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今月もエノテカの "ワイン男子" 3人が
一押しのワインを語り尽くす!

寒い冬を越え、過ごしやすい陽気が続く春になると飲みたくなるのが、キリッと冷やした白ワイン。中でも、人気の白ワイン品種が「白ワインの女王」と称されるシャルドネです。シャルドネと言えば、世界各地で造られる多彩な味わいが魅力ですが、実はブドウ自体は強い個性を持たない"ニュートラルな品種"としても知られています。では、一体その多彩な味わいはどこからやってくるのでしょうか!?

今回は、タイプの異なるシャルドネ3銘柄を飲み比べて、それぞれの味わいがどのように形作られたのか、ワイン男子3人が徹底解剖します。

僕たち3人が、飲みたいワインを徹底解剖!

白石

■ 白石
2015年入社。大学時代にブドウ栽培・醸造学に触れ、ワインに興味を持つ。二子玉川店、池袋東武店に勤務後、通販事業部にて企画制作を担当。好きな生産者はコーニョやブラン・ガニャール。WSET LEVEL3、J.S.A.認定ワインエキスパート、利き酒師。

松永

■ 松永
2015年入社。学生時代にワインのもつ奥深さに興味を持つ。札幌円山店、札幌ステラプレイス店に勤務後、通販事業部にて楽天市場店やヤフーショッピング店でワインの販売を担当。好きな生産国はチリ、好きな生産者はモンテス。WSET LEVEL3、J.S.A.認定ソムリエ。

井出

■ 井出
2016年入社。大学時代、フランス留学中にワインに興味を持つ。成城学園前店に勤務後、通販事業部で企画制作を担当。好きなワインはバローロとブルゴーニュ白。マイナー品種や自然派に特に詳しい。WSET LEVEL3、J.S.A.認定ワインエキスパート。

いざ、テイスティングスタート!

白 石シャルドネと言えば、「白ワインの女王」と言われるほど人気の高い品種だけど、その魅力ってなんだろう。

松 永ブドウ自体に際立った個性がない、いわゆる「ニュートラルな品種」だから、ブドウが育った土地のテロワール(*)・造り手の個性(醸造方法)が香りや味わいに表れやすいということが一番の特徴だと思う。
*テロワール;フランス語で"土地"を意味する言葉。その土地の気候、土壌、地質、地形を指す。

井 出裏を返せば、全く知らない銘柄のワインでも、テロワールや造り手の個性さえ知れば、味わいが連想しやすい品種とも言えますよね!

白 石じゃあ、今回はテロワールを良く反映したシャルドネとして、シャルドネの原産地であるフランス・ブルゴーニュから、北部のシャブリと南部のマコンの2銘柄。そして造り手の個性・醸造方法を良く反映したシャルドネとして、20世紀に入って著しく技術的な発展を遂げた"新世界"のワイン産地、チリを代表する造り手モンテスの1銘柄。それぞれの魅力がどこから来るか、先ずは比較してみよう!

今回飲み比べるのはこの3本!

シャブリ
/ダニエル・ダンプ

マコン
/レ・ゼリティエール・デュ・コント・ラフォン

チリ
/モンテス

味わい

爽やかで、キレのある味わい。

ふくよかで、親しみやすい味わい。

複雑で、濃厚な味わい。

ロケーション

北緯48度付近(*1)
ブルゴーニュ最北部

北緯46度付近

ブルゴーニュ最南部

南緯33度付近(*2)
チリ中部

気 候

冷涼な大陸性気候
*マコンの方がより温暖

温暖な地中海性気候

土 壌

キンメリジャン(泥灰土)主体、ポートランディアン(石灰質土壌)

石灰質を含む、キンメリジャン~ジュラ紀前期までの幅広い土壌

岩盤上に粘土質のローム層が堆積した「ピサラ」(*3)

発酵槽

ステンレスタンク

1/3 ステンレスタンク、
2/3 オークの大樽(古樽)

ステンレスタンク

MLF
*4

実 施

実 施

25%のみ実施

熟 成

ステンレスタンク

古樽 12ヶ月

35%のみ
フレンチオーク樽 12ヶ月

*1 北海道 札幌は北緯43度
*2 オーストラリア シドニーと同緯度
*3 ローヌのコート・ロティ、スペインのプリオラートと類似
*4 MLF(マロラクティック発酵):乳酸菌の働きによって、酸味を和らげ、香りにも複雑身が増す。

"冷涼産地"のシャルドネの代名詞シャブリ

松 永シャブリはブルゴーニュの中でも特に冷涼な地域。冷涼な気候では香りが爽やかで、酸のしっかりしたワインが生まれやすいけど、これはまさにそれが分かる。レモンやライムといった柑橘類のアロマが主体で、酸もしっかりしていて、味わいにキレがある。「白ワインは辛口に限る」という人には絶対おすすめ!

井 出キンメリジャン土壌が与えると言われている、シャブリ特有のヨード、火打石の香り、ミネラルもしっかり感じられます。若干、マニアックな話ですが、シャブリはスラン川の右岸・左岸でも味わいが違うんです。右岸は日当たりが良いためパワフルで、左岸は逆に骨格のしっかりした味わいが生まれます。こちらのワインは左岸で造られていて、ストラクチャーのある引き締まった味わいが感じられます。

白 石シャブリにも様々なスタイルのワインがあるけど、ダニエル・ダンプは上の表からもわかるように、樽を用いずに熟成までオールステンレスで造ることで、ブドウが育った風土を素直に表現しようとしている。「これぞシャブリ!」と言えるような、シャープで緊張感のある味わいが愉しめる1本だね。

松 永「シャブリには牡蠣!」と良く言うけど、牡蠣だけでなく魚介や野菜など素材の風味を活かした繊細な和食と好相性だよね。

  

ブルゴーニュでは比較的"温暖な"マコン

井 出同じブルゴーニュで造られるシャルドネでも、最北部のシャブリに対して最南部に位置するマコンは、全く違う個性が愉しめます。

松 永マコンは「シャルドネの生まれ故郷」とされるシャルドネ村が含まれる産地。ACマコンの制定は1937年だけど、実は白ワインの生産が本格的に始まったのは1940年代と意外と遅いんだ。でも、産地のポテンシャルが分かるとその生産量が一気に上がり、今やブルゴーニュの白ワインの半分近くを生産する一大産地になっているよ。

白 石2017年の年末には将来的にプルミエ・クリュが制定されることで話題になるなど、どんどん偉大なテロワールが認められている注目産地だよね。さあ、さっそく飲んでみよう。

井 出香りの立ち方が全くシャブリと違って面白い!マコンは、シャブリよりもブドウの成長期の気候が温暖なことによって、アロマのタイプも白桃やパイナップルなどの黄色いフルーツが主体の、ふくよかな香りですね。シャブリよりもトロピカルな印象。

白 石味わいに緊張感があったシャブリとは対照的にソフトで親しみやすいよね。その分リッチな印象があるけど、伸びのある美しい酸味があるから、味わいはぼんやりしていない。実はマコンはシャブリより標高が高いんだけど、この標高の高さが酸に良い影響を与えていると思うな。

  

松 永生産者としても、世界で指折りの白ワインの造り手だけあって、味わいに角が無いだけでなく絶妙なバランス感覚が感じられる。クリーミーな口当たりの奥にほんのりバターのニュアンスが感じられるから、ムニエルやシチューなど、クリームやバターを使ったような洋食系の料理とは好相性だね。

名門の"巧みな手仕事"を反映したシャルドネ

白 石では、次は20世紀に入って著しく技術的な発展を遂げた"新世界"のワイン産地チリの中でも名門モンテスが、アコンカグアの海側の産地、アコンカグア・コーストで造るワインを飲んでみよう!

松 永パッションフルーツ、マンゴーなどこれぞトロピカルと言える濃縮されたようなアロマがある。フルボディで果実味も豊か。日射量が多く、ブドウの生育期に雨が殆ど降らない乾燥した気候が、味わいに反映されているね。

井 出さっきシャブリとマコンを比べて、マコンの方がトロピカルなアロマを感じたけど、このシャルドネを飲むと「これがトロピカルってことだ!!」と改めて思いますね。濃厚でたっぷりした味わいだけれど、、、フレッシュ感も感じられます

白 石それは畑がアコンカグアでも海側に位置しているから、寒流であるフンボルト海流の影響を受けているんじゃないかな。この地域は朝方は海からの冷たい空気が流れ込むため気温は10℃ほどだけど、日中は25℃近くまであがるらしいからね。

  

井 出香りについてですが、バターやミツロウのニュアンスが感じられますね。これは醸造に由来する香りですが、非常に上手く果実の香りになじませています。味わいの各要素のレベルが高いにも関わらず、絶妙にまとめあげている。テロワールももちろん感じられるけれど、どちらかというと緻密に造り上げられた印象です。

白 石実際、
①圧搾段階で全房圧搾、除梗して圧搾したもの、低温浸漬を行うものに分けている
②発酵後は全体の25%のみにMLFを施している
③35%のワインのみに樽熟成を行い、しかも焦がしの程度の異なる樽で熟成させている
など、あらゆる過程で分岐を作り、パズルのピースをはめ込むように巧みに仕立てられている。この手間をかけて2千円台ってすごい!

松 永これほど濃厚で、口中で長くステイする味わいだと、ローストチキンなど、白身の肉料理なら難なく合わせられるね!

井 出同じシャルドネでも比べて飲むと色々な発見がありますね!今回、全く個性の違う3種類のシャルドネを改めて比較出来たことで、テロワールや造り手の個性を忠実に反映すると言われる理由がわかった気がします。

今回ご紹介した、個性豊かなシャルドネ3銘柄はこちら▼

シャブリ
/ダニエル・ダンプ
(ブルゴーニュ シャブリ)

3,500円(3,780円 税込)

この商品はこちら≫

マコン・ヴィラージュ
/レ・ゼリティエール・デュ・コント・ラフォン
(ブルゴーニュ マコン)

3,500円(3,780円 税込)

この商品はこちら≫

モンテス・アルファ・シャルドネ
/モンテス
(チリ アコンカグア・コースト)

2,200円(2,376円 税込)

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Vol.1 注目は"懐の深さ"『チリ再発見』

Vol.2 『キャンティ・クラシコの魅力』

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[4.4]
MONTES S.A.
Type:White Size: 750ml[Full] ~
Region: > チリ > アコンカグア > アコンカグア・コースト
Description: 驚くほど手間暇かけて造られ 様々な受賞歴を持つ、ハイ・クオリティ・ワイン! リッチで洗練された「記憶に残るシャルドネ」。
2,200 Yen ~
2016年 2,200Yen
[4.1]
LES HERITIERS DU COMTE LAFON
Type:White Size: 750ml[Full] ~
Region: > フランス > ブルゴーニュ > マコン
Description: ムルソーの巨人コント・ラフォンが新たに情熱を注ぐアペラシオン。 溢れんばかりの瑞々しさと果実の美味しさを湛えた、 チャーミングで軽やかな白ワイン。
3,500 Yen ~
2017年 3,500Yen
2016年 3,500Yen
[4.5]
DANIEL DAMPT
Type:White Size: 750ml[Full] ~
Region: > フランス > ブルゴーニュ > シャブリ
Description: シャブリの精髄を究めた 『ザ・シャブリ』。 一級畑、ヴァイヨンに隣接する絶好の立地から生み出される、 繊細さ、クリーンさ、豊かな果実味を感じる仕上がり。
3,500 Yen ~
2017年 3,500Yen

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