Googleストリートビューで五大シャトーを仮想訪問!?

シャトー・ラトゥール

ワイン愛好家、特に、ボルドーの熱烈なファンは、メドックの華麗なシャトーを訪問したいと思っているはずです。ラベルに描かれたそのままの建物を自分の目で見たい。でも、時間もないし、お金もかかる….そんな人におすすめなのが、Googleのストリートビューです。これが、意外にはっきりとシャトーを見ることができ、シャトー訪問の疑似体験ができます。

シャトーの画像は頻繁に更新しているようなので、以前は映っていなかったような風景も近距離で見ることができます。

仮想訪問ってどうやるの?

例えば、シャトー・マルゴーは、内部の発酵施設、熟成庫、テイスティング・ルームまで入ることができますし、シャトーへ行った気分になれます。まずは、五大シャトーを仮想訪問してみましょう。

シャトー・ラフィット

仮想訪問はとても簡単で、Google mapを表示させるだけ。シャトーの詳細な住所を知らなくても、左上のアドレス欄にシャトー名をアルファベット入力するだけで勝手に候補名が出てくるので、それをクリックすれば、あっという間に仮想訪問できます。

続いて、画面右下にある黄色い人形(以下、ペグマン)をドラッグ・アンド・ドロップして、目的のシャトーに近い場所に落とすと、周囲の画像が出てくるので、その場所から進んだり、後戻りしたり、360度見渡すことができます。

まずは、ラフィットへ

シャトー・ラフィット

まずは五大シャトーの最高峰、シャトー・ラフィットへ行ってみましょう。建物の真正面にペグマンを落とすことはできませんが、シャトーの前の道を少し左手に進むと、街路樹の隙間から池と建物がはっきり現れます。ラベルに描かれているものと同じ風景が、遠景ながらも正面に見えるのが嬉しいですね。画像は小さいけれど、ラベルよりは大きい。街路樹が柳なのが意外だったりします。

ラトゥール は、かなり遠いが…

シャトー・ラトゥール

次はシャトー・ラトゥール。シャトーの前にペグマンを落としても、かなり遠く感じます。ラトゥールのシンボルである「釣鐘状」の建物は非常に遠く、意識して探さないと見つけることができません。代わりに、手前のピション・ラランドはキレイに正面に見えます。ちょっと得した気分になりますよね。

これぞ一級シャトーの風格を感じるムートン

シャトー・ムートンは、シャトーのほぼ正面まで行けて、ワイン雑誌でよく登場する切妻造りの美しい建物がブドウ畑越しに見えます。非常に手入れが行き届いていて、これぞ一級シャトーの風格があります。

この仮想訪問の目玉はマルゴー!

シャトー・マルゴー

この仮想訪問の目玉はシャトー・マルゴーです。左上のアドレス欄に「Chateau Margaux」と入れてエンター・キーを押すと、一挙にシャトー・マルゴーを中心にした地図が全画面に出てきます。

右下にあるペグマンをドラッグして、「ワイナリーChateau Margaux」と表示した場所で落とすと、ラベルに印刷してあるシャトーが正面に見えます。(見えない場合は、回転させてください)これだけでも、ワイン愛好家なら、「おぉ、シャトー・マルゴーだぁ」と感動できます。昔は、正面の美しい姿を眺めるだけでしたが、今は進化して、シャトーの中まで入れます。

入り方は簡単。左下にある名刺ぐらいの小さいウィンドウにカーソルを移動させると、シャトー周辺の地図が出て、小さい青い丸印がいくつか現れます。まず、シャトー正面右の丸をクリックすると、木の扉の写真が出てきます。「扉が閉まっているので、本日は閉店かな?」と諦めてはいけません。

シャトー・マルゴー

さらに奥をクリックすると、シャトー・マルゴーの中へ行けます。巨大な地下樽熟成庫の画像が全画面で現れ、しかも、360度、見渡せます。樽が数百個(数千個?)キレイに並んでいて、素直に感動します。赤ワインの香りが漂ってきそうな風景を目の当たりにした後、熟成庫の中をあちこち歩き回ってみましょう。画面上でうろうろしていると、グラスを10個並べた試飲室や、職人さんが樽を修理している樽工房の写真が出てきます。

木の匂いや、金槌の音が聞こえてきそうな臨場感が満載です。また、巨大な木製の発酵槽も出てきます。数十個はあるでしょうか。そこを通り抜けると、ステンレスタンクが何ダースも並んでいて、ステンレスのひんやり感まで伝わる。

奥までキチンと照明があたり、ピントも合っているので、シャトー・マルゴーが全面的に協力しているのでしょう。ところどころに、ストリートビューを撮影したカメラの影が映っているのが微笑ましいですね。シャトーの外へ出れば、一面にブドウ畑が広がっています。

シャトー・マルゴー

ちなみに、ペグマンを同じマルゴー村のシャトー・パルメへ移動すると、ラベルのままのシャトーが見え、屋根の旗竿には、オランダ、フランス、イギリスの旗が立っています。ラベルでは、建物が黒いので、実物とかなり印象が違うので、ぜひご覧になって下さい。

最後はオー・ブリオンへ

オーブリオン

最後はオー・ブリオン。ここは大通りに面しているので、ゲートの真正面まで行くことができます。塀の両側には、「Chateau Haut-Brion」の大きな文字が見えるので、そこで360度見渡すと、ブドウ畑の向こうにラ・ミッション・オー・ブリオンが立っています。私はこれに感動してしまいました。

まとめ

この他のいろいろな有名シャトーをGoogleストリートビューでチェックしてみましたが、圧倒的に迫力があって、細部まではっきり見えるのがコス・デストゥルネルです。

ラベルそのままの建物がなんの障害物もなく真正面に見えます。左に緩やかに曲がる上り坂に沿って移動すると、シャトーが少しずつ大きくなり、存在感があるので思わず声が出そうになりました。

皆さんもぜひ、気軽に手軽にシャトーの仮想訪問を楽しんで下さい。