2017年9月 よりどり6本1万円

ボルドー右岸においてポムロルと双璧をなす銘醸地、サン・テミリオン。
世界遺産の丘を中心とした小さな村に綺羅星のごとく輝く
グラン・ヴァンがひしめいています。
いま、エノテカ・オンラインには90年代のバックヴィンテージも含む、
サン・テミリオンの名品が数多く揃っています。
今回は、サン・テミリオン特別級に沿って、今すぐ楽しめる厳選銘柄をご紹介します。

サン・テミリオン特級格付け
1955年制定。第1特別級A、第1特別級B、特別級という3つの級が設けられており、1969年・1985年・1996年・2006年、2012年と原則10年に一度見直しが行われる点がメドック格付けとの大きな違い。
ボルドー以外の産地のINAOメンバーら7人の専門家がテロワール、評価、価格、栽培手法、醸造などを審査し、さらに直近の10ヴィンテージ、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセは直近の15ヴィンテージのテイスティングが行われます。
2006年に見直しが行われた際、降格を不服とした複数のシャトーが申し立てを行うという騒動が発生。結果、取り消し判定が出されたため、1996年の格付けが2011年ヴィンテージまで延長されるという異例の事態となりました。2012年には晴れて格付けが確定しました。現在、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセAが4シャトー、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセBが14シャトー、グラン・クリュ・クラッセには64のシャトーが認められています。

サン・テミリオンの東西両端に位置する、オーゾンヌとシュヴァル・ブラン。格付け制定以来、50年以上「特別A級」の称号を名乗れるのは、唯一この2つのシャトーのみでした。この2つシャトーの存在のために、「特別A級」という別格が設けられたと言い伝えられるほど、単なる特級の枠を超えた存在でした。しかし2012年ついにその均整を打ち破ったのが、アンジェリュスとパヴィでした。
2006年の事件以来、様々な意向が取りざたされた格付けですが、大方の見解としてこの2つのシャトーの昇格は妥当なもの。とくにアンジェリュスのように、樽を上手く用い、嫌味のない堂々たるゴージャスでモダンスタイルのシャトーが認められたということは、新たな潮流が格付けに影響を与えた注目すべきトピックスでした。
腕がよく真摯なオーナーの手に渡り、実に数十年の改良を経て、そのポテンシャルを開花させ、見事な復活劇を演じた2つのシャトー。しかも嬉しいことに価格は3万円以下。オーゾンヌ、シュヴァル・ブランの3~4分の1の価格で、同じ「第1特別級A」を味わえるとあれば、試さない手はないでしょう。ただし、残念なことに稀少性は、変わらず。なかなかこの4シャトーが顔を揃えるのは、非常に貴重な機会なのです。

ペトリュス、またメドックの5大シャトーに匹敵する別格の存在、2大巨頭。

ペトリュスと比較することができるワインとして、唯一の存在と言っても過言ではない、オーゾンヌ。年生産本数、平均1万5000本と、入手するのは不可能に近いレア・ワインの筆頭です。
サン・テミリオン村東端、石灰岩の丘の斜面という有利な立地から生まれる、「ミネラルの塊」。しかし硬質ということはなく滑り込んでくるようなしなやかさ、密度がボルドーの頂点に数えられる証です。
[メルロ50%、カベルネ・フラン50% ]

サン・テミリオンの東端に位置するオーゾンヌに対し、西よりポムロルとの境、ペトリュスの目と鼻の先に位置するのが、シュヴァル・ブラン。あのシャトー・ディケムも所有するピエール・リュルトン氏が取り仕切り、揺るがぬ名声を維持し続けています。
そのワインの美点は「極上の舌触り」。 美しい果実味、甘いタンニンが溶け合い、うっとりするような余韻が締めくくります。
[カベルネ・フラン60%、メルロ37%、マルベック2%、ソーヴィニヨン1%]

劇的な躍進劇を見せ、今や最も手に入りにくい銘柄となった2シャトー。


1980年代初頭から、有能な醸造家であるユベール・ド・ブアール氏の手により再建されたアンジェリュス。実はプルミエ・グラン・クリュ・クラッセBに昇格したのも1996年であり、実に20年ほどで最高位にまで昇りつめたことになります。 街の中心地に近く3つの教会の鐘楼が聞こえたことから「祈りの鐘」という名が付けられています。
畑全域が緩やかな南向き斜面と恵まれた地形で土壌はメルロに最適な粘土質石灰岩。以前は「若いうちはフルーティーで鮮烈だが、短命なワイン」という評価でしたが、ユベール氏は1ヘクタールあたり30hlと徹底的に収量を抑え、収穫と同じほどの人員を割いて選果を行い、それにより並外れた凝縮感と複雑味を手にしました。さらに熟成は100%バリックを使用し、果実味の姿勢を正すような厚みと風格を与えています。
「サンテミリオン一、勇壮」
と言えるほど、燦々と輝く堂々とした風格と飲む者に訴えかけるような情熱に満ちたスタイルです。
この昇格が決まった2012年以降、当然アンジェリュスのリリース価格は急上昇。この価格帯で手に入るのは最後となるかもしれません。
[メルロ 60%、カベルネ・フラン 40%]


英国のワイン取引市場「Liv-ex」が評価や価格、取引量などで査定するパワーリストにおいて2013年、2014年と2年連続、第1位のブランドに輝いた、市場で最も求められるワイン、シャトー・パヴィ。 その躍進の発端1998年、モンブスケを所有していた、フランスの実業家ジェラール・ペレス氏がシャトーを手に入れたこと。
パヴィは、サン・テミリオンの南東、標高97mという「パヴィの丘」に30haを超える広大な区画を有します。表土は粘土、下層は粘土石灰質という理想的な土壌。ペレス氏は「パヴィの畑は最高のテロワール。手に入れるのは夢だった。」と語り、ブドウの樹の植え替え、醸造設備の一新、低温マセラシオンやシュール・リー、ときに30ヵ月にも及ぶ長期木樽熟成など、精力的に新技術を取り込み、ワイン造りを改善させてきました。
その努力が実を結び、2000年にはパーカーポイント96-100点を獲得。以来、「特別A級」にふさわしいワインをリリースし続けています。優美なミネラル、ボディの強さ、深淵なる余韻が備わったその味わいは「サン・テミリオンのラフィット」と称えられています。
[メルロ 70%、カベルネ・フラン 20%、カベルネ・ソーヴィニヨン 10%]

非常に狙い目なのが、この「特別B級」。メドック格付けで2~5級に匹敵する格付けですが、現在認められているのは14シャトー限り。しかも10年ごとに見直しが行われるとあって、確かな実力を有するシャトーだけが厳選されています。
しかも、1万円台で手に入る銘柄が多数。2012年には、1990年代以降頭角を現した注目株昇格を遂げています。


ジャン・リュック・テュヌヴァン夫妻により1989年設立、1991年初ヴィンテージ、細かな畑を買い集め、小さな醸造所でワインを造り上げたガレージワインの代表格。ミッシェル・ローラン氏が参画し、熱狂的ファンを有する銘柄へ。設立当時0.6haだった畑は現在は20haを超えるまでに成長しています。
畑の由緒に重きを置くサンテ・ミリオン格付けでの昇格は賛否が問われましたが、市場の評価とワインの質を見れば「特別B級」入りは必然。右岸屈指の優良年1998年は、やっと抜群の飲み頃に入り、素晴らしくリッチで、舌触りはビロードのように滑らか。誘うような魅力溢れたワインです。
[メルロー70%、カベルネ・フラン30%]


パヴィの丘の上部に、18世紀より続く老舗シャトー。ただしその真価はなかなか発揮されず、1980年代、クリスティーヌ・ヴァレット女史が当主になり、指揮を執るなり、めきめきとシャトーを再建させました。
ヴァランドローと同じく、ミッシェル・ローラン氏を招致、村で最も遅い収穫、収量の抑制、新樽比率の増加などの改革を行ったことで、凝縮度は圧倒的に高まり、温かみのある芳醇なボディがエレガントなまとまりを見せています。 ヴァレット女史は惜しまれつつも2014年亡くなりましたがこの1999年はまさに女史とシャトーの躍進を物語る1本です。
[メルロ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン]

現在シュヴァル・ブランの畑となっている土地も、かつてはフィジャックの畑だったという、歴史と優れたテロワールを持つ、サン・テミリオンにおける最古のシャトーの一つ。
珍しくカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高いのが特徴ですが、ワインにはシュヴァル・ブランに共通する優美さやしなやかさがあり、実に優美。特に若いうちから楽しめるスタイルであることも評判を呼んでいる一因です。
[カベルネ・ソーヴィニヨン、35% カベルネ・フラン、35% メルロ30%]

第二次世界大戦後、評価を落としていましたが、1949年にシュヴァル・ブランを有するリュルトン家がシャトーを購入し名声を取り戻すことに成功しました。その間も含め、クロ・フルテは格付けが変わることなく常に「特別B級」を守り続けてきた、どんな時でも信頼できるシャトー
村の西より、ポムロルに近い台地を活かしたメルロ主体のブレンド。スミレの花やトリュフ、モカなどの艶やかな香りの滑らかでふっくらしたクリーミーな仕上がりです。
[メルロ 85%、カベルネ・ソーヴィニヨン 10%、カベルネ・フラン 5%]

1760年、フランスの海軍に属していたジャック・カノン氏がこの土地を購入し始まったシャトー・カノン。1996年からは あの有名ブランド「シャネル」のオーナーであるヴェルメテール家が所有し、ラトゥールの支配人も務めた経歴をもつジョン・コラサ氏がシャトーの指揮を執っていました。
オーゾンヌやベレール・モナンジュなどに囲まれた南西向きの好立地に広大な区画を有するため、品質は安定。気品高い香りがあり、繊細なタッチと長い余韻が楽しめる美しいワインです。
[メルロ 75%、カベルネ・フラン 25%]

老舗、シャトー・ベレールは、J.P.M社クリスチャン・ムエックス氏に土地のポテンシャルを見初められ、2010年からベレール・モナンジュとして生まれ変わりました。その土地とは、オーゾンヌと同じ丘の、さらに標高の高い場所。クリスチャン氏は密かにベレール・モナンジュの「特別A級」昇格を目指していると言いますが、それも不可能ではないほどの条件がそろっています。ジューシーで素晴らしく凝縮感がありながら、あくまでも純粋で優しい飲み口。今後さらなる成長と値上がりが予想される、見逃せない銘柄です。
[メルロ主体、カベルネ・フラン]

1996年に誕生し、2年後の98年にはサン・テミリオンで最高値のプリムール価格を付けた、サン・テミリオンの彗星「ラ・モンドット」、その兄弟シャトーがカノン・ラ・ガフリエールです。2つのシャトーを所有するのは、現代ボルドーの重要人物のひとりである、ステファン・フォン・ナイペルグ伯爵。自らの感性を頼りに、驚くべき成功を収めたオーナー兼醸造家です。口にしたとたん、柔らかく染み入るように旨みが広がり、細やかなタンニンが包みこむようで、温かみのある味わいです。
[メルロ55%、カベルネ・フラン35%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%]

シャトー・パヴィに隣接する、複雑なテロワールを有するラルシ・デュカス。2002年以降、ル・パンのニコラ・ティエンポン氏がシャトーを引き継ぎ、シャトー・ラ・モンドットやシャトー・カノン・ガフリエールでもコンサルタントを務めた、ステファン・ドゥルノンクール氏とともに品質を向上させた結果、2012年「特別B級」に昇格を果たします。
石灰質から、砂や鉄分の多い土質まで、多様な土壌が豪華な香りを生み出し、フレッシュさ、ミネラル感、複雑な味わいやしっかりとした骨格を演出、ボルドー随一のセクシーな仕上がりと絶賛されています。
[メルロ 75%、カベルネ・フラン 25%、カベルネ・ソーヴィニヨン 5%]


メドックで言う、クリュ・ブルジョワクラスにあたる水準。64ものシャトーが認められているため、実際その品質にはやや差がありますが、若手や新世代の良品を発掘できる見どころのあるシャトー群が揃っています。

ボルドーにおいて最も熟練したコンサルタントの一人である アラン・レイノー氏と、フランソワ・ランクロ氏によって1997年からスタートしたシャトー。 ブドウの2段階選別、ブルゴーニュ・スタイルのピジャージュ、熟成中の澱の攪拌など、最新の技術を積極的に取り入れ、瓶詰め後すぐに楽しめるスタイルを確立、「ボルドー・アヴァン・ギャルド」と評される注目シャトーです。
[メルロ87%、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン 合わせて13%]

サン・テミリオンで最も古い歴史を持つシャトー。長らく同一一族によって所有されてきましたが、この2006年より、保険会社AG2Rが買い取り、大規模な投資がなされ醸造設備を一新しました。特筆すべきは長命さ。若いうちは飲みにくいほどですが、この価格帯で20年ほどのエイジングもできるのは非常に貴重。ヴィンテージワインの入門編としてもおすすめできる銘柄です。
[メルロー65%、カベルネ・フラン35%]

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[4.5]
CH.FIGEAC
シャトー・フィジャック
タイプ:赤ワイン サイズ: 750ml ~
生産地: > フランス > ボルドー > サン・テミリオン
12,000 円 ~
2014年 13,000円
2013年 12,000円
2010年 43,000円
2009年 37,400円
2006年 17,000円
CH.CANON
シャトー・ カノン
タイプ:赤ワイン サイズ: 750ml ~
生産地: > フランス > ボルドー > サン・テミリオン
13,000 円 ~
2009年 21,000円
2006年 13,000円

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