CH.GRAND MAYNE
サン・テミリオンの最も恵まれた立地に位置する歴史あるシャトー。 シャトー・ムートンの元オーナーも認めた 豪勢でリッチな味わいの、熟成ポテンシャルを備えたワイン。
サン・テミリオン格付け 特別級 シャトー・グラン・メイヌは1685年にジャック・ラヴォー氏によって設立された歴史あるシャトー。 当時所有していた土地は30haでしたが、息子のジャン・ラヴォー氏が シャトー・スタールの畑を買収し土地を250ha程までに拡大。 現在シャトーの土地は数年にわたり買収を繰り返し縮小しましたが、 大規模な土地を伴う豪華な家を意味する「manor=荘園」に由来するシャトーの名前から、 当時の繁栄ぶりがうかがえます。 ボルドーの名の知れたネゴシアン、ジャン・ノニ氏が1934年にシャトーを買収し、現代のシャトーの歴史が始まります。 1977年に彼の息子ジャン・ピエール氏とその妻マリー・フランソワーズ・ノニ女史に引き継がれ、 著名なワイン醸造家ミシェル・ロラン氏の哲学を得たことで高い評価を獲得。 2001年の夫の死後から現在に至るまでは、マリー・フランソワーズ・ノニ女史が 2人の息子と共にシャトーを牽引しており、テルトル・ロートブッフのルイ・ミジャヴィル氏を コンサルタントとして招聘し、高品質のワインを生み続けています。 シャトーの畑はサン・テミリオンの西側、ポムロールとサン・テミリオンの土壌の権威として 名高いアンジャルベール教授が、講義や著作を通じて、 サン・テミリオンで最も立地に恵まれたシャトーの1つであると明言するほど、 絶好のロケーションに位置しています。 ボルドーの中では珍しい標高55mにも達する丘陵地帯は粘土質と石灰岩の土壌、 斜面の下方は粘土質の下層を砂の表土が覆った土壌から成り、 2種類の異なる土壌からワインが造られるのが特徴。 平均樹齢30年ほどのブドウ樹が、1ha当たり5500本の密度で植えられています。 収穫されたブドウは木桶とステンレスタンクを組み合わせて醸造。 小樽でマロラクティック発酵を行った後、新樽率80%から100%のフレンチオークで 平均2年間熟成され瓶詰されます。 造られるワインは、サン・テミリオンの中でも最も豪勢でリッチな味わい。 畑の卓越した土壌やすばらしい日当たりのおかげで、格別にフルボディで、 グリセリンのたっぷりとした長命のワインが生み出されます。 ベルギーのあるレストランで1955年のグラン・メイヌを飲んだ 故フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵が、その場で数ケースを注文し、 「代わりに1955年のムートン・ロスチャイルドを同じ数だけさしあげよう」 と言ったという逸話があるように、手頃な価格ながらも 格付けシャトーに勝るとも劣らない高いクオリティを備えている1本です。
ボルドー右岸シャトーバックヴィンテージ限定入荷
バックヴィンテージボルドー2017年3月入荷
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