BOURGOGNE ROUGE CUVEE PRESTIGE
01
2017 750ml[Full]
4,500 Yen (4,950 Yen (Tax included))
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「ピノ・ノワールの神様」、アンリ・ジャイエの一番弟子。 8つのグラン・クリュを手掛ける名門ドメーヌ。
シャルロパンは、ジュヴレ・シャンベルタンを拠点にブルゴーニュ全域で実に40を越えるワインを手掛ける名門ドメーヌ。現当主、フィリップ・シャルロパン氏(写真右)は、22歳のときに父アンドレ氏から2ha弱の畑とドメーヌを引き継ぎワイン造りを始めました。当初はマルサネ村でワイン造りを行っていましたが、いまやフィサン、ジュヴレ・シャンベルタン、モレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニー、ヴォーヌ・ロマネにも計25haの畑を所有し、「シャンベルタン」「ボンヌ・マール」「エシェゾー」など、なんと8つのグラン・クリュを手掛けています。2007年からはフィリップ氏の息子ヤン氏(写真左)が白ワインを担当し、シャブリもリリース。現在は親子でドメーヌを営んでいます。 フィリップ氏は「ピノ・ノワールの神様」と呼ばれる故アンリ・ジャイエ氏から指導を受けた一人で、愛弟子として可愛がられていたことでも知られています。ジャイエ氏は、化学物質の不使用や収量の徹底した制限など、極力人の手を介入させない今日のブルゴーニュワインのスタイルを確立した、伝説的なワインメーカー。フィリップ氏はそのワイン造りを忠実に受け継ぎ、やがて「まさに私が思っているように造っているな」と言わせてしまうほどの実力をつけるようになりました。
果実味とアロマに溢れ、精密なフィネスを感じさせる、 確固たるシャルロパンのスタイル。
シャルロパンのワイン造りには、師であるアンリ・ジャイエ氏の影響が色濃く見られます。まずブドウ栽培においては、ブドウの質そのものがその後の醸造そしてワインの質を決定すると考えるため、極力自然の力を邪魔しないよう細心の注意を払っています。ブドウの樹が自力で凝縮感のある果実を結実できるよう、栽培にはリュット・レゾネ(減農薬農法)を採用。除草剤と化学肥料は使用せず、殺虫剤代わりにフェロモンカプセルを用いています。所有するブドウの樹齢は総じて高く、もともと樹は多くの房を実らせませんが、シャルロパンではさらに収量を制限。収穫後も厳しく果実を選別し、丁寧に除梗を行い、自然酵母で一週間に及ぶ低温浸漬、発酵を行います。この低収量、除梗、低温浸漬というアンリ・ジャイエ氏の代名詞とも言える代表的手法で、ときに「強烈」と評されるほどの凝縮した果実味を抽出します。 その後の樽熟成の際の新樽比率が高いこともシャルロパンの特徴です。若いうちは樽の香りが強く感じられますが、熟成とともに綺麗に濃厚な果実味に溶け込み、洗練された深みのある味わいに変化。熟成を経て精妙なフィネスを備えたシャルロパンのワインは、まさにブルゴーニュの最高峰の名に相応しい品質を誇ります。
シャルロパンのこだわりが詰まった、 A.C.ブルゴーニュの域を超えた品質を誇る1本。
熟成を経てそのポテンシャルを開花させるシャルロパンのワインですが、若いヴィンテージを楽しむなら断然こちらのブルゴーニュ・ルージュ キュヴェ・プレスティージュがおすすめです。ドメーヌが所有するブルゴーニュ各所のあらゆる畑のブドウをブレンドして造られる、最も手軽なキュヴェですが、栽培から収穫、醸造に至るまで村名クラス以上のワインとなんら変わらぬこだわりで造り上げられます。新樽比率に関してはやや村名クラスより抑えめの50%で、若いうちに味わっても決して樽の風味が前面に現れることはなく、シャルロパンの複雑なアロマ、溢れるピュアな果実味を存分にお楽しみいただけます。 2013年のブルゴーニュは、開花期から成長期にかけての天候不順の影響を受けましたが、9月には天候が回復。1980年以来の遅さだと言われるほど収穫時期を遅らせたことで、最終的には果皮や種までタンニンが十分に熟した状態で収穫が行われました。またシャルロパンの名は、第13回世界ソムリエコンクールの優勝者で、マスター・オブ・ワインの1人であるジェラール・バッセ氏に「2013年ブルゴーニュ生産者の中で探すべき造り手」としてアルマン・ルソーやドニ・モルテと共に挙げられています。一般的なA.C.ブルゴーニュの場合、毎年ブレンドが異なり、ヴィンテージの差が現れにくい場合が多くありますが、このシャルロパンのブルゴーニュ・ルージュ キュヴェ・プレスティージュは、しっかりとヴィンテージの個性を感じられるのも、興味深い点。ブドウの質に自信があるからこそ、ストレートにその良さを表現しているが故と言えるでしょう。 深みのあるルビーレッドの色調。フレッシュなラズベリーやブラックチェリーなどの果実の香りに、ローズマリー、シナモンなどのハーブやスパイスのアロマが感じられます。除々に紅茶やなめし革、樽のニュアンスが立ち上り、時間が経つにつれて開く贅沢な芳香に魅了されます。口に含むと凝縮された果実味と骨格のある酸味、きめ細やかなタンニンが溶け合うエレガントな印象。余韻に香るモリーユやグリエが味わいに一層の深みをもたらします。 そのクオリティはA.C.ブルゴーニュとは思えないほどに華やかで豊満。ブルゴーニュ最高峰ドメーヌの実力を、是非ご堪能ください。
※ 画像はイメージの為、実際の商品と若干異なる場合がございます。
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