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ジェラール・ベルトランもピノ・ノワールをリリース。 どうなる、ハイヴァイン!? (6月18日) 約半年ほど、このページの更新ができずにいたところへ、6月に入って新たな動きが。 なんとヴィルマジューを生産するジェラール・ベルトランが南フランス産ピノ・ノワールをリリース。 ハイヴァインの対抗馬となるのか!? 「ついに出た、ジェラール・ベルトランのピノ・ノワール」 「南フランスでも、涼しい高地では美味しいピノ・ノワールができるって証明されたからね」 「僕らは、そのことをラフォンさんのハイヴァインで教えてもらったんだよな」 「イルパルコ(残念ながら、惜しまれつつも完売)やトゥマンスが1000円台ワインとして爆発的に売れているけど、今後は葡萄品種にもこだわりを持って買いに来るお客様が増えるよ。そうなったときに、やっぱりこういったワインが重要だね」 「さて、ジェラール・ベルトランのピノ・ノワールはハイヴァインの対抗馬ってことでいいのかな?」 「南フランスで生産していること、ピノ・ノワールの単一品種で造られていること、そして価格も1000円台半ば・・・この情報だけだと完全にライバルだよね」 「でも実際には、味わいはだいぶ違うと思うな・・・それぞれの方向性があるというか」 「そうそう、『南フランスで造られたピノ・ノワール』っていう共通項はあるんだけど、ラフォンさんとジェラール・ベルトランじゃそれぞれの個性が全く違う」 「なんと言ってもラフォンさんはブルゴーニュの人、だからね。ピノ・ノワールの扱い方にかけては彼にしかない流儀があるよね。南フランスで造っていても最終的にはエレガントさを目指しているような・・・これってブルゴーニュのピノ・ノワールにも通じるものがある」 「ジェラール・ベルトランは代々南フランスでワイナリーを経営してきてるんだもんな。同じ品種でも方向性が違って当然なのかもしれない」 |
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「うん、これって『どっちが美味しい』っていう問題じゃないね。どちらも試してみて、好きなほうを選べばいいんだよ」 「ありがたいことに、どちらも手が出ない価格じゃない。フランス産のピノ・ノワールがこの価格で、こんなに質が高いってことを知ることができる絶好の機会かもしれないな」 「ラフォン派かベルトラン派、それはそれぞれが決めればいい。だけど、どちらにしろ、この味わいはなかなか止められないぞ・・・」 「じゃ、続きは飲みながら、ということで」 こうしてピノ・ノワール談義から南フランス談義、と話はまだまだ続くのでした・・・
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いいか、俺たちはレジスタンスなんだ。 ニューワールドの攻勢に対するね・・ by ブルーノ・ラフォン (12月22日) さて、年の瀬も押し迫った12月22日。そうだ、ブルーノ・ラフォンさんに電話でもしよう。今年もお世話になりました。ハイヴァインもヴィエイユ・ヴィーニュも大人気ですよって・・・ 「ラフォンさん、こんにちは。元気ですか?」 「元気元気。ハイヴァイン売れてるみたいね」 「なんで知ってるの?」 「毎日エノテカのホームページはチェックしてるから。南フランスのワインをちゃんと売ってるかなってね。(・・・イルパルコもほどほどにしといてよ)」 「ハハハ、イルパルコ知ってるんですね。そうだ、今度正式に依頼します。ああいうワインをもっと探してるんです。安い、旨い、ナチュラル、ルックス良しの4拍子揃ったやつ。1000円台で売れるやつね・・・それはそうとハイヴァインに強敵が現れました。というかもともとエライ人気で・・・半年以上前に売り切れてやっとニューヴィンテージが入ってきたんです。モンテスのピノノワール・リミテッドセレクション(チリ産)」 「上等じゃないか。いいか、俺たちはレジスタンスなんだ!ニューワールドの攻勢に対するね。負けるな!盟友ジェラール・ベルトランも一緒だし」 「穏やかじゃありませんね。僕らワイン屋だから・・・フランス産だってアメリカ産だって、なんだって売りますよ。モンテスはいいワインですよ。それにラフォンさん、あなたのワイン、アメリカで大人気じゃないですか。ワインスペクテーター誌でもちょっとしたスターってカンジだったじゃないですか。そうそう同じ号でベルトランも大フューチュアされてた気がする」 「アメリカで売れる分にはいいの。問題は味なんだよ。スタイルなんだよ。ニューワールドのワインにはフィネスがない。テロワールもない」 「でも、けっこうアメリカやチリ、オーストラリアの味ってウケてますよ。いまやどっちかって言うとこういう味が世界の主流でしょ」 「たしかにね、1杯、2杯はいいよ。刺激的でオッと思うだろうね。でも、食事中ずっと飲める?毎日飲める?そういうワインじゃないはずだ。実際ね、このハイヴァインはアメリカ人の友人との会話から生まれたワインなんだ。彼はアメリカ産のピノノワールならいくらでも手に入る。ずっとそれを飲んでたって。でも、疑問を感じ始めたという。自分が、いやみんなが求めているのはいままでのUS産ピノの味じゃないって・・・そこでじゃあ俺に任せてみろってことになったのさ」 「なるほど・・で、アメリカでも大ヒット。でも、あのーちょっとラフォンさん、フランス国内でレジスタンスする分にはいいんですけど、あなたがアメリカへ出て行ったら彼らにとってはあなたが侵略者ですよ!?」 「ワインはフランスのものなんだよ」 「そんな勝手な!」 「でも君たちは違う。フランスワインの味がわかる民族だ。な、一緒に戦おう!レジスタンスとして。イルパルコもJCCのプティ・シャブリもマルジョスも、そして盟友ジェラール・ベルトランのヴィルマジューも、みんながんばってるじゃないか」 「別に戦わなくてもいいんです。とにかくハイヴァインは美味しくて、リピートオーダーも来てますから安心してください!でもモンテスのピノノワールは要注意ですよ。かつてワイン王国のブラインドテイスティング企画で★★★★(4ッ星)を獲得したことのある実力派。ワインライターの柳さん知ってるでしょ?あの人もなんかの本でプライヴェートでも飲むワインとしてオススメしてましたから・・」 連鎖反応!? ボッテガ、イルパルコ、ハイヴァイン (12月16日) さて、再入荷分のイルパルコが解禁!となり「予想外売れ」を記録中。日々お客様から頂戴するオーダーを眺めていてふとスタッフが気づいた。 - ハイヴァイン - イルパルコ - ボッテガ 「なんだかこの3本、勝手に売れてます。そしも連動しながら売れているような・・・」 「あぁ、そうね。イルパルコとボッテガ、ボッテガとハイヴァイン、 ハイヴァインとイルパルコ、というように、なぜかこの3本、共振しながら売れてる」 「共通項は1000円台のワインってこと?」 「でも同じ価格帯のワインなら他にもたくさんあるのに。そもそもウチの1000円台ワインって、ヨソの同価格帯モノよりかなりクオリティ高いですヨねぇ。たしかにこれら3本、1000円台のワインにしては確かに美味いのは分かりますが・・・」 「イタリア産、フランス産というのが大きいのでは?」 「そうね。ハイヴァインの場合フランス産ピノノワールでこの価格、というのは他にはないわね」 「でもなんでイルパルコと一緒に買うの?」 「ボッテガだって急に売れ出したけど・・」 「こっちはイルパルコ=イタリアつながりだな」 「単に美味しいからだよ。どっかでクチコミになってんだよ」 「なんかイルパルコ現象が拡大してる・・・」 「とにかく安いから、だけじゃないことは確か」 「これをちゃんと解明すれば・・・」 「明日のマーケットが読める!」 「!って・・あのね、そんなの小売の基本でしょ」
反則スレスレ!? だってフランス産ピノノワールが1575円ですよ。 (12月1日) ピノノワールをもっと身近に楽しんでほしい・・・ブルーノ・ラフォン氏はそんな思いからなんと南フランスの地でピノノワールのワインを造りはじめました。しかし、コント・ラフォンでヴォルネイ・サントノ(あの名品!)を仕立てていたとはいえ、なんといってもボーヌとラングドックじゃ気候も土壌も違う。さて、結果は・・・デリシャス。ナイス!ラフォンさん。これでフランス産ピノノワールが毎日飲めますね。 それにしてもこのワイン、大変な物議をかもしている。ナゼかって? 「衝撃的ですね。コント・ラフォンでワインを造っていた本人が南フランスでピノノワールを造り始めた・・・」 「そうそう、兄貴(ドミニク・ラフォン)と一緒に造ってたというのは有名な話だけど、よくよく話を聞くと一時期は兄貴は完全にドメーヌを離れていてブルーノさんとお父さんとでコント・ラフォンの赤白を造ってたって」 「コント・ラフォンって完全に白ワインのイメージだけど実はヴォルネイ・サントノ(赤)もけっこう美味いんだよね」 「そのブルーノ・ラフォンが南フランスでピノノワール、ですか」 「それだけでも話題性十分なのに価格が1575円!?これはモメるよね。反則ワザですよ」 「誰と?」 「誰とって、そりゃあブルゴーニュ人とニューワールド人。それとそれを売ってる人。モメるっていうのは、たとえばの話で、完全にこのマーケットに殴りこみをかけてるね、ってこと」 「ニューワールドワインと闘うレジスタンス、というのが彼のポジションですからね」 「ブルゴーニュじゃ1575円はACブルゴーニュでさえほとんど無理、チリ産やアメリカ産ならクオリティに目をつぶればあるかもしれないけど・・・あ、ゴメン、モンテスのピノノワールは別。あれは美味い」 「あのね、悪徳ワイン販売業者ならクオリティに目をつぶるでしょうが、日本のワイン飲みでピノノワールが好きといいつつクオリティに目をつぶるヒトはいませんから(笑)」 「とにかくフツーに美味しいワインを、それもピノノワールを飲みたいっていう方々にはこれが嬉しい」 「でもね、売り方難しいかもよ。南仏のピノノワールって濃くて荒っぽくて酸がない、とまずみんな思うよね。チリやアメリカと変らないじゃん、って。これは違うんだってことをよくよく伝えないと」 「そう、だからこそこのワインは価値があるってことをね」 「確かに葡萄は完熟してる。物足りなさはない。そして驚くべきはこのピノノワール特有のサラリ感とか品のあるアロマ、酸度もちゃんとあって・・・」 「どこからどうみてもフランス産。南米やオーストラリア産とは間違えようがない」 「ACブルゴーニュだって三千円以上出さないとまともなものが買えない時代」 「それにしてもこのラベルは!?」 「彼一流のユーモアでしょ」 「特にアメリカのマーケットを意識してるらしい。まずこのパッケージで釣っておいて・・・」 「オッ、これはアメリカ産のピノノワールとちょっと違うな。でも美味しいじゃないか」 「というなかなかベタな作戦」 「とにかく俺たちも驚いた!こんなに素直な味わいのピノノワールだなんて」
ドメーヌ・マゼランとは? ムルソーの巨人、ドメーヌ・デ・コント・ラフォン。兄ドミニク・ラフォンとともにブルーノ・ラフォンは世界中のワインラヴァーが血眼になって探し求めるトップクオリティのヴィンテージの数々を造っていました。彼らのワインには世界中から注文が殺到し、評価は上がる一方ですが、これ以上ワインを増産することはできない(・・・ブルゴーニュでは畑の面積を増やすことも、収穫量を上げることもできないのです)。 そこでラフォン家は新天地を求め、畑探しの旅に出ることを決意。マゼランのごとく旅立ったのがブルーノ・ラフォンでした。フランス中を歩き回り、彼が遂に辿り着いた場所、それが南フランスでした。
彼はテロワールの個性を尊重し畑ごとにワインを仕立てるブルゴーニュ式のワイン造りをこの地に持ち込みました。奇しくも同時期にこの地で起きていた若手生産者たちによるクオリティ志向のムーヴメントと呼応・共鳴しあいながら彼はグルナッシュ・ブランやアルタといった作品を次々とリリースしていきます。彼のワインを真っ先に見つけ出したのは我々エノテカですが、程なくしてアメリカで人気に火がつきます。ワインスペクテーター誌も彼の特集ページを組み、高得点で評価。
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