2017年9月 よりどり6本1万円

ボルドーは2005年ヴィンテージ頃から、果実味の凝縮感やボディの重量、長期熟成能力を競う時代を終え、各要素の適切な抽出と研磨、そして早い段階での調和を重視するスタイルへとシフトしてきたように思えます。
そのトレンドは「世紀のヴィンテージ」と言われる2005年、「リキッド・ジュエル」に例えられた2006年だけのことではなく、難しい天候だったと言われる2007年ヴィンテージも続きました。
そんな2007年ボルドー、プリムール販売時のキャッチコピーは「バランス」。
「バランス」重視の "料理とのマリアージュのためのスペースをもったワイン" 。
そして、価格も私たち消費者の近くに戻ってきた喜ぶべきヴィンテージともいえます。
ボルドーの新しさを感じることのできる2007年を、ぜひあなたの五感で味わってください。

「カベルネ・ソーヴィニヨンの出来には驚いていますが、畑では本当に多くの仕事をしましたよ」(マダム・ガスクトン)
クラシック・ボルドースタイルを貫くカロン・セギュール。07年は畑での作業を増やしたお陰で健全な葡萄を収穫できたようです。端正なストラクチュア、フレッシュな果実味、磨きこまれたタンニンのバランスが印象的。

「真夏の天候が悪く一時は心配しましたが・・・全ては9月に逆転し、笑顔で収穫ができました。タンニンの仕上げとトータルバランスの追求、これがポイントです。」(シルヴィ・カーズ女史)
2007年ヴィンテージのキャラクター「バランス」がはっきりと表れたボトル。ランシュ・バージュらしい力強さも健在。

「フレッシュ感、タンニンと酸度のバランスが完璧。加えて繊細で密度が高い。畑での丁寧な仕事と厳しいセレクションの結果です」(ジャン・ピエール・マルティ氏)
折り目正しく紳士的なスタイルのタルボ。2007年も畑仕事と選別の強化によりその正統派で品のあるスタイルを維持することができたようです。

アルテ・レゴ・が良い!パルメよりもよかったぐらいと、テイスティングしたバイヤーをうならせる出来のアルテ・レゴ。
「直前に来ていたロバート・パーカー氏も同じくアルテ・レゴを絶賛していましたよ」(トマ・ドゥルー氏)

「ジューシーで凝縮している。深みがあって・・・典型的な美しいシャトー・マルゴーといえるでしょう」(ポール・ポンタリエ氏)。
CH.マルゴーにとってヴィンテージの差は個性の差に過ぎないのでしょうね。そして2007年は白が凄い!最高のコンセントレーションを得たというパヴィヨン・ブランには蜜のような粘り気すら感じます。

「トップシャトーとそうでないシャトーの違いが大きく出た年です。つまり畑での仕事をちゃんとやっているかどうか、これが成否の分かれ目ということです。私たちのシャトーでは葡萄を文字通り一粒一粒管理しているのです」(クリスチャン・ムエックス氏)
"ワイン造りは畑仕事が9割"と言い切る彼の地道な努力が確実に実を結んだヴィンテージとなりました。

毎年3月のボルドーといえば、一年の間でも最も賑わうシーズン。プリムールのためのテイスティングが行われ、世界中の名立たるワイン商がボルドーに集結するからです。前年ヴィンテージのワインを各シャトーが初披露し、ボルドー全域でテイスティングが繰り広げられます。

世界でも有数のプリムール取引を誇るエノテカも、毎年ボルドーへ!2008年3月にも、2007ヴィンテージを買い付けするべくテイスティングを行ってきました。
以下は、その際のレポート。もちろん約2年前、それも瓶詰め前のワインということで、その後評価を変動する銘柄ももちろんありますが、ボルドーのヴィンテージをいち早く評価する重要な機会です。このたび、いよいよ入荷した2007年のお買い物の参考にされてください!


まずは現地ネゴシアンの協力を得て、各主要エリアから集めた約100種の特級銘柄のサンプルテイスティング。1週間の滞在中に同様のセットを3回、プティ・シャトーに特化したセットを1回行いました。これに加えて実際にシャトーを訪れてのテイスティングです。 メドック主要アペラシオンの特級シャトーはいずれも魅力的なワインを造っています。2005年、2006年で感じたワインの滑らかな仕上がりは2007年にはさらに磨きがかかっており、2005年を境にボルドー全体のワイン造りが大きく変わったことを感じさせます。

ただし、ひとこと付け加えておくなら、レオヴィル・ラス・カーズだけは10年前も今もまったく変わらない。いつもどおり一切の緩みのない、頑強で高密度なスタイルでした。 1997年や1999年、2004年と比較する声も多く聞かれましたが、印象としては2007年のほうがより旨味を多く含み、タンニンの質は格段に良いでしょう。 ラフィットは密度が高く端正なスタイル。シャトー・マルゴーはなんともいえない甘みと透明感があり、ラトゥールはクリーミーなタンニンが印象的。ムートンには強烈な凝縮感があり、オー・ブリオンはエキスだけを掬い取ったかのような一切無駄のない、清らかなスタイル。これら1級シャトーに優劣はさほどありません。元々各シャトーはあまりに個性的で異なるスタイルなので、単純に比較することはできません。

2007年はどれも各シャトーの典型的なスタイルを表現できているのではないでしょうか。 各シャトーがほぼ順当な出来を見せるなか、意外性のあったワインは以下のとおり。
● グラン・ピュイ・ラコスト ● オー・バタイィ  ● グリュオ・ラローズ ●アルテ・エゴ・ド・パルメ   ● イケム


プリムールのテイスティングで行うのはクオリティのジャッジだけではありません。常にネゴシアンや生産者との駆け引きです。彼らは我々の反応をよく観察しています。我々の反応が良ければ生産者は自信をつけ価格設定も強気になる。あまりに興味のなさそうな素振りではアロケーション(割当)を減らされるかもしれない…。テイスティングは真剣に、フレンドリーかつ感情を表に出さず…というけっこう難しいものなのです。

2月から4月にかけては非常に暖かく、萌芽、開花と非常に早く進行しました。特に4月は1949年以来もっとも高い平均気温を記録したとのこと。5月から6月にかけては若干低い気温。これが早すぎた葡萄の生育を正常に戻しました。7月から8月は過去30年間の平均気温に近いものでしたが、最近4年間の平均気温よりは低い。そして9月に入り好天が続きます。葡萄の成熟はゆっくりと確実に進行し、とくにカベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランにとっては最終的には理想的なヴィンテージとなったようです。

全体としての生産量は平均的なもので、多くも少なくもないとのこと。ただしほとんどのシャトーでは通常より厳しいセレクションを余儀なくされたので、ファーストラベルの生産量はかなり少なくなっています。


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