レ・ペニタン・シャルドネ

ジュヴレ・シャンベルタンの名ドメーヌ『ジャンテ・パンショ』と
サンセール最大の生産者『アルフォンス・メロ』との共同醸造ワイン。
果実本来のフレッシュな旨みと、リッチな複雑味を兼ね備えたスタイル。

「レ・ペニタン」はジュヴレ・シャンベルタンやシャンボール・ミュジニーに畑を持つ
ブルゴーニュの名ドメーヌ、ジャンテ・パンショと、
フランスロワール地方、サンセールで指折りの有名生産者
アルフォンス・メロとのコラボレーションワイン。

ジャンテ・パンショは世界中のワインラヴァーを魅了する銘醸地
ジュヴレ・シャンベルタンに本拠地を持つドメーヌです。
ジャンテ・パンショのワイン造りの特徴といえば、なんと言ってもその丁寧さ。
現当主のヴァンサン・ジャンテ氏はハーレー・ダヴィッドソンを乗り回し、
ワイン造りの傍ら消防士も務めるという男気あふれる人物。
ともすればこわもてで荒々しい印象を受けるのですが
ブドウ栽培、ワイン造りに関してはひたすら丁寧に、
愚直なまでに純粋な果実味を追い求めています。
80年代後半から急速にワインの質が上がり、
ワイン評価誌各誌で絶賛、ロバート・パーカー氏も
見つけたら即手に入れるべきと評価しています。

アルフォンス・メロは、
400年以上の長い伝統を守り続けるロワール地方、サンセールで最大の造り手。
職人気質な仕事ぶりと高い技術により生み出される綺麗な仕上がりのワインは
フランスの多くの星付きレストランでオンリストされており、
ソムリエでサンセールのアルフォンス・メロの名を知らない人はいないと言って過言ではないほどの人物です。
ロバート・パーカー氏もサンセールを代表する生産者として4つ星評価をしています。

そんな実力派２人の生産者は昔若いころ同じ学校に通っており、
その親交の深さがきっかけで2006年よりこのレ・ぺニタンの醸造を始めました。

畑はブルゴーニュ地方から240km離れた、ロワール地方にほど近いコトー・シャリトワ。
石灰質が多いキリメジャン土壌を南東向きの日当たりのよい区画に計16ha所有しており、
12haをシャルドネ、4haをピノ・ノワールの栽培にあて共同所有しています。
ワイン造りは双方の得意分野である赤をジャンテ・パンショ、
白をアルフォンス・メロがそれぞれメイキング。
醸造したワインを半分ずつ分け合い、それぞれのラベルを張り、自身の名前でリリースしています。

こちらは元々ソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワールの醸造のみであったアルフォンス・メロが
新しいチャレンジとして手掛けるシャルドネ。
ビオロジック農法で造られたブドウは25kg入りの小さな箱に入れて運ばれ、
選果台で厳重に選別後、空圧式のプレス機で圧搾。
18℃～23℃に保たれた果汁の90％はステンレスタンク、10％は新樽を使用し、
シュール・リー製法で発酵が行われます。