生産者イチオシのお値打ちピエモンテワイン

イタリア北西部に位置するピエモンテ州。イタリアきっての美食の地、そして随一の高級ワインの産地として知られ、代表的なワインとしてバローロ、バルバレスコの名前を聞いたことがある人は多いかもしれません。しかし、ピエモンテの魅力はバローロやバルバレスコだけにとどまらず、実はバラエティ豊かな品種から造られるお手頃価格のワインが狙い目です!


こちらのページでは、エノテカスタッフが実際に訪問した現地ワイナリーの生産者メッセージと共に、各生産者おススメのお値打ちピエモンテワインをご紹介!バローロ、バルバレスコだけではない、注目のピエモンテワインを是非この機会にお試しください!

目次

今ピエモンテワインを飲むべき理由

イタリア北西部のアルプス山脈に位置し、有名銘柄バローロ、バルバレスコを筆頭にイタリア随一の高級ワインの産地として知られるピエモンテ。実は、そのクオリティに対して控えめな価格から、ワインの価格が高騰しているブルゴーニュワインの愛好家からも注目されています。その理由のひとつがブルゴーニュとの類似性。家族経営で畑仕事を大切にする生産者の考えや生産量、畑の規模やモノセパージュ(単一品種)や単一畑の文化など、どれをとってもよく似ているのです。


加えて、ブルゴーニュはあらゆる情報が出尽くしており、また、価格も高騰していますが、ピエモンテはまだまだ。日本ではまだ知られていない生産者のワインや、有名生産者のお手頃キュヴェなど、味わいはもちろんのこと、掘り出し物が多く発掘しがいのあるワイン産地としても注目を集めています。


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生産者イチオシのお値打ちピエモンテワイン

おススメの赤ワイン4銘柄

ネッビオーロの魅力溢れる「ヤング・バローロ」。ソフトなタンニンとフレッシュで華やかな味わい。


ランゲ・ネッビオーロ

パオロ・スカヴィーノ
4.3 (22件)
ライトボディ
5
フルボディ

バローロに新時代をもたらした巨匠、パオロ・スカヴィーノが手掛けるこちらのランゲ・ネッビオーロは、バローロの生産地区内にあるラ・モッラ村のブドウを贅沢に使用したハイコスパワイン。ソフトなタンニンと瑞々しく華やかな味わいが特徴で、ネッビオーロの魅力を気軽に愉しむことができるスタイルです。

生産者からのコメント!


このワインに使われているブリッコ・マネスコットとアヌンツィアータという畑は本来バローロを名乗れる畑ですが、より親しみ易いワインが造られるため、ランゲ・ネッビオーロに向いているんです。レストランのバイザグラスで使われるなど、地元の人々にも好まれている1本で、バローロを飲んだことのない人にもおススメです! (オーナーファミリー エンリカ・スカヴィーノ女史)

バルベラの名産地の単一畑ブドウで仕立てる、香り高くエレガントなスタイルの赤ワイン。


バルベラ・ダルバ ピアン・ロムアルド

プルノット
4.1 (14件)
ライトボディ
3
フルボディ

世界市場で「ピエモンテのワインと言えばプルノット」と言われるほどの知名度を誇る老舗ワイナリー。こちらのワインはエノテカのバイヤーたちがピエモンテに出張に行った際に試飲を行い、全員一致で「これは日本に紹介したい!」と熱望した注目アイテムです。香り高いアロマにフレッシュな果実味を備えた、洗練された味わいをお愉しみいただけます。

生産者からのコメント!


ピアン・ロムアルドは、バローロの生産地区東側に位置するモンフォルテ・ダルバ村の単一畑です。標高が500mとかなり高い位置にあり昼夜の寒暖差が大きいので、エレガントなワインに仕上がるんです。バルベラらしいしっかりとした酸味がありながらも親しみやすい味わいなので、お食事と一緒に愉しんでいただきたいです! (ブランド・マネージャー エマニュエル・バルディ氏)

独自の栽培理念から生み出される、豊かな果実味が魅力の密度の高い味わい。


ドルチェット・ダルバ プリアヴィーノ

ロベルト・ヴォエルツィオ
3.3 (7件)
ライトボディ
4
フルボディ

ロベルト・ヴォエルツィオは、極度の低収量を目指した革新的な栽培理念を取り入れ、ラ・モッラ村の偉大なクリュからバローロの極みと言えるワインを生み出している造り手。こちらはヴォエルツィオの魅力を堪能できる入門編的キュヴェで、しっかりとした酸味と、程よいタンニン、豊かな果実味が絶妙のバランスを保っているきめの細かな味わいです。

生産者からのコメント!


私たちのワイン造りの特徴は、密植と低収量。こちらのドルチェットに関しても、7月半ばに半分ほどのブドウを落とし、8月半ばには残った房の下半分をカットして凝縮度を高めています。ドルチェットは地元でも「エブリデイワイン」として親しまれているフードフレンドリーな品種なので、和食などの幅広い料理と一緒に愉しめるのが魅力です! (現当主 ロベルト・ヴォエルツィオ氏)

赤系果実のフレッシュなアロマが特徴の土着品種で仕立てる、明るくフルーティーな赤ワイン。


NEW

ランゲ・フレイザ

カヴァロット
3.5 (2件)
ライトボディ
4
フルボディ

ナチュラルな造りでテロワールを表現したワインを生み出し、世界のワイン評価誌から高評価を獲得している生産者カヴァロット。こちらはネッビオーロに似た力強いタンニンを備えた土着品種、フレイザを使用した1本。イチゴなどの赤系果実のアロマと活気に満ちた酸を備えた、フルーティーなスタイルが魅力です。

生産者からのコメント!


フレイザは、生き生きとしたイチゴなどの赤系果実のアロマに、ネッビオーロに似たタンニンを備えた力強い味わいが特徴の品種。なかでもこのワインは、私たちが誇るバローロを生み出す秀逸な区画、ブリッコ・ボスキスの西向き斜面で採れたブドウを使用しています。チャーミングなスタイルで若いうちから愉しめる1本です! (現当主 アルフィオ・カヴァロット氏)

おススメの白ワイン3銘柄

熟した果実のアロマが漂う芳醇な味わいの、傑出した完成度を誇るアルネイス。


ロエロ・アルネイス

ブルーノ・ジャコーザ
4.5 (22件)
ライトボディ
3
フルボディ

アルネイス種の特徴は、アーモンド香を備えた奥行きのある風味と、分かりやすい果実味がある繊細で優しい味わい。伝統派バローロの王者、ブルーノ・ジャコーザですが、実は高品質のロエロ・アルネイスを生み出す先駆者でもあります。数あるアルネイスのワインの中でも特筆した出来栄えで、リピーターも多い1本です。

生産者からのコメント!


「アルネイス」とは村の方言で「頑固者」という意味。成熟度が一定のポイントに達すると急激に酸が落ちるため、フェノール類の熟度や糖度と、酸の最適なバランスを見極めるのが難しい品種なんです。深みがある味わいで口内をクリーンにしてくれるので、お刺身との相性が抜群です! (現当主 ブルーナ・ジャコーザ女史)

しっかりとしたボディとシャープな酸が特徴。ミネラル感溢れる、繊細で香り高い白ワイン。


グリフォ・デル・クアルタロ ガヴィ・ディ・ガヴィ

エンリコ・セラフィーノ
4.2 (25件)
ライトボディ
1
フルボディ

エンリコ・セラフィーノは、1878年にピエモンテ州のカナーレ・ダルバに設立された、長い歴史のあるワイナリー。バローロ、バルバレスコ生産地区外ながらもDOCGを名乗れる数少ない生産者の1つです。こちらのガヴィは、コルテーゼ種を使用し造られるピエモンテを代表する白ワイン。爽やかな味わいながらもしっかりとした骨格も備えており、オールシーズン飲みたい仕上がりとなっています。

生産者からのコメント!


「ガヴィ・ディ・ガヴィ」はガヴィ村のガヴィという意味です。ガヴィのワインを生産できる11の村の中でも最高品質と言われているのがガヴィ村で、そのポイントは土壌中の石灰質の多さ。土壌由来の豊富な酸と塩味を思わせるミネラル感が、フルーツ全開のスタイルを引き締め、心地良い飲み口を生み出すのです。魚介料理や貝類はもちろん、野菜やさっぱりとしたお肉料理まで、是非様々な料理と合わせてお愉しみください! (左から、現当主 ニコ・コンタ氏、醸造責任者 パオロ・ジャコーザ氏)

親しみやすさの中に複雑な香りを忍ばせた、個性ある甘口白ワイン。


モスカート・ダスティ

エルヴィオ・コーニョ
4.3 (6件)
ライトボディ
1
フルボディ

世界的なワイン評論家であるロバート・パーカー氏から、「まだあまり知られてはいないが、ピエモンテで最も素晴らしい造り手の1つ」と評される実力派ワイナリー。こちらはモスカート(マスカット)で仕立てるピエモンテの代表的な甘口白ワイン。そのまま飲んでも、デザートと合わせても美味しい、リラックスできる味わいです。

生産者からのコメント!


モスカート・ダスティはピエモンテを代表する甘口ワイン!微発泡で口当たりは優しく、ブドウの風味をしっかりと感じることができます。アルコール度は低めなので、ワイン初心者やお酒が弱い方にもおススメ。フレッシュな果実味に加えて、熟したフルーツやセージ、ローズマリーのような複雑なニュアンスも持った1本です。 (現当主 ヴァルテール・フィッソーレ氏)

おススメのスパークリングワイン1銘柄

ネッビオーロ100%で造られる本格派スパークリングワイン。ジューシーな果実味と香ばしい風味が魅力。


スプマンテ・セグレテ・ヴィーニェ

グイドボーノ
3.8 (18件)
ライトボディ
3
フルボディ

テロワールと品種の個性を忠実に表現する、家族経営のワイナリー。こちらは石灰粘土質のロエロ地区のネッビオーロ100%で造られる、珍しいスパークリングワイン。シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で造られ、30~36ヶ月間酵母と共に熟成。補糖は行わずリリースされます。パンドミやブリオッシュなどの香ばしい香りと、洗練されたジューシーな味わいが魅力です。

生産者からのコメント!


ピエモンテの辛口スパークリングワインと言えばシャルドネとピノ・ノワールで造られる「アルタ・ランガ」が有名ですが、私たちは大切に受け継いできた固有品種にフォーカスすることを重要視しています。泡好きの方はもちろん、バローロ用のブドウの高い酸を備えた房の下半分のブドウを使用して造っているので、バローロが好きな方にも試していただきたいです! (現当主 エンリコ・ファチェンダ氏)

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