CHARMES CHAMBERTIN GRAND CRU
ジュヴレ・シャンベルタンのトップドメーヌが手掛ける 香り高く豊満なスタイルの特級畑。 熟成を経てもなお圧倒的な存在感を放つ稀少なバックヴィンテージ。 クロード・デュガはジュヴレ・シャンベルタンのトップドメーヌ。 1980年から2009年までの間で、ロバート・パーカー氏が100点満点を付けた ブルゴーニュの赤ワインは、ロマネ・コンティやルロワの ラトリシエール・シャンベルタンなどたった5本しかありません。 実はその内の1本がクロード・デュガの造る、1993年グリオット・シャンベルタンなのです。 クロード・デュガが目指すのは、あくまで自然なワイン造り。 デュガ氏は、「自然治癒を繰り返したブドウの樹は 自己治癒力が年々高まり、よりテロワールを表現したワインが造られるようになる」との考えのもと、栽培においては、化学肥料を与えず、土壌を刺激するために岩草や海草を畑に与え、 ブドウの樹が病気にかかった場合も、 すぐに薬に頼るのではなく、極力自然の治癒力に委ねます。 こうした徹底したこだわりのもと造られるワインは、 総じて圧倒的に香り高く、凝縮感があり、タンニンは滑らか。 非常に長い余韻を持った偉大なワインへと仕上がります。 また極端に収量を抑えている為、 非常に生産量が少ないことでも有名です。 こちらは、ジュヴレ・シャンベルタン村にあるグラン・クリュの中でも、 一際エレガントで、柔らかい味わいの「シャルム・シャンベルタン」。 特級畑シャンベルタンの向かいに位置し、 粘土石灰質土壌から生まれるミネラルを豊富に含んでいます。 クロード・デュガが所有する畑は0.33ha。ブドウは手摘みで収穫され、100%除梗。 天然酵母を使用し、セメントタンクで発酵した後、樽で14ヵ月間熟成されます。 1989年のブルゴーニュは、ブドウが良く熟し収穫量に恵まれた年。 エキス分の詰まったブドウから、凝縮感溢れる味わいのワインが多く生み出されました。 ドライチェリーやドライブラックベリーの妖艶な果実香に、 スパイス、なめし皮のニュアンスが見事に融合した複雑なアロマが漂います。 口に含むと豊満な旨味が印象的。 きめ細かなタンニンがしなやかさをもたらし、絶妙なバランスを感じさせます。 圧倒的なスケールを保持しながらも、エレガントさを感じさせる雰囲気は、 クロード・デュガにしか表現できない独特の味わい。 30年近い熟成を経てもなお堂々たる存在感を放つ、 稀少なバックヴィンテージを、是非ともこの機会にご堪能下さい。 ※ 画像はイメージの為、実際の商品と若干異なる場合がございます。
※オールド・ヴィンテージ商品のため、経年によりボトルやラベルに汚れやキズなどがある 場合がございます。予めご了承ください。 ※ 数量限定の販売につき売り切れの際はご容赦ください。 ※ワインショップ・エノテカ各店ではお受付しておりません。
コルクにカビが生えているワインは保管の良い証 ワインの理想的な保管条件は温度が15℃前後、湿度が75%前後です。この条件はカビが発生しやすい状態で、ワインセラーで長期間保管していると、キャップシールの中、コルクの上部にカビがつくことが多くあります。もしコルクにカビがついていた場合はしっかり拭き取っていただければ問題はありませんのでご安心下さい。 ラベルの汚れはオールド・ヴィンテージならば避けられないもの 長く保管されればされるほど、外見は完全な状態ではなくなります。長期間理想的な状態で保管されていたワインの多くは、高い湿度によってラベルにシワやシミができます。 シャトーによっては、蔵出し直前にラベルを張り付ける場合があり、オールド・ヴィンテージのワインでも綺麗なラベルのワインもあります。シワ・シミがあるからといって、保管状態をご心配される必要はありません。 液面が下がっているのは、熟成の結果です オールド・ヴィンテージのワインには、しばしば漏れた形跡が無いにも関わらず、ワインの量が目減する不思議な現象が起きます。これはコルクの絶妙な弾力性が関係しています。コルク栓で閉めたワインボトルは完全密閉ではなく、ワインは空気と触れ合っていることで、少しずつ科学変化が起き、ゆっくりと熟成していきます。 このような熟成中の変化を指して、ワインは呼吸していると表現されています。 飲む前は最低一週間はボトルを立てておきましょう ワインは熟成の過程で、長い時間をかけて不溶性の沈殿物が発生します。これが澱(オリ)と呼ばれるものです。澱は元々ワインに溶け込んでいた自然の成分が固形化したものなのでお飲みいただいても問題はありません。しかし口当たりが悪く、強い渋味を感じるため、できるだけ飲みたくないものです。 そうは言っても配送や持ち運びによってボトルが振動すると、澱が舞ってボトル全体に浮遊しまいます。そこでオールド・ヴィンテージのワインを飲む前は、ボトルを立てて澱を瓶底にためるようにしましょう。 目安としては、一週間ほど立てて保管することをおすすめします。 コルクはゆっくり丁寧に抜きます 熟成を重ねると、コルクが柔らかく脆くなります。そのため若いワインのように勢いよく抜くのではなく、ゆっくりと丁寧に引き上げるように抜栓します。もしコルクが折れてボトルの中に落ちてしまったら、デキャンタに移して飲む方法がベストです。 ゆっくり丁寧にグラスに注ぎます オールド・ヴィンテージのワインを飲む時は、勢いよく注がずに澱が舞いあがらないようにゆっくりと注ぎます。 そうすることで、最後までボトルの底に澱をためておくことができます。ためておいた澱は勿体ないですが、飲まずに捨ててしまいましょう。目安として瓶底1cm残しておくと良いとされています。 一本丸ごと味わいましょう ボトルを立てておいたオールド・ヴィンテージのワインは、同じ1本でも上部と下部では味わいが異なります。 ボトルの下部ほど濃度が濃くなります。一本のワインで違った味わいを楽しみたい場合にはボトルから直接グラスに注ぎ、味を均一化するにはデキャンタに移すことをおすすめします。
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