2017年9月 よりどり6本1万円

五大シャトーの中でも、最もエレガントで女性的と評され、華やかな香り、しっかりとしたボディと繊細さを兼ね備えた味わいから、「ボルドーの宝石」と讃えられるシャトー・マルゴー。

エレガントなイメージの一方で、その内面は屈強かつ強靭な骨格を有しており、滑らかでいながらも硬質で堅牢なスタイル。相反する要素の類稀なる一体感を表現する言葉として、支配人のポール・ポンタリエ氏は、「ベルベットの手袋の中の鋼鉄の拳」と表現しています。若いうちはタンニンに堅くガードされており、飲み頃を迎えるまでには時間を要しますが、10年以上の熟成を経て現れる、うっとりするような滑らかな舌触り、そして豊かでバランスのよい味わいは、マルゴーのアペラシオンのエレガンスを最大限に引き出す高貴なワインとして、多くのワインラヴァーの心を掴んで離しません。

名実共に世界最高峰に君臨する偉大なワイン、シャトー・マルゴー。そのシャトー・マルゴーのクオリティを受け継ぎ、1908年より同様のこだわりを持って造られているのが、セカンドラべル「パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー」です。

パヴィヨン・ルージュは、セカンドラベルといえども非常に評価が高く、 あのロバート・パーカー氏も、『1980年代以降は連続して100点満点に近いワインを生み出している。品質の面で言えば、このシャトーは過去20年間、その格付けに相応しくあり、セカンドワインのパヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴーは消費者の注目を引くに値する』 と、絶賛しています。

シャトー・マルゴーは、1930年代から70年代半ばまでは不遇の時代を辿っていました。しかし、1977年にオーナーとなった実業家アンドレ・メンツェロプーロス氏によって、シャトーの改装や醸造セラーの新設、畑の改善など大胆な改革が行われ品質が改善。また「ボルドーの神様」と呼ばれる、醸造コンサルタントの故エミール・ペイノー氏を技術顧問に迎えたことで、シャトーは名声を取り戻し、1983年からは天才醸造家といわれるポール・ポンタリエ氏が招かれ、現在に至るまでの確固たる地位を築いています。

シャトー・マルゴーが所有する畑は総面積262ha、栽培面積75ha。シャトー・マルゴーの畑には80もの区画があり、そこから50の違ったワインを仕立て、それをシャトー・マルゴーとパヴィヨン・ルージュに選別していきます。シャトー・マルゴーが平均樹齢35年~40年のブドウから造られるのに対して、パヴィヨン・ルージュが造られるのは、樹齢15年前後の若樹です。
シャトー・マルゴー同様、ブドウは手摘みで収穫され、オーク樽にて熟成されます。若樹から造られているパヴィヨン・ルージュは、樽の影響を受けやすいため、シャトー・マルゴーが新樽率100%であるのに対して、新樽率50%に抑えられており、シャトー・マルゴーよりも熟成期間は3、4ヵ月短く造られています

カベルネ・ソーヴィニヨンの割合が75%を占め、エレガントさが際立つシャトー・マルゴーに比べて、パヴィヨン・ルージュは、メルロの比率が高く、肉付きが良く柔らかなスタイルが特徴。香り高く、きめ細かいしなやかタンニンは、しっかりとシャトー・マルゴーのエッセンスを感じることができる、贅沢なセカンドラベルなのです。

パヴィヨン・ルージュの最大の魅力は、シャトー・マルゴーのスタイルを約5分の1以下の価格で楽しむことができることです。近年、価格の高騰が叫ばれて久しいボルドーワイン。特にメドック格付け第1級、五大シャトーに関しては、いまや10年前の4〜5倍という上昇を見せています。そんな中、最新の醸造技術を取り入れ、世界最高峰の名にふさわしいトップ・レベルの栽培・醸造のもと造られる五大シャトーのセカンドラベルは、ボルドーワインラヴァーにとって、もはや目が離せない存在です。

今回入荷した2つのヴィンテージは、それぞれ24年と18年の時を経て今まさに飲み頃を迎えた、熟成の醍醐味を味わうに相応しい稀少なバックヴィンテージ。特に、1997年ヴィンテージは、シャトー・マルゴーがグラン・ヴァンのカベルネ・ソーヴィ二ヨンの比率をアップさせたことに加え、サードセレクション用のブドウの選別を開始した改革のヴィンテージです。

今後更に入手困難になることが予想される、パヴィヨン・ルージュの貴重なバックヴィンテージ。限定入荷のこの機会に、是非、奥深い妖艶な味わいをお楽しみ下さい。

1997年のボルドーは、8月は非常に雨が多く湿度が高かったものの、幸い9月から収穫時期にかけては天候に恵まれ、収穫量の多い年となりました。全体的には、夏の多雨多湿の影響が大きく、酸やタンニンが穏やかな優しい味わいが特徴です。ファーストラベルのシャトー・マルゴーは、ワインスペクテーター誌において90点を獲得しています。

1997年は、シャトー・マルゴーにとって新たな試みに取り組んだ改革のヴィンテージです。支配人のポール・ポンタリエ氏は「価格に見合う価値を顧客に提供したい、価格相応の価値を提供することがボルドーワインが選ばれ続ける所以である」という強い信念のもと、ファーストからセカンドまで全てのワインのブドウの選別を根本的に見直しました。具体的には、シャトー・マルゴーにおける、カベルネ・ソーヴィニヨンの比率を高めたことにより、従来シャトー・マルゴーに使われていた良質なメルロがパヴィヨン・ルージュに投入されることに。更に、サードセレクション用のブドウの選別を開始(サードラベルのファーストリリースは2009年)し、セカンドラベルに使用されるブドウの選別がより厳格になりました。その結果、必然的にパヴィヨン・ルージュの品質は向上。カベルネ・ソーヴィニヨンを多用したシャトー・マルゴーは強さとよりエレガントなスタイルへ、パヴィヨン・ルージはより肉付きよく柔らかいスタイルへと進化しています。

熟したブルーベリーやフランボワーズの赤・黒系果実のアロマ。時間が経つにつれて、スミレやインク、スパイス、ハーブのようなニュアンスも感じられます。タンニンは甘くソフトな質感。グラスから香る甘美な香り、そして18年の熟成を経てもなお感じる、フレッシュな果実味はマルゴーのテロワールの特徴を見事に表現しています。

1991年のボルドーは、4月下旬に歴史的な春の霜が降ったことが影響し、ブドウの成長が遅れ、その後も収穫直前に強い雨が降るなど1年を通して難しい年でした。しかし、そんな厳しい状況の中でも、メドック地区は霜の被害が最小限に留まり、素晴らしい酸味と程良いタンニンを兼ね備えたワインが造られています。シャトー・マルゴーでは、樹齢の若いブドウの樹の間引きを入念に行ったことで、房ごとに成長がバラつくことなく均等に成熟し、非常に果実味が凝縮した良質なブドウが収穫されています。

カシスやブラックチェリーのような黒系果実のアロマに、燻煙や土、マッシュルームなどのニュアンス。24年の熟成を経てタンニンと果実味が見事に溶け合い、とても滑らかな印象。ヴィンテージの善し悪しに左右されない、シャトー・マルゴーの貫禄を感じさせる美しい1本です。

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