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で、どうなった?
ボルドーの逆襲
のその後・・・
(2007年1月22日)


「これではいかん!このままではボルドーは死ぬ」

ということで急遽この流れをくい止めるべく投入された切り札が「マルジョス=1680円」。その後どうなった?

「まずまずですよ。売れてますよ。2310円のときに較べて文字通り桁違いの動きです」

「とはいえイルパルコ、ハイヴァインは強敵。さらにはブルーノ・ラフォンのヴィエイユ・ヴィーニュ=カリニャン・グルナッシュが1680円スクランブルをかけている!
(注:2007年1月22日現在)

「ここから先が課題。マルジョスと同水準のクオリティでこの価格というのは正直言って見つけるのは難しい」

「とにかく今日はマルジョスはまずまずの好感触を得ているという途中経過報告ということで」

「今後の展開をどうするか、さらに作戦会議です。ボルドーワインは美味しいんだから・・・もっといろんな方々に振り向いてもらえるように・・・」


ボルドーの逆襲
そういうことなら・・・
1680円で勝負しましょうか!?

(2006年12月21日)

イルパルコ現象を発端にハイヴァインプティ・シャブリボッテガ、と1000円台の高品質ワインが市場を席巻。残念ながらこの価格帯では「ボルドー出る幕無し」といった状況。

ボルドーの特級シャトー、クオリティは確かに高いが価格も高い。とくにここ1年の高騰ぶりは驚異的。加えてユーロ高により日本市場での小売価格は過去3年の水準の140%から200%にも達する勢いです。

そして1000円台のプティシャトーはほとんど危機的状況といってよく、ニューワールドから産出される同価格帯のワインに完全にクオリティの面で大差をつけられており、存在感はますます薄くなっていくばかりです・・・

「ちょっと残念ですよね。せっかくハイヴァインプティ・シャブリといったフランス勢ががんばっているのに・・・ボルドー不在」

「これではいかん!このままではボルドーは死ぬ」

「この流れに歯止めをかけないと・・」

「何か強力なアイテムを投入しないと」

「キュヴェ・ピエール・リュルトン=マルジョスはどう?エヴァーグリーン・ボックスにたびたび登場するので知名度も十分」

「クオリティは申し分ない。でも価格は2310円。これじゃダメなんだよ」

ハイヴァインプティシャブリなど今売れてる価格帯に合わせましょうよ」


「・・・って、1680円くらいってこと?採算取れないんですけど・・・」

「やるしかないでしょう。ボルドーの逆襲ですよ。2002年の赤と2004年の白、これをスペシャルプライスでいきましょう」

「マルジョスが1680円・・・これは相当な買い得。クオリティはACボルドー中ダントツでナンバーワン。ブルジョワ級だったとしても全然おかしくない。それに白がまた美味い。これは面白くなりそう・・!」

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キュヴェ・ピエール・リュルトン?

シャトー・マルジョッス。でもボルドーの取引では「キュヴェ・ピエール・リュルトン」のほうが名のとおりがいいこのワイン、一体どういったシロモノなんでしょうか?実はこれ、サン・テミリオンの第一特別級A級=シャトー・シュヴァル・ブランの社長を務めるピエール・リュルトン氏がプライヴェートで所有し自らワインメイキングを手がけるスーパーワインなのです!

ワインメーカー出身のピエール・リュルトン氏は90年代から急激にワインのクオリティを向上させましたが、驚いたことに2000年以降さらにそのクオリティを未知の領域にまで引き上げ現在に至ります。いまやシュヴァル・ブランはボルドーでもっとも高価なワインのひとつとなっており、LVMHグループに属するということも手伝ってそのラグジュアリーなイメージに拍車がかかっております。


で、問題はそのピエール・リュルトン氏がプライヴェートでワインを造っているということ。シュヴァル・ブランでの経験とノウハウを存分につぎ込んでいることが容易に想像できます。赤白揃って完全にクラスを超えたクオリティ。味わいは流行のジャム&スイートスタイルではなく、クラシック&リアルボルドーなスタイル。ここまで綺麗に造られたらなかなか文句は出ませんよね。フランス国内はもとより海外マーケットでも人気が急上昇しております。

「最初はこっそり造ってたんだけどバレちゃって」という彼のワインはプリムールで取引されるほどの人気を誇るまでになっています。


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