【今日のワイン】ワインの世界で働くきっかけとなった赤ワイン「ぺポリ・キャンティ・クラシコ」
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こんにちは!エノテカ・オンラインの川相です。
10月に入り少しずつ涼しくなってきたため、赤ワインを飲みたいと思うことが増えてきたのではないでしょうか。今回は私がエノテカに入社するきっかけとなった赤ワインをご紹介します。
10月から、所属する部署に新入社員が配属され、私が教育担当になりました。彼らを見守る中で、自分はどんな思いでエノテカに入社したのかを思い返していると、ふと1本のワインが頭に思い浮かびました。
それが私にとって大事なワインである「ペポリ・キャンティ・クラシコ」です。
私がこのワインを初めて飲んだのは大学生の頃。アルバイト先のイタリアンレストランで、営業終了後に店長が飲ませてくれました。
最初は単にお酒が飲めることに喜び、どんなワインなのかを気にもしませんでしたが、すぐに衝撃を受けることになります。
グラスに注がれたワインを香った瞬間、押し寄せるように感じるフルーツの生き生きとした香りとそれに絡み合う複雑な香り。
早く飲みたいという気持ちを抑えながら、ゆっくりと口に入れると、たっぷりとした果実の風味が広がり、まろやかでスルスルと飲んでしまいそうな飲み口に、思わず「何だこれ!?」と驚きました。
今まで飲んできたワインとは、明らかに違う味わい。当時はまだそれが何かをわかっていませんでしたが、今思えば香りの種類の多さや味わいのバランスの良さ、そして一体感に大きな差を感じたのだと思います。
まかないのマルゲリータ・ピッツァと合わせてみると、ワインが寄り添うようにピッツァを引き立て、いつものまかないと全く違う美味しさを感じました。今でもこの組み合わせは、私の中のベストペアリングです。
このワインをもっと知りたいと思い、裏ラベルを見るとそこにあったのはエノテカの文字。それが私のエノテカとの出会いです。
後日このワインの衝撃が忘れられずネットで調べてみるとエノテカ・オンラインで紹介されており、今の仕事をしたいと思ったきっかけになりました。
こうして過去を遡る中で、思い出したワインがくれた衝撃と感動。ワインの素晴らしいところは、人に感動を与えることだと改めて感じさせられました。
皆さんのワインライフにおいて、思い出に残る素敵な1本に出会うお手伝いができるように、これからも励んでいきます!
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