11/21 クリスマス福袋1万円

価格の高騰が叫ばれて久しいボルドーワイン。特にメドック格付け第1級、5大シャトーに関しては、いまや10年前の4〜5倍という上昇を見せています。その理由のひとつは、中国やロシアのワイン市場の拡大で、一部からは「ボルドーワインバブル」という揶揄も聞こえてきますが、泡のように品質を伴わない価格高騰なのかと問われれば、それはNOです。ボルドーのシャトーの多くは、イタリアやカリフォルニアなど新興国のスターワインの登場に危機感を持ち、ここ20年ほどで、きわめて大規模な設備投資を行ってきました。ビオディナミや有機農法の導入、数十種類の区画を個々に仕込むためのステンレスやコンクリートタンクの整備、樽熟成用セラーのリニューアルなど、最新の醸造技術を取り入れ、世界最高の名にふさわしい最高水準の体制を整えています。

とくに5大シャトーはいずれも生産本数を厳しく絞っています。一級シャトーともなれば、畑を買い足しすることはほぼありません。限られた面積の中で、ワインの品質を高めるためには、果実をより厳選するので必然的に生産できる量は減少してしまうのです。そこで新たな価値を持ちはじめているのが、セカンドラベル。どのシャトーでもかつてファーストラベルに使用されていた、上質な果実がセカンドラベルに回されているため、もはや「2番手」というには惜しいほどの高いクオリティのワインがリリースされているのです。セカンドラベルこそ、いまボルドーワイン愛好家が手にするべき価値ある1本です。

5大シャトーのセカンドラベルは、ファーストラベルと比べるとスタイルの違いが際立ちます。
ひとつの傾向としては、メルロの比率が高いこと。ファーストラベルのカベルネ・ソーヴィニヨン比率はここ数年、上がり続けています。オー・ブリオンを除いては、85%〜90%。これは醸造技術の進化により、カベルネ・ソーヴィニヨンならではの強さをもったエレガンスをしっかり表現できるようになったため。年々、ファーストラベルに使用されないメルロが増え、セカンドラベルに回されることが多くなっています。もうひとつの特長は、新樽比率。ほぼ100%であるファーストラベルに対し、セカンドラベルは50〜70%程度とやや新樽の比率を落としています。メルロの柔らかさがあり、オーク樽の香りとボディの強さが抑えめな、飲み頃が早いスタイルが魅力です。


LES FORTS DE LATOUR
 CH.LATOUR


シャトー・ラトゥールといえば、「ランクロ」という特別な区画のブドウがファーストラベルに使用されることで有名ですが、その中で樹齢が若い樹から収穫されるブドウは、セカンドラベルのレ・フォール・ド・ラトゥールに回されています。それが全量の3分の1の量。残りの3分の2は、ランクロ以外の区画の樹から採れたもので、この樹が樹齢を重ねるに従い、レ・フォール・ドゥ・ラトゥールの品質は着実に向上しています。 パーカーポイント100点満点を獲得し、グレートヴィンテージ2010年の中でも傑出した出来のシャトー・ラトゥール。レ・フォール・ド・ラトゥールにも非常に高い得点が付けられています。

アッサンブラージュはカベルネ・ソーヴィニヨン 72.5%、メルロ 27.5%。黒系果実に黒炭、火打ち石、森の湿ったアロマが壮大に広がる素晴らしい味わい。「同じ敷地で造られながら、全く別のワインのようだ」と形容されるほど独自個性を放つワインですが、鋭利で無駄のないタンニンとどこまでも真っ直ぐに深い印象はしっかりとラトゥールのポリシーを受け継いでいます。

 PAVILLON ROUGE DU CH.MARGAUX
 CH.MARGAUX


30年以上に渡り、醸造も手掛けてきたシャトー・マルゴー現社長ポール・ポンタリエ氏。彼が「パヴィヨン・ルージュの最高傑作だ」と絶賛する2010年。それもそのはず、シャトー・マルゴーにおいて、現在のファーストラベルの生産量は約30年前に比べ、わずか1/3に削減。さらに2009年には、サードラベルが登場。これこそ、セカンドであるパヴィヨンのセレクションにも厳しい基準を持ち、確かな品質のワインだけが選ばれている証明と言えるでしょう。ポール氏は「価格に見合う価値を顧客に提供したい、価格相応の価値を提供することがボルドーワインが選ばれ続ける所以である」と強い信念のもと改革を続けています。

カベルネ・ソーヴィニヨン 66%、メルロ 30%、プティ・ヴェルド4%。すでに数十年の熟成を経たのでは?と思うほど滑らかで落ち着いたスタイル。 カシスやブラックチェリーなどの黒系果実が豊かに香り、リコリスやアニス、白コショウなど、まるで豊かな庭にいるようなフレッシュなハーブや花のニュアンスもあります。タンニンは甘くソフトな質感。ひと口味わえば、シャトー・マルゴーの手仕事が感じられる丁寧な造りに酔いしれることでしょう。

CARRUADES DE LAFITE
 CH.LAFITE ROTHSCHILD


カリュアド・ド・ラフィットは、セカンドといえども使用するブドウは、ファールストラベルと同じ畑から収穫されるもので、ファーストラベルのエレガンスとフィネスを忠実に再現したスタイルが特長です。全生産量の3分の1はグラン・ヴァンに、40%ほどがカリュアド・ド・ラフィットとして選別されています。
アッサンブラージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン 50%、メルロ 42.5%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド 2.5%。新樽比率は80%。クレームド・カシス、クランベリー、などの熟した黒系果実のアロマ。フルボディで、キメ細かく丸いタンニンが特徴的。黒炭と花のニュアンスと気品溢れる佇まいは、まさにラフィット譲り、優美でクラシックなスタイルを見事に表現しています。

CH.MOUTON ROTHSCHILD


1993年に初めてリリースされたムートンのセカンドラベル。アールデコのラベルデザインは、1927年のシャトー・ムートン・ロスチャイルドのラベルを元にしており、「ル・プティ・ムートン」という名は、シャトー・ムートン・ロスチャイルドの敷地の真ん中に位置するバロネス・フィリピーヌ女史の邸宅の名称でもあるなど、ロスチャイルド家の愛着が込められたワインです。

例年よりもメルロの比率が多くなったプティ・ムートン2010年。 クラッシュしたブラックベリー、クレーム・ド・カシスの明るいキャラクター。 タバコの葉、チョコレート、スパイシーなノートも加わり、 華麗で、親しみやすい雰囲気を醸し出しています。年間生産量、およそ3000ケース程。 ときにファーストのシャトー・ムートンよりも手に入りずらいと言われています。


 LE CLARENCE DE HAUT BRION
CH.HAUT BRION


2010年のシャトー・オー・ブリオンはパーカーポイント100点を獲得。 そのファーストラベルと同じ畑で獲れたブドウを使用し造られたのが、このル・ クラレンス・ド・オー・ブリオンです。特に5大シャトーのセカンドラベルの中でも、レ・フォール・ド・ラトゥールと並び、特に抜きんでた品質と賞されています。

アッサンブラージュはメルロ 52%、カベルネ・ソーヴィニヨン 36%、カベルネ・フラン 10%、プティ・ヴェルド 2%。ブルーベリーやブラックベリー、プラムの豊かな黒系果実の香りに、リコリス、タイム、ローリエなどのハーブ、濡れた落ち葉や動物的なニュアンスも感じられる複雑なアロマ。時間が経つに従い、ハーブやスモーキーなニュアンスからブリオッシュのような甘やかなニュアンスへと変化していきます。タンニン、酸も強めで強靭な印象ではあるものの、こちらも時間が経つにつれ、滑らかな印象に。 幾重にも重なる味わいの層が、上質な雰囲気を演出してくれます。

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