プリムール撤退後、初リリースとなる2012年が遂に発売!
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メドック格付け第一級、五大シャトーの中でも"常に最高の品質、力強く、荘厳"なスタイルで、どのヴィンテージであっても、即座に分かる鮮烈な個性を放つシャトー・ラトゥール。その完璧なまでの品質主義により、常に進化を続ける偉大なシャトーです。
この度2011年のプリムール撤退後、初蔵出しとなる、シャトー・ラトゥール待望の最新ヴィンテージ2012年が遂に発売されました!8年間という長い歳月を経て、「飲み頃が始まった」と判断された2012年。シャトー・ラトゥールの社長であるフレデリック・アンジェラ氏曰く、「これはシャトー・ラトゥールにとって歴史的な瞬間。」とのこと。この瞬間を、日本のワインラヴァーの皆様と共有すべく、アンジェラ氏自らが解説する、特別動画がシャトーより届きました。なぜプリムールを撤退し、このタイミングでリリースされるのか。2012年はどんなヴィンテージなのか。アンジェラ氏が自身の言葉で想いを語る、非常に貴重な動画です。
今回、シャトー・ラトゥールの最新2012年と共に、同じく飲み頃を迎えたレ・フォール・ド・ラトゥールの最新2014年も入荷しています。待望の最新ヴィンテージが手に入る貴重なこの機会、数量限定入荷につきお早目のチェックがおススメです。
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アンジェラ氏が語る「ラトゥール・ファミリーの旅」。 エノテカのワインラヴァーへ向けた特別動画を公開!
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今回、シャトー・ラトゥール最新2012年のリリースを記念して、社長アンジェラ氏が出演する、エノテカのワインラヴァーに向けた特別動画が届きました!2020年の選果の様子やアンジェラ氏による地下セラーの案内に加え、2008年からシャトー・ラトゥールの醸造責任者を務めるエレーヌ・ジェナン女史とのテイスティング風景が収録されています。
テイスティングでは、2012年のシャトー・ラトゥールをはじめ、2014年のレ・フォール・ド・ラトゥール、2015年のポイヤック・ド・ラトゥールについても語っています。ラトゥールファンのみならず、ワインラヴァーにとって、この上ない貴重な映像ばかり。是非、この機会にご視聴下さい。
プリムール撤退という一大決心にかける、アンジェラ氏の想い。
2011年ヴィンテージを最後に、プリムールから撤退したシャトー・ラトゥール。
ボルドーの多くのシャトーがプリムールに力を入れる中、ラトゥールのこの決断は異例中の異例ともいうべき一大決心でした。アンジェラ氏がプリムール撤退を決めた理由は実にシンプルで、それは「お客様のため」とのこと。アンジェラ氏曰く、「私たちのワインは一定年数の熟成が必要で、それならシャトーで完璧な状態で熟成させ、それから世界のお客様へ販売するべき。ワインの世界における時間軸は、短期視点であるべきではないと考えている。」とのこと。
プリムールを撤退するということは、毎年出来上がるワインを保管するセラーを新設する必要に加え、新ヴィンテージを販売しないということから、ビジネスにも大きな影響をもたらします。こうした不安要素がありながらも、自らの意思を貫き通したアンジェラ氏。彼が動画の中で語る、「これはシャトー・ラトゥールの歴史的な瞬間。」という言葉には、これまでの8年間の重圧と苦悩、そして2012年ヴィンテージに対する期待と自信の現れが感じられます。
年数を経てリリースすること=ワインの可能性を伝えること。
シャトーで熟成させてからリリースするということは、単に「飲み頃」のワインをリリースさせるとうことだけが目的ではないと語るアンジェラ氏。今回、初リリースとなった2012年ヴィンテージについて、「凝縮感のレベルという視点で見れば、2012年よりも2013年の方を先にリリースするという判断もあったかもしれない。しかし、2012年を先にリリースすると決めた背景には、このヴィンテージが持つ“典型的なクラシックスタイル”が一因している。」とのこと。2012年の様なバランスに優れたヴィンテージは、“クラシックな年”と表現されることが多く、所謂グレート・ヴィンテージとは異なりその価値や可能性が埋もれてしますことが多くあります。しかし、こうしたヴィンテージを熟成を経てリリースすることによって、ワインが持つ魅力やサプライズな一面を引き出すことができるのです。つまり、それは「ワインが持つ可能性を伝えること」。これが実現できるのは、プリムール販売でも最新ヴィンテージのリリースでもなく、飲み頃が始まったものから順にリリースする、この販売スタイルならではの醍醐味と言えます。 |
鮮烈な個性を放ち続け、 名実ともに世界最高峰のワインを生み出すシャトー。 |
格付け第一級の一角にして、その序列に揺さぶりをかけるシャトー・ラトゥール。そのスタイルは、「常に最高級、力強く、荘厳」。ロバート・パーカー氏曰く「世界で最も凝縮感のある豊かで、フルボディなワインの1つ」と形容されるワインは、どのヴィンテージを味わってもシャトー・ラトゥールと即座に分かる鮮烈な個性を放っています。
1962年から30年に渡り、イギリス資本となっていましたが、1993年に現オーナーであるフランソワ・ピノー氏が買収します。その後1998年、それまで3年ほどワイナリー経営に参画していたフレデリック・アンジェラ氏は社長に任命されると、様々な改革を実施。約3年の時間をかけ、醸造蔵、熟成庫、ストックスペースの全改築を行いました。
さらに2010年には、グランヴァンを生み出すランクロの畑をビオディナミに転換し、2016年からは所有畑全体をオーガニックに転換。2018年には格付け一級シャトーで初めてエコセールのビオロジック認証を獲得し、一層緻密なブドウ栽培が実現されることとなりました。また、2011年ヴィンテージを最後に、「最高のブレンドを追求する」こと、「最高の飲み頃で味わってほしい」ことなどの理由から、ボルドーの多くの一流シャトーが行っているプリムール販売から撤退。これらの取り組みが象徴するように、シャトー・ラトゥールは、アンジェラ氏の完璧なまでの品質主義により、常に最高品質を追い求めています。 |
偉大なテロワールの魅力を最大限に引き出す、 徹底したビオディナミ農法。 |
シャトー・ラトゥールの所有する3つの畑は、ポイヤック村の南部、サン・ジュリアン村の境目、ジロンド河沿いに位置。水はけのよい「粘土質砂礫土壌」、よりきめ細かい「砂礫砂土壌」、メルロに適した「泥灰粘土土壌」という3つの要素で構成されています。砂礫だけでなく粘土質の土壌が地中に水分と栄養を保つため、水分不足に悩まされる年でも畑を活き活きとした状態に保ち、果実を最適な成熟状態へと導くことができるのです。
中でもファーストラベルであるシャトー・ラトゥールに使用されているのは、 所有する93haの畑のうち丘の上部にあたる中心部47haの「ランクロ」と呼ばれるエリアで育ったブドウ。この土壌は特に砂礫質土壌が多く、カベルネ・ソーヴィニヨンの生育に最も適しており、濃い色、豊かなタンニンを備えた逞しい果実を育てます。
そして、3つの畑で栽培されている5万本ものブドウ樹は、区画や畝ごとではなくブドウ樹1本単位で管理。あえて植密度を高くしブドウ樹の生命力を高めています。1つの区画に様々な樹齢のブドウが混在しているのも特徴。中には100年を超える古樹も存在しますが、常に若樹を育成し植え替えを行っています。それはラトゥールが常に進化を遂げていることの証であり、並々ならぬ忍耐と精巧さをもって入念な管理がされているのです。 |
どんなヴィンテージでも確固たる個性を貫く、 一分の隙も許さぬ緻密なワイン造り。 |
醸造に関しては、伝統的な製法とのバランスを慎重に見極めながら最新の技術も取り入れています。収穫されたブドウは、オプティカル・ソーティング(光学式選果機)は使用せず、熟練した職人の手によって粒単位で選果された後、速やかに醸造用タンクに移動。細かな区画毎に選別され、すべて別々のタンクで醸造します。水冷却機能により温度管理が行われ、3週間醸し、果実の要素を充分に抽出。その後、果皮や種などを取り出し、別のタンクに移し1ヵ月ほど二次発酵を実施。この工程がワインに更なるしなやかさをもたらし、ふくよかさとフィネスを与えます。
そして冬を迎えると社長であるフレデリック・アンジェラ氏がスタッフと共にテイスティングを行いブレンドを決定、樽熟成に入ります。 ファーストラベルの新樽率は100%。最初の約6ヵ月は、ワインが自然と呼吸ができるようガラス製の栓がされた状態で熟成し、その後樽を密封した状態で更に10~13ヵ月熟成。清澄、澱引き作業を経てワインが完成します。瓶詰前には全ての樽のワインを均一化するため、巨大なコンクリートタンクに一旦移してからボトリング。こうした一分の隙も許さぬ綿密な醸造作業を丹念に行うことで、世界最高峰に君臨する偉大なワインが生み出されているのです。
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理想的な熟成を経てリリースされる最新ヴィンテージ▼ |
完璧なまでの品質主義から生み出す、 "常に最高の品質、力強く、荘厳"なスタイル。 世界最高峰に君臨する偉大なワイン。
初蔵出しの最新ヴィンテージ! 限定84本
WA96+ / Vinous96
2012年 95,000円(税抜)
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ラトゥール2012年の魅力。 |
2012年の特徴である、類稀なる"バランス"。
プリムール撤退後、初蔵出しとなる2012年ヴィンテージ。この歴史的ヴィンテージについてアンジェラ氏は、「1年間を通して、"目まぐるしい"年だった。春の多雨と夏の干ばつ、そして収穫期の多雨があったにも関わらす、ブドウは成熟し良い状態が保たれた。収穫期を通して気温が低く、典型的なクラシックヴィンテージらしい、フレッシュさやテクスチャーがワインにも表れている。2012年は2011年と比較して大きな品質の差はないが、スタイルが異なっている。2012年の方が"バランス"に優れており、やや厳格でより高い熟成ポテンシャルが感じられる。さらに2011年と比較してブドウの果皮にサクサクとした感触があり、それをワインの中に感じることができる。」と語っています。
典型的なクラシックヴィンテージだからこそ、伝えたいワインの可能性。
さらにアンジェラ氏は、「典型的なクラシックヴィンテージとして、リリース直後には見落とされがちなワインが持つ魅力や一面を伝えたかった。ボルドーでは、グレートヴィンテージと異なり、評価が少し違うだけで、その価値や可能性が埋もれてしまうヴィンテージがある。2012もその一つ。だからこそ、年数を経てこのワインをリリースするということは、ワインが持つ可能性を伝えるということだと思っている。」と、クラシックヴィンテージへの特別な想いを語っています。
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もはやセカンドラベルを超えた存在。 ファーストとは別の区画から生み出される、 もうひとつのラトゥール。
初蔵出しの最新ヴィンテージ!
JS94 / WA93
2014年 38,000円(税抜)
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レ・フォール・ド・ラトゥール2014年の魅力 |
セカンドと呼ぶことを躊躇する、卓越した個性。
レ・フォール・ド・ラトゥールについてアンジェラ氏曰く、「昔は若樹をブレンドしていたが、その樹齢は4~50年に達しており、もはや若樹を使ったセカンドではありません。私は、このワインをセカンドと呼ぶのを躊躇している。なぜならあまりにも品質が高く個性があるからだ。」と評価。さらに、「近年レ・フォールの品質だけをみれば、格付け二級に相当するレベルだ。」とその目覚ましい品質向上に期待を寄せています。
熟成を経て真価を発揮する、クラシカルなスタイル。
2014年について、アンジェラ氏は「2014年はクラシックなスタイル。クラシックというのは熟成をさせる価値があり、熟成を経てこそ真価を発揮する。完全な飲み頃を迎えるまで4~5年かかりますが、すでにミントのようなニュアンスやフレッシュさがタンニンに宿っている。綺麗なストラクチャーとなめらかなタンニンのバランスが非常に良く、肉厚で力強い味わいが魅力。」と語っています。
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生産量はファーストラベルの1/10という超稀少ワイン。 卓越したワイン造りから生み出された、 並外れた出来栄えのサードラベル。
最新ヴィンテージ!
JS94 / WA91
2015年 15,000円(税抜)
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ポイヤック・ド・ラトゥール2015年の魅力 |
ラトゥールのスタイルを継承したサードワイン。
アンジェラ氏はサードワインであるポイヤック・ド・ラトゥールに関しても、飲み頃を重視しています。「ポイヤック・ド・ラトゥールは一定年数をシャトーで熟成させて、飲み頃と思うヴィンテージを決めてリリース。ラトゥールやレ・フォール・ド・ラトゥール同様、テイスティングをして、ヴィンテージの個性を再確認した後に、お客様にお届けすることを大切にしている。」と、アンジェラ氏は語っています。
優良年の恩恵を受けた、凝縮感が素晴らしいヴィンテージ。
2015年のボルドーは、最高の天候に恵まれた歴史的グレートヴィンテージ。エレーヌ女史は、「ポイヤック・ド・ラトゥールは、とても果実味が生き生きとしていて、今飲んでとても愉しめるワイン。シャトー・ラトゥールのサードワインとして我々が尊重したいスタイルが上手く表現されている。」と表現。グレートヴィンテージの恩恵を受け、滑らかな質感とリッチで力強い味わいを堪能できる見事な仕上がりです。
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