ボジョレー・ヌーヴォー2017 11月1日以降

格付け第1級の一角にして、その序列に揺さぶりをかけるシャトー・ラトゥール。そのスタイルは、 「常に最高級、力強く、タニックで、荘厳」。ロバート・パーカー氏曰く「世界で最も凝縮感のある豊かでタニックなフルボディのワインの1つ」と形容されるワインは、どのヴィンテージを味わってもシャトー・ラトゥールと即座に分かる鮮烈な個性を放っています。ラトゥールは、2012年ヴィンテージ以降、「最高のブレンドを追求する」こと、「最高の飲み頃で味わってほしい」ことなどの理由から、ボルドーの多くの一流シャトーが行っている、プリムール販売から撤退。今後、さらに入手困難になることは必至です。

名実共に世界最高峰に君臨する偉大なワイン、ラトゥール。そして、そのセカンドラベルである「レ・フォール・ド・ラトゥール」も、品質、価格、さらに市場への流通量で見ても、すでにセカンドラベルの域を超えた存在であるといえます。そんな中、サードラベルである「ポイヤック・ド・ラトゥール」に世界の熱い視線が注がれるのも必然のこと。こちらもまた、サードラベルとは思えない並外れた出来栄えであり、間違いなく超一流のワインであることは疑いようがありません。

シャトー・ラトゥールの畑は、大きく3つに分かれています。一つ目は、ファーストラベルに使用するブドウが造られており、ジロンド川沿いの最も暖かく、シャトーを取り囲むようにして広がる「ランクロ」と呼ばれる特別な区画。二つ目は、セカンドラベルのレ・フォール・ド・ラトゥールのブドウが造られている、「ランクロ」よりも内陸の「コンテス・ド・ラランド」「プティ・バタイエ」「サンタンヌ」の3区画。いずれも100年以上前からラトゥールの畑であった区画であり、樹齢も平均で40年程度と十分に高い大変優れた区画です。そして三つ目は、最も内陸で砂利を多く含んだ土壌であり、メルロの比率が最も高い区画。ポイヤック・ド・ラトゥールは主に、この三つ目の区画から獲れるブドウで造られます。
この三つ目の区画では、コンプランタシオンと呼ばれるブドウの植え替えを行っており、若樹から樹齢の高い樹まで様々なブドウが育てられています。この中で10年に満たない若樹には、ブルーのテープが貼ってあり、枯れたり痛んだりした樹と植え替えられます。一般的には畝や区画ごとに植え替えて管理をするところ、シャトー・ラトゥールでは、「ランクロ」をはじめとする全ての区画の安定した品質と生産を守り続けるために、ブドウの樹1本1本ごとに管理を行っています。そしてブドウは細かく分けて収穫、別々に仕立てられます。そして、ファーストラベル、セカンドラベルのブレンドが決定されていく中で、若樹のキュヴェや規定に満たないキュヴェはセレクトから外され、それらは全てポイヤック・ド・ラトゥールに使用されます。
つまり、ポイヤック・ド・ラトゥールは、ラトゥール、レ・フォール・ド・ラトゥールと同じ畑で造られ、それらとまったく同じ手間暇をかけられて育てられたブドウを使用した、特別なサードラベルということができます。

ポイヤック・ド・ラトゥールは、1973年に初めてリリースされて以来、1990年代に入るまで、1974年、1987年にしか生産されなかったことから、 "ボルドーの幻"と呼ばれた時代もありました。 コンスタントに造られるようになった今も、若樹やセレクト外のブドウを用いたワインのため、生産量は毎年ごく僅か。造られるのはファーストラベルの10分の1という少なさであり、サードラベルといっても、その稀少性は非常に高いのです。それに対して、世界中のラトゥールファン、ボルドーワインラヴァーの需要が大きく、 今でも入手困難なワインであることに変わりはありません。
その味わいは、ラトゥールの特徴であるピュアで凝縮した果実味はそのままに、より親しみやすく、軽やかなタッチがあるのが特徴。ファースト、セカンドに比べるとメルロの比率が高いため、しなやかなタンニンと酸のバランスが良く、早いうちから華やかなアロマと果実のうまみが溢れます。しかしながら、ポイヤックらしい重厚感と骨格もしっかりと感じられ、ラトゥール、レ・フォール・ド・ラトゥールと共通する上質な雰囲気も持ち合わせています。
その味わいはまさに、シャトー・ラトゥールのワインのエッセンスを手の届く価格で楽しむことのできるワイン。世界中のワインラヴァーを魅了する、シャトー・ラトゥールの卓越したワイン造りだからこそ生まれた、複雑で上質な味わいと、親しみやすさを兼ね備えた類稀なワインです。

2006年の作柄は、7月が猛暑で、ブドウの粒は小さく、8月は糖度とフェノール化合物が増加するのに適した穏やかで乾燥した天候でした。9月中旬の降雨の頃には、すでにリッチで凝縮した果実が実り、ワインは豊かな果実味があり、均衡が取れたデリケートでクラシカルなスタイルに仕上がりました。
ポイヤック・ド・ラトゥールについては、ブラックカラントやベリーの華やかなアロマと、果実のうまみを感じる果実味。平年と比べて控えめなものの、クリーンでピュアな果実味があり、「ラトゥール」のテロワールの良さがしっかりと表現されており、長期熟成にも十分に期待できる出来です。

2008年は非常に変わりやすい天候で、気温の低かった春に8月から9月の前半までの日照不足など、困難なヴィンテージと予想されていました。しかし、9月の中旬から素晴らしい夏日に恵まれ、結果的に糖度と香りがしっかりとした素晴らしい出来のブドウが実りました。現在では、比較的早いうちから楽しめる上価格も手頃で、非常にお買い得なヴィンテージとして人気を博しています。
豊富なミネラルとスミレなどの花、ベリーやカラントのニュアンスがあります。 口当たりはミディアム程度の感覚ですが、その後ピュアで芳醇な果実味が広がり、重厚感も感じられます。しっかりとした酸としなやかなタンニン、フィネスのあるバランスの良いスタイル。ピンと張りつめた緊張感があり、例年よりと比べて一段と洗練された上品な出来となりました。

2009年ボルドーは「こんなヴィンテージは初めてだ!」と造り手たちが絶賛した年。  一年を通して安定し、全ての条件が揃った文句のない天候で、ボルドー全域で出来が良く、左岸のサン・テステフ、ポイヤックなどの地域はワイン・アドヴォケイト誌で過去最高得点の99点を獲得しました。さらにパーカー・ポイントにて100点満点を獲得したシャトーが18シャトー、90点以上を獲得したシャトー数が280と群を抜いて過去最高数を記録しています。
そんな2009年のポイヤック・ド・ラトゥールは、パーカーポイントにて100点を獲得したファーストラベル同様、 非常に高い凝縮感と芳醇な果実味を持つ濃厚なスタイルが特徴。 ブラックベリーやプラムなどのみずみずしいアロマ、花崗岩や鉄などの複雑なニュアンスも感じます。層が厚く、滑らかかつしっかりとしたミネラルと骨格があり、偉大なヴィンテージらしい、類稀な完成度を誇る出来栄えです。

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