ヴィラ・ヤンボル VILLA YAMBOL
お気に入り追加
お気に入り追加
ブルガリア南部で最も古い歴史を持つワイナリー。
ヴィラ・ヤンボルは1924年にブルガリア南部のヤンボルとストランジャの町を拠点に設立された最も歴史のあるワイナリーの1つです。2003~2005年にかけて、発酵槽や熟成に使用する樽などの醸造設備を一新したことで、生産量と品質の向上に努めてきました。手掛けるワインは国際的なコンクール、インターナショナル・ワイン・チャレンジやブリュッセル・ワインコンクールなどで権威ある賞を数多く受賞しています。 ブルガリアはヨーロッパの南東部、バルカン半島に位置し、北部はルーマニア、南部はギリシャやトルコに接しています。またブルガリアは約4000年前に文明を発展させたトラキア人によりワインが醸造されたと言われる、世界最古のワイン醸造国の1つです。一時は世界第2位のワイン生産国となるほどのワイン大国でしたが、アルコール規制政策や政治などの要因でワイン産業は大きな打撃を受けました。その後、海外からの融資を受け、近代的なワイナリーを設立する生産者が現れるとともに、1999年に、テロワールの概念を導入した新たなワイン法が制定されたことでより高品質なワインを造り出しています。