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山梨ワイン - 日本ワイン発祥の地から実力派生産者だけ厳選!

日本ワインの生産量も、ワイナリー数も、いずれも日本随一の山梨県。ブドウ栽培の古くは奈良時代から、ワイン醸造は明治時代からの歴史を持つ、日本ワイン発祥の地です。そして近年では、特産の甲州種をはじめとする数多くのワインが海外の著名なコンクールで受賞するなど、国外においても高い評価を受ける産地として知られています。


こちらのページではそんな山梨に居を構えるトップ生産者を厳選し、彼らが手掛ける人気銘柄をご紹介。国内外で評価を得るグレイスワインやルミエールなど、山梨の有名生産者を取り揃えております。この機会に是非、山梨ワインの魅力を堪能してみてはいかがでしょうか。

目次

山梨ワインの歴史とテロワール

日本ワインの歴史はおよそ150年前、明治初期に山田宥教、詫間憲久が山梨県の甲府にて初めて本格的ワイン造り始めたことに端を発します。明治政府による殖産興業政策の一環としてワイン生産が奨励され、その時既に山梨県の勝沼祝村(現在の甲州市祝地区)では甲州ブドウの栽培が活発化。1877年には初めての民間ワイナリーとなる「大日本山梨葡萄酒会」が発足され、それ以降、国内のワイナリーが年々設立されていきました。


ではなぜ山梨県では、昔からブドウ栽培が積極的に行われているのでしょうか。その理由のひとつとして挙げられるのが、日本の中でもとりわけ四季の変化に富んだ山梨県の風土が、ブドウ栽培に適した気象環境だったからです。


特にブドウ栽培が盛んな甲府盆地は、昼夜、および夏と冬の気温差が大きいという内陸特有の気温特性。この寒暖差により、ブドウの糖と酸の良いバランスが保たれ、ブドウには豊富な果実味と爽やかな酸味が備わります。また、県内全般的に降水量が少なく風も弱め。日照量は全ての地域で日本最高レベルの水準のため、安定的なブドウ栽培を行うことができるのです。

世界に広がる山梨のワイン

2013年には、国税庁告示により日本で初めてワインの地理的表示「GI 山梨」が認定されました。これは、山梨県産ワインの品質や評価が主に山梨県という生産地に由来することを認定したという意味。よって「山梨」と表示されたワインは原産地とその品質が保証され、海外においてもテーブルワインではなく、より価値の高い地理的表示付きワインとしての流通が可能となりました。


「GI 山梨」の基準として定められるブドウは42品種に限られていますが、中でも代表的なのが、日本の固有品種である甲州とマスカット・ベーリーA。この2つの品種は、ワインの国際的な審査機関O.I.V.(国際ブドウ・ワイン機構)の品種リストにも登録されており、ワイン用品種として世界に認められています。


そして近年、こうした日本固有ブドウを使用したワインが国際的なコンクールで入賞を果たすなど、海外でも評価されるように。特に山梨県では、老舗ワイナリーから新進気鋭の生産者まで数多くの造り手が切磋琢磨し、年々ワインの品質が向上していることで世界での認知度もますます高まっています。


山梨の厳選生産者とおすすめ銘柄

本格派ワインを日本で初めて造ったパイオニア的存在「サドヤ」

サドヤは、大正6年に山梨県の甲府市に設立されたワイナリー。日本初ワイン用ブドウ品種でワインを造り出したパイオニアです。創業当時から「食事に寄り添う、香り高く優しい味わいのワイン」を造ることを大切にする彼らのワインは、アジア最大規模のワイン審査会であるジャパン・ワイン・チャレンジや、世界最大のワインコンテストで知られるデキャンタ・ワールド・ワイン・アワーズにて受賞するなど、国内だけでなく海外でも高評価を獲得しています。

生産者を詳しく知る

マスカット・ベーリーAとカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドした赤ワイン。若々しくフレッシュな仕上がり。


オルロージュ ルージュ

サドヤ
5.0 (1件)
ライトボディ
3
フルボディ

オンライン限定商品

2020

1,980

(税抜価格1,800円)

カベルネ・ソーヴィニヨンで造る、凝縮感のある果実味と複雑さを兼備したトップ・キュヴェ。


シャトー・ブリヤン ルージュ

サドヤ
オンライン限定商品

2017

16,500

(税抜価格15,000円)

甲州を世界に認知させた立役者「グレイスワイン」

グレイスワインは日本固有の品種にこだわり、食中酒として楽しめる「日本ワイン」の確立を目指して牽引してきたリーダー的存在です。現在では、山梨県の勝沼、明野に畑を所有し、それぞれのテロワールに適したブドウ栽培を実施。彼らのワインは、世界最大級のワインコンクールで日本初となる金賞および地域最高賞を獲得し、評価誌においても表紙に掲載されるなど、世界から注目を浴びています。

生産者を詳しく知る

世界的ワインジャーナリストに日本代表ワインとして紹介された、爽やかな味わいの白ワイン。


グレイス 甲州

グレイスワイン (中央葡萄酒)
4.3 (40件)
ライトボディ
1
フルボディ

2022

3,300

(税抜価格3,000円)

凝縮した果実味と上質なタンニンが調和した、「キュヴェ三澤」のセカンドラベル。


NEW

あけの

グレイスワイン (中央葡萄酒)
4.5 (6件)
ライトボディ
3
フルボディ

2021

7,700

(税抜価格7,000円)

大正時代には宮内庁御用達となった由緒正しいワイナリー「ルミエール」

ルミエールは、文明開化の黎明期にいち早く西洋文化の華である“葡萄酒”に注目し、誕生したワイナリー。「本物のワインを造るには本物のブドウを育てること」という理念のもと、ワイン文化に輝きを与える格式と風格あるワイン造りを続けています。栽培においては不耕起栽培、草生栽培を実践し、醸造においても野生酵母を使用。複雑味とふくよかさを備えた、柔らかい味わいのワインを生み出しています。

生産者を詳しく知る

日本遺産に指定された歴史的な醸造設備で造る限定品。ふくよかな果実味が魅力のベーリーA。


石蔵和飲 マスカット・ベイリーA

ルミエール
4.0 (2件)
ライトボディ
1
フルボディ

オンライン限定商品

2022

2,420

(税抜価格2,200円)

毎日の食事に合わせて楽しみたいフルーティーでミネラル感に溢れる甲州ワイン。


甲州シュール・リー

ルミエール
3.8 (15件)
ライトボディ
1
フルボディ

2022

1,980

(税抜価格1,800円)

限りなく自然に近いワイン造りを追及する、日本最古のワイナリー「まるき葡萄酒」

まるき葡萄酒は、山梨県甲州市に位置し、現存する日本最古のワイナリー。現在は、地球環境に配慮したサステナビリティを基本概念に、まるき葡萄酒のシンボルとして知られる羊を畑に放し飼いし、不耕起草生栽培を実施するなど、革新的なワイン造りを行っています。醸造においては「一期一会」をモットーに、ヴィンテージやブドウの状態に合わせてベストの方法を選択。甲州とマスカット・ベーリーAの日本品種に特化したワインを生み出しています。

生産者を詳しく知る

完熟ブドウを古樽で熟成した、コクのある味わいと香り高い樽香漂う1本。


ラフィーユ 樽ベーリーA

まるき葡萄酒
3.4 (8件)
ライトボディ
1
フルボディ

オンライン限定商品

2021

2,200

(税抜価格2,000円)

フレンチオークのニュアンスが心地よく、気品と飲みごたえを兼ね備えた上質な甲州。


ラ フィーユ トレゾワ 樽勝沼甲州

まるき葡萄酒
4.3 (3件)
ライトボディ
1
フルボディ

オンライン限定商品

2021

3,355

(税抜価格3,050円)

“日本人のための日本のワイン”を造り続けるワイナリー「本坊酒造(マルスワイン)」

鹿児島県産焼酎の造り手である本坊酒造が、醸造拠点のマルス穂坂ワイナリーと貯蔵熟成拠点のマルス山梨ワイナリー、この二つのワイナリーで仕立てるのがマルスワイン。日本ワインコンクールでは、彼らのワインが山梨県内で栽培された甲州種及び、欧州系葡萄品種(赤)として初めてとなる金賞を受賞しました。ワイナリーでは「芳醇な味わいと優雅な薫りのハーモニー」をテーマに、日本ワインにマルスならではの新しい価値を生み出す挑戦を続けています。

生産者を詳しく知る

芳醇な味わいと優雅な薫りのハーモニーが愉しめる、バランスに優れた高品質のシャルドネ。


シャトー・マルス キュヴェ・プレステージ 穂坂日之城シャルドネ

本坊酒造
4.0 (1件)
ライトボディ
3
フルボディ

オンライン限定商品

2021

6,050

(税抜価格5,500円)

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