カ・ディ・ライオ
CA DI RAJO

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イタリア ヴェネト

カ・ディ・ライオ / CA DI RAJO ワインボトル

伝統的な自然派農法を実践する、スプマンテの人気生産者


イタリア、ヴェネトの有名ワイナリー、カ・ディ・ライオ伝統的な自然派農法を実践する、スプマンテの人気生産者です。シャンパーニュ製法よりも、フルーティーで爽やかな味わいのスパークリングワインを、是非この機会にご堪能ください。

目次

伝統的な自然派農法を実践する、スプマンテの人気生産者

カ・ディ・ライオは、イタリア、水の都ヴェネツィアで有名なヴェネト州にあるワイナリー。ヴェネト州の都市、トレヴィソ地区、ピエヴェという川のほとりの肥沃な土地にある小さなワイナリーです。


ライオとは"ライ"地区の古くの呼び名で、現地のことばで「ブドウの枝」の意味も持ちます。この土地の歴史は古く、16世紀よりも前からあるというマドンナ・デル・カルミネ教会を中心にワイン造りを行ってきました。カ・ディ・ライオは、チェケット家がこの土地にブドウを植えたことにワイン造りの歴史が始まりました。

カ・ディ・ライオが最も得意としているワインがスプマンテです。スプマンテとは、イタリアでのスパークリングワインの呼称。カ・ディ・ライオが造るスプマンテはすべて、シャルマ方式というワインを密閉した大きなタンクの中で二次発酵を起こさせる方法で仕立てられています。


この製造方式は、製造過程でワインが空気に触れないことや、二次発酵が30日前後という短い日数でスピーディーに行われることによって、ブドウ本来の香り高いアロマやコクのある味わいを残したワインが造られるのが特徴です。この製法は特にプロセッコに使用される、グレーラなどの豊かなアロマを持つ品種をスプマンテにするのに適しており、シャンパーニュ製法よりも、フルーティーで爽やかな味わいのスパークリングワインを造ることができます。

ヴェネトで普及した伝統的栽培法によるブドウ造り

カ・ディ・ライオでは、"Bellussera(ベルッセラ)"と呼ばれる伝統的な栽培方法を使ってワイン造りを行っています。ベルッセラは、背の高いブドウの樹を左右に並べ、トンネルのように枝を張らせていく栽培方法です。


最近では、この土地のワイン造りは専門家から、「様々な環境が織りなす美しいワイン畑」、「環境を破壊せずブドウを栽培している素晴らしい例」、「"Bellussera"は、同じ気候の条件下でも他の農耕システムに比べ、化学的な物質の使用が比較的少量で済む」等の高評価を得ています。

ヴェネトの多くのワイナリーでは、この栽培方法は今では使われなくなり、機械化可能な農業システムに取って代わられていますが、カ・ディ・ライオでは、依然としてベルッセラで栽培されたブドウ園から生産の大部分を引き出しており、その価値と独自性を高めることに大きな情熱を注いでいます。

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