは、単一畑の中で一番力強い造りとなっており、豊富なミネラルを纏った奥深い味わいが特徴です。 |
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[ 国際品種 ] |
ネッビオーロが植えられていたピエモンテの優良な畑で育てられている国際品種のワイン。カベルネ・ソーヴィニヨンを中心として、ボルドースタイルのワインが造られており、ネッビオーロと同様、高い評価を受けています。 |
ネッビオーロにボルドー品種をブレンド。ピュアな果実味を感じる1本。 シト・モレスコ 6,600円(税込) この商品はこちら≫ |
バルバレスコで造るカベルネ・ソーヴィニヨンを使った、凝縮感溢れる味わい。 ダルマジ 31,900円(税込) この商品はこちら≫ | |
バローロ |
![バローロ地図]() |
[ 単一畑 ] |
バルバレスコの単一畑同様、1995年までD.O.C.G.バローロを名乗っていましたが、D.O.Cランゲとしてリリースされるようになり、2013年ヴィンテージからは再度D.O.C.G.バローロとしてリリースされることになりました。 |
バルバレスコに近い畑で造られ、シルキーで優しい、上品な仕上がり。 ■コンテイザ 30,800円(税込) この商品はこちら≫コンテイザの畑はバローロの中でもバルバレスコ寄りに位置しており、造られるワインもバルバレスコ的な性格を持った比較的柔らかな味わいとなります。華やかなアロマとシルキーで洗練された果実味、ピュアでエレガントな仕上がりのバローロです。 |
濃厚でリッチ、力強いボディ。クラシックなバローロ。 ■スペルス 66,000円(税込) この商品はこちら≫バローロの中でも最も良いと言われるセッラルンガ村の最上の区画にある畑、スペルス。その特徴は何といっても力強さで、濃厚で酸がしっかりとしたクラシックなバローロのスタイルを見事に体現しており、長期の熟成が期待できる硬派なワインです。 |
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[ D.O.C.G. バローロ ] |
2つの畑のブドウをブレンドして造られる、 均整の取れた仕上がりの秘蔵バローロ。 バローロ・ダグロミス 13,200円(税込) この商品はこちら≫
バローロ地区で造られる単一畑のワイン「コンテイザ」と「スペルス」のブドウをブレンドして造られているバローロ。味わいは、「コンテイザ」の美しくバランスの取れたシルキーな舌触りと、「スペルス」のしっかりとした骨格と力強さが、見事に融合した秀逸な仕上がり。世界的評価誌には一切出品されず、宣伝もされないガヤの秘蔵バローロです。
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ガヤが造る白ワイン |
「イタリアのモンラッシェ」と称される、濃厚でリッチなシャルドネ。 ガヤ・エ・レイ・シャルドネ 30,800円(税込) この商品はこちら≫アンジェロ氏の娘ガヤ女史と祖母のレイ女史に捧げて名付けられた白ワイン。エレガントな酸とミネラル感、濃厚な果実味。「イタリアのモンラッシェ」と称される、間違いなくイタリアトップクラスのシャルドネです。 |
異なる土壌のシャルドネをブレンドした、フローラルでエレガントな白ワイン。 ロッシィ・バス 11,000円(税込) この商品はこちら≫「ロッシィ」と「バス」を含む3つの畑から採れるシャルドネ100%で造られ、それぞれの畑の良さを上手に引き出して造られています。フローラルなアロマと柑橘類のような爽やかな甘み、エレガンスが特徴の白ワインです。 |
ガヤのワインの中で最も稀少。とろけるようなソーヴィニヨン・ブラン。 アルテニ・ディ・ブラッシカ 15,400円(税込) この商品はこちら≫ピエモンテのソーヴィニヨン・ブラン100%で造られ、ガヤの中で、最も生産量が少ない貴重なワイン。とろけるような完熟果実の風味に、スパイス、ハーブ、オークのニュアンスを纏った、洗練された究極のソーヴィニヨン・ブランです。 |
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トスカーナ州 TOSCANA |
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ |
![ピエヴェ・サンタ・レスティトゥータ]() |
『ピエーヴェ・サンタ・レスティトゥータ』は、1994年、ガヤがピエモンテ以外の土地で初めて、トスカーナ州でモンタルチーノ地区に手に入れたワイナリー。モンタルチーノのテロワールとサンジョヴェーゼの魅力が最大限に引き出されたクラシックなスタイルのブルネッロを造っています。 ワイナリーの詳細はこちら≫ |
ボルゲリ |
![カ・マルカンダ]() |
『カ・マルカンダ』とは、ピエモンテ方言で「望みのない交渉」という意味。18回に及ぶ交渉の末、やっとこの土地に畑を取得したことに由来しています。サッシカイアと同じタイプの個性的なテロワールですが、特にメルロを主体としたワイン造りを行うことで、サッシカイアとは違うボルゲリのワインの新しいスタイルを確立させています。 ワイナリーの詳細はこちら≫ |