最新情報!ボジョレー2018年は“珠玉のヴィンテージとして歴史に刻まれる”

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公開日 : 2018.10.19
更新日 : 2022.5.19
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ブドウ畑

解禁まであと1ヵ月を切ったボジョレー・ヌーヴォーですが、今年の出来はどうだったのでしょうか?最新の作柄情報をお伝えします!

10月9日にボジョレーワイン委員会より発表された最新のプレスリリースによると、今年のボジョレーはかなり期待が持てるヴィンテージのようです。

以下、2018年10月9日に発表されたボジョレーワイン委員会のプレスリリースを抜粋します。

収穫が終わるとすぐに、ボジョレでは北から南へ、そしてカーヴからカーヴへと、熱狂と称賛の声が駆け巡りました。2018年ヴィンテージは、2017年、2015年、2009年と並び、珠玉のヴィンテージとして歴史に刻まれるでしょう。

成熟の条件は理想的なものでした。天候面でもまったく問題なく、日照と暑さに恵まれ、果実はゆっくりと順調に熟してゆき、また春に蓄えられた水分を引き出すことで、ブドウ樹は全般的に乾燥に苦しむことはありませんでした。収穫されたぶどうは素晴らしい衛生状態です。収穫が開始されるまで良い状態を保っており、9 月の暑さと日照の恩恵を最大限に享受した生産者たちは健全で糖分が高く、よく凝縮したぶどうを収穫することができました。

“オイリーで凝縮”

赤ワイン

Sicarex(ボジョレーのぶどう栽培・醸造研究所)のディレクター、Bertrand Chatelet(ベルトラン・シャトレ)氏は2018年のボジョレーについて以下のようにコメントしています。

「ビロードのような口当たりです。ワインは長い浸漬により色とストラクチュアが抽出されています。円みがあって絹のようですが、オイリーで凝縮しています。タンニンは繊細でエレガントです。」

2018年はフランス全土で歴史的ヴィンテージになる見込み

ワインジャーナリストの山本 昭彦氏の「ワインレポート」によると、「2018シャブリ、20年間で最良のヴィンテージ」と題した記事で「2018年のシャブリは暑くて乾燥した夏の天候に恵まれ、過去20年間で最良のヴィンテージになると、ブルゴーニュワイン委員会のシャブリ委員会のルイ・モロー会長が発表した。2018年のフランスは、戦後最小の生産量となった2017年と比べて、各地で品質の高い豊作が期待されている。」とレポート。

山本氏はシャンパーニュ地方についても「質・量ともに充実した歴史的な2018年」と評しており、2018年はボジョレーだけでなくフランス全土で素晴らしいヴィンテージとなりそうです。

いち早くヴィンテージを占う指標ともなるボジョレー・ヌーヴォー。

歴史的なヴィンテージとの呼び声高い2018年の真偽を確かめるためにも、ワインラヴァーには見逃せないワインとなりそうです。

歴史的なヴィンテージとの呼び声高い2018年の真偽を確かめるためにも、ワインラヴァーには見逃せないワインとなりそうです。

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