ブルゴーニュの真髄、ドメーヌ・ド・モンティーユ。
頂点に君臨し魅了し続ける、モンティーユのカイユレ。
モンティーユは、ブルゴーニュの真髄ともいえる、人を魅了してやまない、
素晴らしい香味をもった長期熟成型のワインを造りだします。
他の生産者からも、ワイン業界の関係者からも絶大な信頼と人気を集めています。
ド・モンティーユ家は、コート・ド・ボーヌで最も優雅なワインを産出するといわれるヴォルネイ村に、
17世紀後半のフランス革命前から居を構える旧家。
ワイン造りの歴史は、
フランソワ・ド・モンティーユ氏の代、
1920年後半から始まりました。
ユベール氏がその後確固たる基礎を築き、
1995年、以前より仕事を手伝っていた子供たちにドメーヌが託されました。
世代交代後のワインの特徴としては、以前ほどの超長期熟成を必要とせず、
比較的近づきやすいのが特徴です。
ワイン造りは1970-1980年代とほとんど変わっていませんが、
栽培においては比較的変化が目立ちます。
もともと除草剤は使用したことがなく鋤き入れで対応してきたといいますが、
「高品質のワインは高品質のブドウからしか出来ない。
そのためには周囲と調和した生きている土壌が必要だ。
土壌は単なる樹を地下で支える物質ではない」として、
1997年から有機栽培へとよりナチュラルな栽培に変更し、
更に近年はヴィオディナミに移行しています。
ル・カイユレは、特級畑のモンラッシェ、シャヴァリエ・モンラッシェの北側に隣接。
モンラッシェと地続きで標高も同じという、非常に立地条件の良い1級畑です。
1級畑としては最高価格がつくほど価値のある存在であり、
中でもモンティーユのカイユレはその頂点に君臨するひとつと言われています。
2008年ヴィンテージは2009年ヴィンテージの偉大さに隠れがちですが、こちらも優良年の一つ。
ワインスペクテーター誌のヴィンテージチャートでは91点と高評価を得ています。
すぐ開けても良し、熟成させても良し。
飲み時を自由に選べるヴィンテージです。
黄桃やバニラの魅惑的で豊かなアロマ。
口に含むとリッチな果実味が柔らかに広がり、
石灰石のニュアンスもあります。
純度が高く、余韻にしっかりと感じられるミネラル。
特級畑にも迫る緻密な構造と上質な味わいをお愉しみください。
飲み頃:2012年〜